ザ・クリスタルボール の商品レビュー
ト、2011.01.24-26 チェンジ・ザ・ルールと同じような内容 在庫管理をいかにするか? 店舗、地域倉庫、中央倉庫、サプライヤーからパートナー そして、フランチャイズ化、最後に仕組みを売る!
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本書の帯にもある「売れ残るリスクを取るか」「売り逃すリスクを取るか」 小売業の永遠の課題である在庫というテーマに対して、 倉庫が使えなくなったボカ店店長ポールの視点から、 小説風にその解決策を示唆している本。 大変読みやすく、内容も理解しやすい。 かなり、小売業に偏った内容...
本書の帯にもある「売れ残るリスクを取るか」「売り逃すリスクを取るか」 小売業の永遠の課題である在庫というテーマに対して、 倉庫が使えなくなったボカ店店長ポールの視点から、 小説風にその解決策を示唆している本。 大変読みやすく、内容も理解しやすい。 かなり、小売業に偏った内容であり、 メーカー視点で読んだ自分としては、 腹落ちしない・納得できない個所も大変多い。 それは、過度の延期化はメーカーの不可にしかならないためだ。 本書ではメーカー・小売ともwin-winとなるように書かれているが、 本当にそうであろうか?という疑問は付きまとう。 しかし、部分最適から、全体最適を実現するという点は大いに同意。 わかっていてもなかなかできるものではない。 ロジスティクスの在り方について、色々と考えさせられる内容であり、 自身は未読である「ザ・ゴール」についても読みたい気にさせられる本。 例が日本企業で、登場人物が日本人だったら、もっと良かった。
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本筋については以下と考える ・末端の売上予測はあてにならないが、地域、会社など、単位がおおくなれば成るほど予測は正確になる。よって在庫予測も成るべき上流で行うべきである。 ・倉庫を持つことで、仕入と店舗の在庫は切り離される。で、店の在庫は少なめとし、売れた分を補充すればよい。 そ...
本筋については以下と考える ・末端の売上予測はあてにならないが、地域、会社など、単位がおおくなれば成るほど予測は正確になる。よって在庫予測も成るべき上流で行うべきである。 ・倉庫を持つことで、仕入と店舗の在庫は切り離される。で、店の在庫は少なめとし、売れた分を補充すればよい。 そんな感じですか。 その他で気になったところ。 ・ヘンリーがキャロラインに向かっていうところ。「社長にとって肝に銘じておくことは、しっかりとした戦略を立てること。何か一つ機会があったからといって、それを後追いする形で戦略の方向性は決めてはいけない。どんなによさそうな機会でもまたやってくると思っておくこと」 ・ポール、ロジャー、キャロラインが他店店長向けのプレゼン資料を作成するところ。反対派を説得するには、まずなぜ反対なのかを理解すること。そしてそれがなぜなのかを考えてもらうこと。」
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はじめは在庫削減やなにやらキャッシュフローなど、難しい内容で、最後まで理解できないかも・・・と心配だったが、途中からコンビニのアルバイトの発注を少し想像しながら考えたらわかりやすくなった。 私はこのような部分の仕事を現在している訳ではないが、 とてもこれからに参考になると思った...
はじめは在庫削減やなにやらキャッシュフローなど、難しい内容で、最後まで理解できないかも・・・と心配だったが、途中からコンビニのアルバイトの発注を少し想像しながら考えたらわかりやすくなった。 私はこのような部分の仕事を現在している訳ではないが、 とてもこれからに参考になると思った。 キャロラインの仕入れ交渉術、話術、気の強さがすごいと思った。 相手の考えていることの先をよんで、進めている。 無理な条件をわざと高く言って、チャンスを探して一気にたたみかけているのはすごいなぁと思った。
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※TOCは流通業の在庫管理にも使える ・店舗で売れる予測量を常に管理しておく。 ・在庫の補充を短周期で行い、過剰な在庫を店舗に残さない。 ・過剰な在庫を減らした分だけ、新しいSKUを増やす。 ・スループット×日数 →0(納期通りの出荷) ・在庫×日数 →最小化
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職種がら本書よりもクリティカルチェーンの方が面白かった。 本書の内容は、クリティカルチェーンで提唱していた?バッファの概念を商品の在庫管理に応用した話でしょうか。 クリティカルチェーンでは、なぜスケジュールどおりにプロジェクトは進まないのかという問題の解決策として、各担当者の...
職種がら本書よりもクリティカルチェーンの方が面白かった。 本書の内容は、クリティカルチェーンで提唱していた?バッファの概念を商品の在庫管理に応用した話でしょうか。 クリティカルチェーンでは、なぜスケジュールどおりにプロジェクトは進まないのかという問題の解決策として、各担当者のスケジュール見積もりを信じず、変わりにプロジェクト全体のスケジュールバッファを1つ設ける方法を提案していた(と、記憶している)。 そうすることで、ある担当者のスケジュールの遅延によるプロジェクト全体の遅延、逆にある担当タスクの予想外の早期終了により発生する待ち時間、といった双方のリスクを減らした。 それを在庫管理に適用すると、 各店舗ごとの販売予測は信用せず在庫はもたせず、かわりに地域倉庫という地域全体倉庫に在庫を一元化することにする。 そうすることで、品切れと在庫の双方のリスクを減らせる。
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テキスタイルの小売チェーン店の在庫削減に向けたストーリー。 自分にとっては一番身近に感じる設定環境だった。これまでの作品の小売版ということで、過去読んできたことをたどればゴールは見えてくる。ただ理論はわかっても全社に理解させて、実行に移す作業そのものが次なる課題だ。TOCを社内共...
テキスタイルの小売チェーン店の在庫削減に向けたストーリー。 自分にとっては一番身近に感じる設定環境だった。これまでの作品の小売版ということで、過去読んできたことをたどればゴールは見えてくる。ただ理論はわかっても全社に理解させて、実行に移す作業そのものが次なる課題だ。TOCを社内共有することでブレークスルーを成し遂げたいものだ。
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小説仕立てでTOC理論を展開した閉鎖通告を受けた工場復活物語「ザ・ゴール」の著者、エリヤフ・ゴールドラット博士による書籍。 本作は製造業ではなく、小売業について書かれたものである。 在庫管理や配送の仕組み、取引先との交渉etc、小売業の効率化を図ることができる知見が書かれてある...
小説仕立てでTOC理論を展開した閉鎖通告を受けた工場復活物語「ザ・ゴール」の著者、エリヤフ・ゴールドラット博士による書籍。 本作は製造業ではなく、小売業について書かれたものである。 在庫管理や配送の仕組み、取引先との交渉etc、小売業の効率化を図ることができる知見が書かれてある。 ザ・ゴール同様、家族愛など本来の内容とは関係ない部分の記述も多いが、読み易く取っつき易いとはいえそうだ。
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ゴールドラット博士本の第6段。前作の「ザ・チョイス」の中で例示的に議論されていた小売業へのTOCの適用について議論されていたが、前作の主題は思考哲学であった。そこで、本作では小売業への応用について具体的に記述している。このシリーズもそろそろ打ち止めだろうか?
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ストーリーである事の価値を再確認させられる。 小売、在庫を持つビジネスのコスト削減と仕入先との関係構築を教えてくれる。 合わせて組織変革の手順でもある良書。
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