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笑う科学 イグ・ノーベル賞 の商品レビュー

3.3

34件のお客様レビュー

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2011/08/15

ノーベル賞はとてもつもなく手の届かないような偉大な賞であるが、イグ・ノーベル賞と比較することでもっと身近に感ることができる?! 中にバニラの成分を牛のフンから抽出した女性のおもしろい科学者の人の研究も載っています。うしの飼料がもったいないという実体験が研究に結びついているというこ...

ノーベル賞はとてもつもなく手の届かないような偉大な賞であるが、イグ・ノーベル賞と比較することでもっと身近に感ることができる?! 中にバニラの成分を牛のフンから抽出した女性のおもしろい科学者の人の研究も載っています。うしの飼料がもったいないという実体験が研究に結びついているということ、また、小さいころから気になったことを調べるという姿勢が科学者としての基礎になったということがわかり、女性が科学者になるとはどういうことかということも少し分かります。 また、最後に、探究心をそそるわからないことという部分もあり、わからないことを放っておかないことが大事であるという部分もあって、研究とは何かの入門書としてお勧め。

Posted byブクログ

2011/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

笑いがあり、その後、考えさせられる科学賞こと『イグ・ノーベル賞』についてつづった本。 「バウリンガル」や「牛フンからバニラの香りを抽出」などで日本人が受賞し話題になりましたね。 まさに、笑える後考えさせられる研究です。 本書の中で、気になったのはドクター中松が2005年に受賞した「その日の体調は3日前に食べたもので決まる」というもの。 ほんまかいなw

Posted byブクログ

2011/04/17

完全な文系人間ですが、初心者向け科学本は読んでてわくわくします。イグ・ノーベル賞って単なるパロディだと思っていたけど、みんな真面目に研究しているんだなあ。自分の興味と信念を貫く姿勢を尊敬します。そして、やっぱり人生に「笑い」って大切だと思った一冊。

Posted byブクログ

2011/04/17

理科音痴の私でも、興味深く読めました。理科音痴だからこそ楽しめたというか。 イグ・ノーベル賞の存在は、バウリンガルが受賞したのをきっかけに知ったのですが、その当時は、バウリンガルがおもちゃだというのと、ノーベル賞のパロディだというので、何じゃそらーwwwと思っていたのですが。...

理科音痴の私でも、興味深く読めました。理科音痴だからこそ楽しめたというか。 イグ・ノーベル賞の存在は、バウリンガルが受賞したのをきっかけに知ったのですが、その当時は、バウリンガルがおもちゃだというのと、ノーベル賞のパロディだというので、何じゃそらーwwwと思っていたのですが。 良いとか悪いとか、役に立つ、立たないではなく、「まず人を笑わせ、そして考えさせる」、「真似が出来ない、またするべきでない」科学について真面目に笑わせる賞です。科学に大事なのは権威ではないという点でも、笑えると思います。 バウリンガル以外の日本人受賞者も紹介されてましたが、「バニラの芳香成分『バニリン』を牛糞から抽出」が衝撃的でした。受賞者の山本麻由さんは、授賞式で牛糞由来とおぼしきバニラアイスを審査員に振る舞って会場を沸かせたそうです(笑) 実は、主催者が地元の最高のアイスクリーム店から調達した、牛糞とは無縁の特製品だったそうですが。 授賞式も楽しそうですね。 ノーベル賞受賞者とプロのオペラ歌手が競演する科学を題材にしたミニ・オペラとか、本物のノーベル賞受賞者とのデートをかけたコンテストとか。受賞者は、ノーベル賞と違って賞金も交通費も出ないけど、楽しんでるんじゃないでしょうか。見てみたいー(≧∇≦)

Posted byブクログ

2010/12/16

難しいことを,かんたんな言葉で説明して,かんたんに考える。これができる人は本当に賢い人だと思う。いつでも遊び心,楽しむ気持ちをもって勉強したいなぁと再確認できた。

Posted byブクログ

2010/12/14

イグ・ノーベル賞について書かれた本。 おれはこの本を読むまでイグ・ノーベル賞って名前は知ってたけど、実際にどんなものかは知らなかった。 イグ・ノーベル賞とは、ノーベル賞のパロディーとして生まれた賞。選考基準は「まず人を笑わせ、そして考えさせる」こと。この基準からもわかるように、ユ...

イグ・ノーベル賞について書かれた本。 おれはこの本を読むまでイグ・ノーベル賞って名前は知ってたけど、実際にどんなものかは知らなかった。 イグ・ノーベル賞とは、ノーベル賞のパロディーとして生まれた賞。選考基準は「まず人を笑わせ、そして考えさせる」こと。この基準からもわかるように、ユーモアに満ち溢れてる。 過去の受賞研究が「落下するバタートーストの力学的分析」「ハトによるピカソとモネの作品の識別」「性交中の男女の生殖器と性的に興奮した女性のMRI撮影」とかだからね。 でも、それぞれの研究が、取っ掛かりは奇妙キテレツで、なんでそんなこと調べるのかわからんようなものなんだけど、その成果はなにかに応用できたり、たしかに考えさせられたりする。 この賞がもっとメジャーになれば、科学好きの人も増えるんじゃないかな。 とにかく、とっても面白く読めて、勉強にもなった。 イグ・ノーベル賞の授賞式に一度参加してみたいなぁ。

Posted byブクログ

2010/11/22

イグノーベル賞の成り立ちや本質について分かりやすく、おもしろく書かれています。 イグノーベル賞はただのおもしろ科学…と認識してましたが「笑えて、かつ考えさせられる」という深い意味もあり、科学としての真面目な一面も。 個人的にカラオケを発明してイグノーベル平和賞を受賞した井上大佑氏...

