ヤッさん の商品レビュー
16年7月からテレビ東京系でドラマ化。伊原剛志と柄本佑のコンビ。と云うので、読んでみる。発想はとても面白いし、登場人物に魅力を感じた。ただ、文章がちとしつこいかなあ。少し読んでて疲れた。でも、いい話なので、シリーズで出てるし、次も読んでみよう。
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大学卒業後、就職した会社を辞め、転職もできないままホームレスになったタカオは、同じくホームレスのヤッさんに拾われる。タカオは、独自のホームレス哲学を持ち、銀座界隈を料理人と仲買人の橋渡しをし、絶大な信頼を寄せられているヤッさんに弟子入り。ヤッさんのズバ抜けた知恵と体力と人脈で、様...
大学卒業後、就職した会社を辞め、転職もできないままホームレスになったタカオは、同じくホームレスのヤッさんに拾われる。タカオは、独自のホームレス哲学を持ち、銀座界隈を料理人と仲買人の橋渡しをし、絶大な信頼を寄せられているヤッさんに弟子入り。ヤッさんのズバ抜けた知恵と体力と人脈で、様々な問題を解決していく爽快な短編集。ヤッさんの過去も深みがあって良いです。ヤッさん最高!またまた魅力たっぷりのキャラクターに出会えました!ヤッさんを取り巻く人々のファミリー感も抜群です。続編も読みます!
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食べること は 生きていること 池波正太郎さんの 「食」も素敵ですが 高田郁さんの「食」も素敵ですが 原宏一さんの「食」への 思い入れも なかなか素敵ですね 脇役たちの描き方が秀逸です。 その人それぞれのが 一篇の物語を背負っていますね
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口が悪くて厳しくたくましく、何だかんだ面倒見がよくて界隈の人々を惚れさせる漢・ヤッさんが、どうだ格好いいだろうという風に書かれています。TVやネットのドラマにすれば人気が出るかも(”ホームレス”という所で色々ひっかかるかもしれないけど)。
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健康で清潔感があり、食に対して真摯に向き合う。ただホームレスなだけ。本当に家がないだけで、それもあえてホームレスをやっている。自分の中に矜持を持ち、けして卑屈にならずに、相手とは対等でいる。ヤッさん。すごいぞ。これは軽快なリズムで面白い本だ。
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食を中心にした人情話でした。 ヤッさんとタカオの出会いがいかにも出来過ぎな気がして、苦手なタイプの作品?と一瞬思ったけど、とても読みやすくて、ストーリーに吸引力があり、爽やかです。 予想通りに展開していったのに、アマノジャクのはずの私が最後まで飽きませんでした
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ホームレスのヤッさんが大活躍。 銀座、築地を痛快に生きるカッコいいヤッさん。 様々な事件、出来事をバッサバッサと解決してゆく。 楽しかった。
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銀座のヤスこと独自のホームレス哲学を持つヤッさん。 「ホームレスは物乞いじゃねえんだ。家も財産も仕事も何も持ってねえけど、唯一、人間としての矜恃だけは持ってなきゃいけねえ。だから、世間様に感謝はしても、媚びへつらって生きてく必要はねえんだ。」 料理人と築地の人とのコーディネーター...
銀座のヤスこと独自のホームレス哲学を持つヤッさん。 「ホームレスは物乞いじゃねえんだ。家も財産も仕事も何も持ってねえけど、唯一、人間としての矜恃だけは持ってなきゃいけねえ。だから、世間様に感謝はしても、媚びへつらって生きてく必要はねえんだ。」 料理人と築地の人とのコーディネーター的な役割を担い、対価として料理を食べさせてもらい生活している。 30歳を前にホームレスになり、銀座で段ボールに寝ていたところをヤッさんに拾われたタカ。 ふたりと築地をめぐる人たちの話し。 あったかい。 おもしろい。
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テンポ良くサラリと読めました。 こんなに上手くいくものかしら、という部分がないわけではないです。 ただ、そのテンポの良さがあるからこそ、 現実問題として起こっている(であろう)事件というかとも向き合える気がします。 この中に出てくる食問題を固い論文調で読まされても、 なかなか...
テンポ良くサラリと読めました。 こんなに上手くいくものかしら、という部分がないわけではないです。 ただ、そのテンポの良さがあるからこそ、 現実問題として起こっている(であろう)事件というかとも向き合える気がします。 この中に出てくる食問題を固い論文調で読まされても、 なかなか頭に入ってこない気がします。 登場人物達は架空ですが、 似たような事件というか問題は現実世界でも起こっていると思います。 ヤッさんの言葉を小説世界の事とは捉えず、 自分自身に向けられた言葉として受け止めたいと思います。
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ヤッさん、タカオ、ミサキ、オモニが織りなす絆が心地よい。ヤッさんが発する「ありきたりな身の上話は二度とするな」が粋でいい。「籠城レストラン」が中々面白い。
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