アイデアは考えるな。 の商品レビュー
自分よりも、若い世代の社員に読んでもらいたい本でした。 タイトルから想像していた、本の内容と実際の中身は よい意味で、違っています。 自分をどのように成長させていくか。 どうせ仕事をするなら、楽しんで仕事しよう!! 就活している学生さんにも参考になる本のひとつではないかと思...
自分よりも、若い世代の社員に読んでもらいたい本でした。 タイトルから想像していた、本の内容と実際の中身は よい意味で、違っています。 自分をどのように成長させていくか。 どうせ仕事をするなら、楽しんで仕事しよう!! 就活している学生さんにも参考になる本のひとつではないかと思いました。
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アイデアの生み出し方を説明する本かと思ったが、核心にあるのは『人生楽しもう精神』の推奨。仕事もプライベートも、いま自分が置かれた状況の中で最大限楽しむ、あるいはそうなるように工夫するよう主張する。 無理難題な業務命令を快く引き受け、知人の少ない飲み会にも出席。自分で作る“壁”を...
アイデアの生み出し方を説明する本かと思ったが、核心にあるのは『人生楽しもう精神』の推奨。仕事もプライベートも、いま自分が置かれた状況の中で最大限楽しむ、あるいはそうなるように工夫するよう主張する。 無理難題な業務命令を快く引き受け、知人の少ない飲み会にも出席。自分で作る“壁”を取り払い、積極的に行動することが人生に推進力を与える。『ちょっと面倒だな』と思ったときの返事は「Yes」。まず乗っかかってみることが成長の秘訣という。 面白い発想も多様な経験が源。「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」。多くのことを体験するほど組み合わせる材料が増える。 アイデアを出す具体的なプロセスは ① 目的と制約条件を設定する ② データを収集する ③ いろいろ組み合わせる ④ アイデアを吟味して実行する ポイントは制約の設定と締め切りの厳守。「何でも自由」と言われると、逆に人は無言になってしまうので、予め「満員電車を楽しむ方法」などという目的を設定。また、締め切りは1カ月後よりも、1週間後。1週間後よりも3日後におくよう推奨。ダラダラしても時間が過ぎるだけ。区切りを付けてやることで集中力も増す。同様に、出すアイデア数は1個よりも100個、というように高めのハードルを設けるようアドバイスする。 「ピカソは生涯2万点以上の絵をかいた。 バッハは少なくとも週に1回は作曲していた。 トーマス・エジソンの死後、アイデアメモがぎっしりかかれた3500冊あまりのノートが発見された。」「実は、アイデアをたくさん出そうとするからこそ、すごいアイデアが出てくるのだともいえます」 量を出すことで質を高める。本書で紹介するⅠ結果逆算法ⅡマンダラチャートⅢアイデアの公式Ⅳブレインストーミングなどを用いて、ワイワイガヤガヤと楽しみながら頭を捻ることでキラリと光るアイデアが出てくる可能性が高まるという。 「僕は、哲学者アラン・ワッツの言うように、『仕事と遊びを区別してはいけない。それから、仕事と遊びを区別してはいけないということを、一瞬たりとも深刻に考えてはいけない』ということが大切だと思っています」 著者は、こういった気概を持つ「面白がり屋」が増えることで、「きっと、すばらしい世界になる」と期待する。テクニック論にとどまらない、人生論のような本書。共感。楽しめる人生になるように、一生懸命張り切ろうと誓った。
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ただのアイデア発想法の本に留まらず、です。 ・アイデアが人をポジティブさせる ・ポジティブになると人生や仕事が楽しくなる ・人生や仕事を楽しく過ごすと、人脈も広がる などなど。 アイデアを出すツールもたくさん紹介されており、 1人で練習できる内容が書かれていますが、 この本から...
ただのアイデア発想法の本に留まらず、です。 ・アイデアが人をポジティブさせる ・ポジティブになると人生や仕事が楽しくなる ・人生や仕事を楽しく過ごすと、人脈も広がる などなど。 アイデアを出すツールもたくさん紹介されており、 1人で練習できる内容が書かれていますが、 この本から学べることは、それだけではありませんでした。 自己啓発本としても、アイデア発想法本としても、 私の中で最もしっくりくる、感銘を受けるものとなりました。
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面白法人カヤック代表の柳澤さんの本。 1~2時間で読める。 いいアイデアを出そうとしても思い浮かばないことが多々ある。「いいアイデア」を出そうとすると、出せない。 大切なことは「1つのいいアイデアより、くだらなく見えるアイデアを100出すこと」 会議におけるブレインストーミ...