イグノーベル賞の成り立ちや本質について分かりやすく、おもしろく書かれています。 イグノーベル賞はただのおもしろ科学…と認識してましたが「笑えて、かつ考えさせられる」という深い意味もあり、科学としての真面目な一面も。 個人的にカラオケを発明してイグノーベル平和賞を受賞した井上大佑氏に関する話が興味深かったです。 これを読むともっとイグノーベル賞について知りたくなります!

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2010/11/04

「ほとんどの受賞者は、受賞のニュースに喜びを隠さない(少なくとも、少しは喜ぶ)」 という、あのノーベル賞のパロディであるイグ・ノーベル賞。レン・フィッシャーさんや(ビスケットを紅茶に浸す理想的な方法の考察)、マーフィさん(勿論マーフィの法則)が受賞しているこの賞のことが前々から気...

「ほとんどの受賞者は、受賞のニュースに喜びを隠さない(少なくとも、少しは喜ぶ)」 という、あのノーベル賞のパロディであるイグ・ノーベル賞。レン・フィッシャーさんや(ビスケットを紅茶に浸す理想的な方法の考察)、マーフィさん(勿論マーフィの法則)が受賞しているこの賞のことが前々から気になっていたので、この本を見つけて即購入。いやニヤニヤしてしまった。この本自体、「まず人を笑わせ、そして考えさせられる」というイグ・ノーベル賞の授賞基準のような本でした。 だって普通に気になるだろう、「ピカソとモネの作品を識別するハト」とか。学術的価値だってあるだろう。イグ・ノーベル賞、けして馬鹿に出来ません。

Posted byブクログ

2010/09/15

[日販MARCより] イグ・ノーベル賞が隠れたブーム。その人気を語る上で欠かせないのがパロディ性。本書はイグ・ノーベル賞で世界をリードする日本人受賞者の取材をもとに、「まず人を笑わせ、そして考えさせる」研究を徹底分析する。 [BOOKデータベースより] 「裏ノーベル賞」の異名を...

[日販MARCより] イグ・ノーベル賞が隠れたブーム。その人気を語る上で欠かせないのがパロディ性。本書はイグ・ノーベル賞で世界をリードする日本人受賞者の取材をもとに、「まず人を笑わせ、そして考えさせる」研究を徹底分析する。 [BOOKデータベースより] 「裏ノーベル賞」の異名を持つ「イグ・ノーベル賞」が隠れたブームとなっている。その人気を語る上で欠かせないのが「パロディ性」。「カラオケの発明」がなぜ“平和賞”なのかといえば、「人々が互いに寛容になることを教えた」から。さらに、芳香成分のバニラが牛糞由来と聞けば誰しも目を丸くするだろう。本書はイグ・ノーベル賞で世界をリードする日本人受賞者の取材をもとに、「まず人を笑わせ、そして考えさせる」研究を徹底分析。 第1部 「笑う科学」の奇抜な司祭者(この特異なるイグ・ノーベル賞 ノーベル賞と比較して;イグ・ノーベル賞に見る「パロディ性」と「科学性」); 第2部 イグ・ノーベル賞大国を築いた日本人受賞者(ピカソとモネの作品を識別するハト;イヌとの対話を実現した犬語翻訳機「バウリンガル」;兼六園の銅像がハトに嫌われる理由の化学的考察;人々が互いに寛容になることを教えたカラオケ発明;バニラの芳香成分「バニリン」を牛糞から抽出;粘菌による迷路の最短経路の解法); 第3部 「笑う科学」に未来あれ(イグ・ノーベル賞獲得のための実践的方法論;これだけある「日本発」イグ・ノーベル賞候補)

Posted byブクログ

2010/06/05

[ 内容 ] 「裏ノーベル賞」の異名を持つ「イグ・ノーベル賞」が隠れたブームとなっている。 その人気を語る上で欠かせないのが「パロディ性」。 「カラオケの発明」がなぜ“平和賞”なのかといえば、「人々が互いに寛容になることを教えた」から。 さらに、芳香成分のバニラが牛糞由来と聞けば...

[ 内容 ] 「裏ノーベル賞」の異名を持つ「イグ・ノーベル賞」が隠れたブームとなっている。 その人気を語る上で欠かせないのが「パロディ性」。 「カラオケの発明」がなぜ“平和賞”なのかといえば、「人々が互いに寛容になることを教えた」から。 さらに、芳香成分のバニラが牛糞由来と聞けば誰しも目を丸くするだろう。 本書はイグ・ノーベル賞で世界をリードする日本人受賞者の取材をもとに、「まず人を笑わせ、そして考えさせる」研究を徹底分析。 [ 目次 ] 第1部 「笑う科学」の奇抜な司祭者(この特異なるイグ・ノーベル賞 ノーベル賞と比較して;イグ・ノーベル賞に見る「パロディ性」と「科学性」) 第2部 イグ・ノーベル賞大国を築いた日本人受賞者(ピカソとモネの作品を識別するハト;イヌとの対話を実現した犬語翻訳機「バウリンガル」;兼六園の銅像がハトに嫌われる理由の化学的考察;人々が互いに寛容になることを教えたカラオケ発明;バニラの芳香成分「バニリン」を牛糞から抽出;粘菌による迷路の最短経路の解法) 第3部 「笑う科学」に未来あれ(イグ・ノーベル賞獲得のための実践的方法論;これだけある「日本発」イグ・ノーベル賞候補) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