百姓貴族(1) の商品レビュー
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七年間北海道で酪農をしていた著者がその大変さをユーモア満載で語った作品。 アニメを観て面白さに衝撃を受け漫画にも手を出してしまった。 やっぱり面白い。 次巻も買おうかな。 年中無休で臭さや汚さに耐えながらの牛の世話。 時に野生動物や自然災害の被害に遭ったり、長年育てた牛との別れがあったり…強靭な肉体と精神がなければできない仕事だと痛感した。 ここで読むだけではわからないもっと大変な出来事もたくさんあるだろうに、面白可笑しく書けてしまうのが尊敬。 酪農に興味を持つきっかけになった。
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#21奈良県立図書情報館ビブリオバトル「みのる」で紹介された本です。チャンプ本。 2012.10.20 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-867.html?sp
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牛の気持ちがわかる。出産を知らせる鳴き声がすると深夜でも目が覚めて駆けつける。ライフスタイルが異なるので、宗教事情も本州とはちょっと違うようだ。酪農と植物栽培を関連させるのが本来の「農家」で、日本では農地が広い北海道にしかないかもしれない。/「日本の国産食糧は北海道で持ってる」...
牛の気持ちがわかる。出産を知らせる鳴き声がすると深夜でも目が覚めて駆けつける。ライフスタイルが異なるので、宗教事情も本州とはちょっと違うようだ。酪農と植物栽培を関連させるのが本来の「農家」で、日本では農地が広い北海道にしかないかもしれない。/「日本の国産食糧は北海道で持ってる」のは本当だが、石油供給があってのこと。戦前はコメは自給するほどの量はできなかった。/プロレタリアート≒サラリーマンは「百姓」が農地を喪失し使役側に支配される単能に堕落した形態で;漫画家という自営業は当たり外れが激しく農業よりも漁業に近い。独自の視点で普遍的な生活体験を描き共感を呼べばボナンザ可能
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農業のこと、何も知らずに育ったもんで、本当に面白く読みました。ゲラゲラ笑いつつ、真面目にもなりながら、農業のリアルを知ることができました。 ヴィーガンの考え方を知って、なるほどなぁと思ったこともあるんですが、動物にしろ植物にしろ、他の命をいただいて私は今日も生きています。 植物...
農業のこと、何も知らずに育ったもんで、本当に面白く読みました。ゲラゲラ笑いつつ、真面目にもなりながら、農業のリアルを知ることができました。 ヴィーガンの考え方を知って、なるほどなぁと思ったこともあるんですが、動物にしろ植物にしろ、他の命をいただいて私は今日も生きています。 植物だけを食べるにしたって、それはいろんな虫や動物や水や土がバランスよくあるからできるわけで、何を食べるにしろ私はやっぱり他の命を犠牲にして、生きながらえている。 だから、ちゃんと感謝して、必要な分だけを食べる。できるだけ捨てないで。 そしてお肉も魚も乳製品も卵も美味しくいただきます。食べさせてください。農家さんありがとう! 昨今の物価高、家計は苦しいけれど、余裕のあるときは地産地消と飼育環境にこだわった食材を買ってみたりして、できることはやりたいな、なんて思ったりしながら、 ゲラゲラ笑って読みました。ねぇ、お父さんすごすぎ!面白すぎ笑
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作者は元酪農・農業家でその立場からのエッセイコミック。 牛乳が余るから生産調整しろと減らすと今度はバターを作る牛乳が少ないから増産しろなど、政府の生産者側への風当たりは風見鶏。 でも、農家は食べ物を作るという仕事への誇りは高く持っている。 生き物や自然相手の職業である酪農、農業。...
作者は元酪農・農業家でその立場からのエッセイコミック。 牛乳が余るから生産調整しろと減らすと今度はバターを作る牛乳が少ないから増産しろなど、政府の生産者側への風当たりは風見鶏。 でも、農家は食べ物を作るという仕事への誇りは高く持っている。 生き物や自然相手の職業である酪農、農業。 こんなにも努力の末に生産してもらっているのに消費者の私たちは安易に食べ、捨てたりしてしまっていることへとても申し訳なく思った。 魚肉は命をいただいているのですよね、もっと大切に食べなければと改めて思いなおした。 こういった普通の農家さんたちが日本の食を支えてくれている。ありがとう。 満足度★★★★
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農業のことを全く知らない自分からしたら、未知の世界すぎて、とてもおもしろい!農業の人は四六時中働きづめで大変じゃないんかな?とめちくちちゃ疑問になる。毎日働いてくれてるから、私たちも食べ飲みできるんやと感謝。ちっさい頃から手伝わされ、働き、ほとんど野菜肉は物々交換でなりたつ北海道に生まれてみたかった。と少し思う。今からそんな生活できひんやろうけど、、
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牛乳廃棄とバター不足。政府の無策か。翻弄される農家。農業を辞める人が後を絶たず、農地が廃棄されている。武器揃えても、食料を防衛しないと駄目でしょう。
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おもしろすぎる 北海道農家の実態(?)がおもしろすぎて、たしかに不良とか出なささうだわと思った。だって自給自足だよほぼ。こんな生活してたら生半可な都会人よりメンタルお化けになるわな。ギャグセンスも光ってるし、なによりかういふ育ちだからか、動物がうまーくデフォルメされてます。エッ...
おもしろすぎる 北海道農家の実態(?)がおもしろすぎて、たしかに不良とか出なささうだわと思った。だって自給自足だよほぼ。こんな生活してたら生半可な都会人よりメンタルお化けになるわな。ギャグセンスも光ってるし、なによりかういふ育ちだからか、動物がうまーくデフォルメされてます。エッセーマンガ、うまいです。
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北海道で農業に勤しむ最強の家族。その一角を担う、漫画家・荒川弘の農家エッセイ。以前誰かがどこかで言っていた。荒川弘は母親を地で行っている、と。まさにそれ。幼少期から武闘派だ。プロ農民の乳搾りwwwまた、随所で銀匙のシーンを思い出す。駒場牧場の牛も泣いてのかな~とか。15巻の、命名「札幌ラーメン別府サンクトペテルブルク店」とかね(笑)あ~~面白い!!!
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なんとなく農業やってる人から見ると、荒川先生の北海道農耕は長野他のお百姓と違ふなぁとか なんとなく思った。
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