面白法人カヤック代表の柳澤さんの本。 1~2時間で読める。 いいアイデアを出そうとしても思い浮かばないことが多々ある。「いいアイデア」を出そうとすると、出せない。 大切なことは「1つのいいアイデアより、くだらなく見えるアイデアを100出すこと」 会議におけるブレインストーミング、とにかく人の話に「乗っかっていくこと」、素直さの大切さを教えてくれた一冊。 とにかくアウトプットし続ければ、楽しくなる、とのこと。 そのほかにも、いろんな学びがありました。(下記clips参照) ~clips~ ・自分の体に自信がないときは判断が鈍る→体力づくり・体調管理の重要性 ・アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない ・素直さの大切さ→とりあえず人の意見に「乗っかる」ということ! ・面白い仕事を選ぶ以上に、目の前にある仕事をいかに面白く捉えて働くことができるか ・「神様にフェイントをかけてみる」→予定調和を崩すような行動をしてみる。(例)乗る予定だった逆側の電車に乗ってみる。そっからどう面白くできるか考える。 ・自分が特別でない、と知ることもポジティブになれる秘訣 ・どうせ人生はロングマラソン。無理やり社会人になるよりも、自分には何が足りないかじっくり考えたほうがいいかも? ・時間は有限であると常に意識して動く→締め切りを設定する ・自分に負荷をかけることはとても大切。しかし、自分のキャパシティと比べてどれくらいの負荷がある仕事を選べばいいかを判断する。炎上したら意味がない。 ・まじめくさった人は大したアイデアを持っていない。アイデアいっぱいの人は決して深刻にならない(ポール・ヴァレリー) ・ありえない組み合わせをいかにつくるか ・縛りが発想を面白くする →目的と制約条件を設定 →データ収集 →いろいろ組み合わせる →アイデアを吟味して実行する ・締め切りとは人間の力を目一杯引き出す装置 ・量があるから質がある ・ある分野を深めたかったら、まずはその分野の本を10冊以上読む ・そもそも論にこだわる ・マンダラチャート triz理論 ・「そうです、僕は一人では何もできないのです」 ・数字の目標をたてる、そして数字に負けないこと→ここでは、必ずしも数字を達成することを負けない、とはしていない。数字設定はあくまで、モチベーションを引き上げる装置。 ・人間は常に矛盾を抱えている。だからいつも逆説を連想する ・転職をする前に。自分は上司の人から他に紹介してもらえるほどの存在になっているだろうか? ・人の評価は本当にいい加減。結局、印象が多くを占めている。 ・楽しい仕事に就いていることより、楽しそうに仕事をすることが大切。楽しく働くほど成長する。
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自分普段がやってることと一緒やった!どーせやるなら楽しく、適当という字は適度に当たっているっつーことよ!
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アイデアは質よりもまず数量を出さないといけない。この数を出すためには、『仕組み』と『心構え(環境)』が重要であることがわかります。 また、楽しみながら〜というポイントもあること。
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カヤックさんで行われているブレーンストーミングの事例紹介が興味深かったです。 あと柳澤さんの他の著書も拝見しましたが、身近で簡単な例え話を用いてくれているので、非常に分かりやすいです。
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アイデアに限らず,何かに行き詰まりを感じてる人にお勧め. 気が進まなくともとにかく乗っかること,それを楽しむことが主旨にも感じられた.
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アイデアを出せないという悩みを持つ人の共通点は、「すごいアイデア」を出そうとしてしまっていること 「すごいアイデア」を出している人は、その何倍も「すごくないアイデア」を出している たくさんアイデアを出すことで、気持ちがどんどん前向きになっていく ①とにかく乗っかる ②自分からア...
