異業種競争戦略 の商品レビュー
音楽業界や、カメラ業界、旅行業界、銀行業界、雑誌業界、などを例にとって、異業種間の競争戦略についてまとめた本です。日本経済の成熟化と情報通信技術の発達により、異業種が闘う新しいl競争環境が数多く生まれているということです。 中身はコンサルタントらしく、分析の切り口の使い方が典...
音楽業界や、カメラ業界、旅行業界、銀行業界、雑誌業界、などを例にとって、異業種間の競争戦略についてまとめた本です。日本経済の成熟化と情報通信技術の発達により、異業種が闘う新しいl競争環境が数多く生まれているということです。 中身はコンサルタントらしく、分析の切り口の使い方が典型的です。 ・戦略を考える5つの切り口: 省略、束ねる、置き換え、選択肢の広がり、追加、 ・ビジネスモデルの3要素: 顧客に提供する価値、儲けの仕組み、競争優位の持続、 ・設ける仕組みの4類型: トールゲート、イネーブラー、ブロックプレイ、エンラージメント、 などなど。 参考文献が少なく有名どころばかりなのが気にかかりますが、初~中級者向けというところでしょうか。読み物としては、さらっと読めます。
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■概要 最近読んだ本の1冊です。 レビューはまた改めて。 ■仕事に役立つ点 <あし> ■概要 元ボストンコンサルティング日本代表が記した、競争戦略に関する書籍。 近年業界の枠組みを超えた”異業種格闘技”が激しさを増すなか、従来のバリューチェーンに留まらず、周辺事業を含...
■概要 最近読んだ本の1冊です。 レビューはまた改めて。 ■仕事に役立つ点 <あし> ■概要 元ボストンコンサルティング日本代表が記した、競争戦略に関する書籍。 近年業界の枠組みを超えた”異業種格闘技”が激しさを増すなか、従来のバリューチェーンに留まらず、周辺事業を含めた「事業連鎖」で読み解くことで、構造を解明し、来るべき競争に備える方法を具体的に示している。モデルが平易で理解しやすく、事例豊富で納得感がある。 ■仕事に活かせる点 帯はずばり、「あなたの事業に明日はあるか?」。既存事業に胡坐をかいていて、気がつけばお客様は競合(というより他の周辺事業)に奪われていることもめずらしくない昨今。競合は何を考えているのか。自社は何を志向し得るのか。答えはないが、考える糸口を得ることができた。 (千) ・・・・・・・・・ ■仕事に活かせる点 バリューチェンだけでなく、事業連鎖で見るという点は、なるほどな、と思いました。 マーケットというのは、どのように自社の商品、サービスを捉えるかということにかかっているというのは、従来のマーケティングの考え方ですが、顧客の視点から事業の連鎖を捉え、その中で業界の変化や競合企業を考える、という視点は新鮮でした。 レコード針メーカーの例や、フィルムメーカーの例(イラスト)は参考になるので一度見てみてください。 非常にわかり易く整理されています。 将来の顧客は誰か?将来の競合は誰か?そんなことを考える切欠になりますね。 (はっせー)
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現在の【競争】をどのように分析すればいいのかが爽快にかかれている。 ・事業連鎖(バリューチェーンの拡大版) ・ビジネスモデル(どのような価値を提供しているかが重要) の二つを抑えることで、どこで、誰が、どんな価値を 奪い合っているのかを理解することができます。 かなりの名著...
現在の【競争】をどのように分析すればいいのかが爽快にかかれている。 ・事業連鎖(バリューチェーンの拡大版) ・ビジネスモデル(どのような価値を提供しているかが重要) の二つを抑えることで、どこで、誰が、どんな価値を 奪い合っているのかを理解することができます。 かなりの名著です。
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