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ブラバン の商品レビュー

3.3

126件のお客様レビュー

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    19

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  3. 3つ

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2015/06/18

吹奏楽経験者なら懐かしさにハマる。未経験者ならよくわからん小説であろうが、そこに著者の「万人に読まれなくていい」という覚悟と心意気を感じる。ちなみにワタシはハマった口。小説としてのデキは、フツー。

Posted byブクログ

2014/12/21

せつないねぇ… 振り返ると充実して楽しかったあの頃から20年以上、みんなそれぞれ想像もつかいないような人生を歩んできた。もう少し幸せな人がいてもいいような気がするけど、現実はこんなものか。未来から見ると学生時代は本当に輝いているよね。

Posted byブクログ

2014/11/28

かけがえのない青春時代、とはよく言いますが、時を経て振り返るときになればあえてそれを実感するもの。当時は今を生きるだけで精いっぱいだった。そしてそれで良かった、そんな時代。大人になったらそんなわけにはいかないから、そのがむしゃらに打ち込んでいたモノがあったあの頃がとても眩くも感じ...

かけがえのない青春時代、とはよく言いますが、時を経て振り返るときになればあえてそれを実感するもの。当時は今を生きるだけで精いっぱいだった。そしてそれで良かった、そんな時代。大人になったらそんなわけにはいかないから、そのがむしゃらに打ち込んでいたモノがあったあの頃がとても眩くも感じられる。 …そういうことをほろりほろりと思った、ブラバンに打ち込んだ高校生時代と現代を行き来しながらつづられるかけがえのない日々の物語。 広島弁の温かみが味わいがあって良かったですし、シニカルで容赦もあんまりない25年後の現在の人々の姿もかえってリアルで親近感もあります。 みんなその時その時一生懸命に日々を生きていて、今も昔もうまくいかなかったりもしたけれど、それでもかけがえのない音楽と絆がある、そのうつくしさを感じたのでした。

Posted byブクログ

2014/11/08

ブラバン小説というと…「楽隊のうさぎ」とか、現役中高生を主役にしたものが思い浮かぶ。 でも、これは「その時」から遠く離れた大人からの物語。 着実な人生を歩む者、消息不明の者、そして死んでしまった者。 それぞれの人生が重なり合って、複雑な色合いが見える。 現役のブラバン中高生が読ん...

ブラバン小説というと…「楽隊のうさぎ」とか、現役中高生を主役にしたものが思い浮かぶ。 でも、これは「その時」から遠く離れた大人からの物語。 着実な人生を歩む者、消息不明の者、そして死んでしまった者。 それぞれの人生が重なり合って、複雑な色合いが見える。 現役のブラバン中高生が読んだら…あまり面白いとは思ってくれないかも。 バンドを舞台にするだけに、登場人物が多く、また時間が交錯するので、うっかり読むとすぐにわからなくなる。 自分よりもちょっと上の世代がモデルなようだ。 ほぼ同世代の方が読んだら、その時代の空気を思い出せて、また別の面白がり方ができるのかもしれない。 私もブラバンで「弦バス」を担当したこともあって、楽器にまつわる話はちょっとわかる部分があるけれど… やっぱり楽器に穴をあけてしまう件は、どうも感覚的に受け入れられなかった。

Posted byブクログ

2014/08/30

なんか読んだことがあるなぁーと思ったのでブクログを見たけど履歴なし。気のせいかと思いながら読み進めたが、中盤以降まで読んでやっと思い出した。ブクログを始める前に読んだようだ。 何度も手に取るという事は、高校でのブラバン生活にちょっとした憧れがあるんだろうな。

Posted byブクログ

2014/07/18

中学の時に吹奏楽部にいたので練習風景などが目に浮かび微笑ましかった。 パート練習とか懐かしい。 物語はそんな青春時代の話だけではなく 現実を知った大人の部分も書かれていました よかった

Posted byブクログ

2014/07/06

高校時代は吹奏楽部。40代になった彼等は様々な場所で生きている。部活時代のエピソードと今の話が絡みあって語られる。何をするにも熱があった、勢いがあった。それとは違う何かが今は彼等にある。そして次の局面が見えてくる。 どこの言葉だろうと思いながら読んでいて、うん?広島かな?と思って...

高校時代は吹奏楽部。40代になった彼等は様々な場所で生きている。部活時代のエピソードと今の話が絡みあって語られる。何をするにも熱があった、勢いがあった。それとは違う何かが今は彼等にある。そして次の局面が見えてくる。 どこの言葉だろうと思いながら読んでいて、うん?広島かな?と思っていたら作者は広島出身でした♪

Posted byブクログ

2014/04/08

高校の吹奏楽部にいたメンバーのその後の人生を当時の所業と絡ませながら語る。知らなくていいことまで知ってしまうのが切ない。 作者はちゃんと吹奏楽部を知っているようだ。

Posted byブクログ

2013/09/19

大人になって高校の仲間と吹奏楽部をやろうなんて、なかなかできるもんじゃないと思う。色んな人間がいる吹奏楽の世界のなかで、いざこざがあるのもすごく共感できる。主人公と同じ年齢になってもう一度この小説を読んでみたいと思った。

Posted byブクログ

2013/09/17

かつて。ブラバンに所属していたことのある身として。懐かしさと思い出したくない恥ずかしさとイタさがある。というのはさておき。 四半期。という時間の長さと人生の重さを噛みしめる。パート毎の結束という錯覚。学年毎の連帯感めいた何か。でも、そんなものは年月とともに吹っ飛んで。お遊びだろ...

かつて。ブラバンに所属していたことのある身として。懐かしさと思い出したくない恥ずかしさとイタさがある。というのはさておき。 四半期。という時間の長さと人生の重さを噛みしめる。パート毎の結束という錯覚。学年毎の連帯感めいた何か。でも、そんなものは年月とともに吹っ飛んで。お遊びだろとシニカルに切るものもいれば、前向きにのるものもいて。 大人になってよかったと思うし、つまんなくなっちゃったね。とも思った。

Posted byブクログ