アイデアを出せないという悩みを持つ人の共通点は、「すごいアイデア」を出そうとしてしまっていること 「すごいアイデア」を出している人は、その何倍も「すごくないアイデア」を出している たくさんアイデアを出すことで、気持ちがどんどん前向きになっていく ①とにかく乗っかる ②自分からアイデアをたくさん出す ③楽しいと周囲に伝える 自分フィルターを外す まずは、いま目の前にある仕事を「人ごと」にせず、「自分ごと」として取り組まなければならない 人に話を聞いて、やってみるのは40人に3人 1時間に100個出すと決める 人々はある考え方を公言するようになると、それまではそうした考えを持っていなくても、その考え方に従って行動する傾向が際立って強くなる。つまり、自分が楽しいと宣言することによって、自己暗示がかかる 神様にフェイントをかける 意味がないからこそエクセサイズとして最適 「いつまでに終わる」と感じて苦しい時期を乗り越えることは、予定通り終わらなかったときのダメージを考えると、必ずしもいいことではない。いまその瞬間を楽しむ努力をすることが重要 やりたいことを探すよりも、自分ができることを楽しんでやることの方がよっぽど重要 「いろんな仕事の依頼を受けるが、最初の打合せの1時間でいいアイデアが生まれるかどうかを仕事を引き受けるかどうかの判断基準にする」バスキュール朴正義 成功するかどうか分からない、不確実な状況に直面したときに、不安な気持ちを乗り越えてチャレンジし、それが成功するといった体験が一度でもあると、不確実な状況下でチャレンジするという脳のルートが強化され、そのような行動が苦労しなくても無意識のうちにとれるようになる。一方、不確実な状況を前にして、尻込みしてチャレンジすることを避けてしまって、それで済んでしまったということがあると、次に似たような状況が訪れたときに、ふたたび挑戦を回避してしまう傾向が強められてしまう(「脳整理法」茂木健一郎) 自分のキャパを超えたときの対処法 1. まず、自分の置かれた状況を客観的に認め、自覚する 2. 仮に全部落としたところで自分の命まで取られるわけじゃない、それで死ぬわけじゃないと自分をプレッシャーから解放してあげる 3. 最悪の事態が起きたところで大丈夫と思考が前向きになったところで、一気に形勢を逆転する度に「イケルイケル」と連呼する 4. このころになると冷静さを取り戻している。そうすれば、どのタスクのプライオリティが高いのか、最も落としてはいけないものはどれか、など客観的に判断できるようになる 5. 重要度の高いタスクからこなしていく 課題を与えられたとき、人は唯一の正解を探そうとする。10個アイデアを出してくださいの方が出やすい アイデアをたくさん出そうとするからこそ、すごいアイデアが出てくる アイデアを出すプロセス ① 目的と制約条件を設定する ② データを収集する ③ いろいろ組み合わせる(アイデアを出す) 組み合わせは機械的に見つかる アイデアのある人というのは、ものの見方や既存のアイデアを組み合わせる方法をある程度パターン化して、頭の中で公式のように繰り返し使っている 出たアイデアが実現可能かどうか、良いアイデアかどうかなどは、このタイミングでは吟味しない ④ アイデアを吟味して実行する 役立つ発想法 ・結果逆算法 オチをイメージ化して逆算する 「満員電車を楽しくするためのアイデア」→「その車両に乗った瞬間に自分がニヤニヤしてしまうイメージ」から逆算 ・マンダラチャート 3×3のマス目を埋める Lonely idea (ブッコミ11) ・アイデアの公式 TRIZ理論 智慧カード(40種 石井力重) 一部を変えよ、逆にせよ、良くない状況から何かを引き出し利用せよ... コツ 「そもそも、何でだっけ?」とテーマや物事について問いかける 「そもそも論」をつきつめていくと、テーマの根本的な問題がわかってくる クリエイティブとは「贈与」 人脈を作るには、「この人と知り合いになると、何か得しそうだぞ」と思わせること 組織に「与える」ものが多い人間になれば、周囲が認めてくれる 目標を立てるときは頭の中で映像化することが大切 「◯◯になりました。ありがとう」とすでに実現したものとしてフライング気味に感謝の言葉も付け加える。すると、脳が勘違いして本当にありがとうと言いたくなる状況にしてくれる 数字に負けてはならない
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会社名を「面白法人」てつけてしまうなんて、自らハードル上げとんな〜っていつも思ってました。しかし、本書にはこの会社名にした理由が書かれており、自分たちがとびっきり面白そうに仕事をしてればええじゃないか〜と覚悟してこの会社名にしたんだそう。 自己啓発的なビジネス書は表向きポジティ...
会社名を「面白法人」てつけてしまうなんて、自らハードル上げとんな〜っていつも思ってました。しかし、本書にはこの会社名にした理由が書かれており、自分たちがとびっきり面白そうに仕事をしてればええじゃないか〜と覚悟してこの会社名にしたんだそう。 自己啓発的なビジネス書は表向きポジティブに書かれているけど、どこか胡散臭く強制的な感じがして、全然共感できない性分でしたが、この本には、四角い頭を丸くするじゃないけど、こうしなければいけないとい固定観念をすっと解き放ってくれるものがありました。 この本の内容は、仕事だけでなく、生活、友人関係、家族関係どんな事にもあてはめることができるのではないかと思います。クリエイティブな仕事でなくとも、さらっと読めるのでどんな人でも読んでみる価値ある良書ではないかと思います。 何事も面白いのがいいよね。「面白がり屋」目指そうと思います! あと、カバーを取ったら表紙が黒に銅色の文字の装丁もカッコいい。
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