最低で最高の本屋 の商品レビュー
books bless you! 完璧な人間がいないように、完璧な本など無いだろう。でも、素晴らしい所は幾つもある。接する側、読む側が、それを発見した分だけ、その人をまた研くだろう。有书为被感谢。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者のことを知っていれば、また違った感想をもつのだろうけど、 私は著者のことを何も知らない。 「暮しの手帖」という雑誌?は知ってるけど、コンセプトも中身も知らない。 ましてや、著者がやっていた古本屋の名前すら聞いたことがない。 だから、響くものがあまりなかった。 (なんとなく時間に追われながら読んでいたというのも少なからずあると思うが)
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こういう歩き方をしてみたい。人生も、目の前にあるその道も。 “自分が何をしたいのか” “どんな本屋をつくって行きたいのか” それが大事だよね。そうこなくっちゃ。 って同感できる松浦さんのエッセイ。 LONDON,N.Y.,L.A.,PARIS,台湾,中目黒。 この地を歩く時は、...
こういう歩き方をしてみたい。人生も、目の前にあるその道も。 “自分が何をしたいのか” “どんな本屋をつくって行きたいのか” それが大事だよね。そうこなくっちゃ。 って同感できる松浦さんのエッセイ。 LONDON,N.Y.,L.A.,PARIS,台湾,中目黒。 この地を歩く時は、ポッケにこの一冊を。
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この著者が『暮らしの手帖』の編集長だと言うことしか知らなかったけど、いい意味で予想を裏切る人物像だった。学歴にしばられず、力強く好奇心旺盛な彼の青春時代は、同世代ということもあり、楽しく想像しながら読んだ。旅のエッセイもおもしろく、特に台湾は行ってみたいと思った。
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一行目の『就職しないで生きるには』は以前から気になる本のひとつで、それがひっかかって購入。著者がまさか『暮しの手帖』編集長だったとは知りませんでした。「ヒント集」がすきで、たまに本屋さんでぱらぱらめくったりしていたのでなんだかうれしかった。だけどあまりにもやさしい文章だったから、...
一行目の『就職しないで生きるには』は以前から気になる本のひとつで、それがひっかかって購入。著者がまさか『暮しの手帖』編集長だったとは知りませんでした。「ヒント集」がすきで、たまに本屋さんでぱらぱらめくったりしていたのでなんだかうれしかった。だけどあまりにもやさしい文章だったから、読むのが途中でつらくなりました。経験してきた様々な思いや出来事が積み重なって「松浦弥太郎」を創っているなら、わたしはこんな人間にはなれない(でも、なりたいと思う)。高校中退後の日々の葛藤や小さな営みから今に至るまではたぶんすごくつらいものであったと思うのに、読んでるわたしを叱ってくれなかった。ただひたすらにやさしくて、だけど意志のある文章だと思った。
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仕事に対する考え方など思想や人生観的な部分は、共感できる部分もありましたが、途中途中にある経験談や旅行記的な部分(しかも結構なボリューム^^;)で、ちょっと食傷気味に。。。 ところどころ飛ばして読みましたが、最後までハマりきれませんでした。 デザイン系の話もところどころ出てくるの...
仕事に対する考え方など思想や人生観的な部分は、共感できる部分もありましたが、途中途中にある経験談や旅行記的な部分(しかも結構なボリューム^^;)で、ちょっと食傷気味に。。。 ところどころ飛ばして読みましたが、最後までハマりきれませんでした。 デザイン系の話もところどころ出てくるので、デザインに興味がある方には参考になるかもです。
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夏フェア本。松浦本2冊目。生き方指南。というと、大げさだけど、生きるヒントnot五木寛之、仕事のヒントが詰まっている。気がする。 編集者やデザイナーってのは特別な人や肩書ではなくて、生きている以上、みんなが編集者でデザイナーなんじゃないかと漠然と思っていて、そのコツはなんぞやっ...
夏フェア本。松浦本2冊目。生き方指南。というと、大げさだけど、生きるヒントnot五木寛之、仕事のヒントが詰まっている。気がする。 編集者やデザイナーってのは特別な人や肩書ではなくて、生きている以上、みんなが編集者でデザイナーなんじゃないかと漠然と思っていて、そのコツはなんぞやっていったら「複雑なことを単純化していく作業」なんだなって。ストンと心に落ちた。
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前半の著者の成功の記録は面白いんだけど、後半の世界の街の紹介?は酷い。 オサレな固有名詞を並べて悦に浸ってる感じ。 そこまで読んで、前半も話題は面白いけど文章が面白いわけではないんだなと気がついた。
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本の世界で成功していく過程にわくわくしたり、生きることについて考えたり、働く意欲が湧いたり、異国の町が垣間見られたり、そんな感じ。
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松浦弥太郎版「就職しないで生きるには」。就職せずして個人で仕事をしていく方法。 松浦さんといえば「暮らしの手帖」編集長で古本屋さんをやっている文化人、っていうイメージが先行しているから、学歴も高い人かと思っていた。高校中退ということをこの本で知ってびっくり。 でも、そういうレール...
松浦弥太郎版「就職しないで生きるには」。就職せずして個人で仕事をしていく方法。 松浦さんといえば「暮らしの手帖」編集長で古本屋さんをやっている文化人、っていうイメージが先行しているから、学歴も高い人かと思っていた。高校中退ということをこの本で知ってびっくり。 でも、そういうレールの敷かれた道を歩いてきたんじゃないからこそ、視野が広かったり他人と違う視点をお持ちなんだろうなあと納得もする。簡単じゃないよね。 「本当のことってなんだろう」と葛藤する思春期のことも書かれている。私も高校生ぐらいのときは多数決で決められた「正しさ」とか「当たり前」にうんざりしてたな。反骨精神、というものなんだろう。思春期の中で養った反骨精神が、それからの人生で必要になる自分自身の価値基準を形成するのに大切になっていくものだと思う。 道徳的な「正しさ」ではない、自分自身との戦いから学び、勝ち取った「正しさ」が底流に流れているからこそ松浦さん自身の輪郭がはっきりと見えてくる。 古いものの価値を知っていて、本が好き、という時点で私にはとても好ましい人物に映るのだけど、それだけじゃない人間力を兼ね備えている人。 人間としての幅の広さは、ニューヨークの道端で本を売っていたときから培われていたという。地をなめるようなつらさもあったはずなのに、「自分が一番楽しかったころ」として振り返っている。 働くって、単に楽しい、楽しくない、つらい、つらくない、のどれでもなくて、むしろそのすべてをひっくるめたところにその本質があるんだと思う。働くことの原点にいつでも立ち返れる人。そういう人こそプロフェッショナルと呼ばれるんだと思う。
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