ハニービターハニー の商品レビュー
20代前半の女の子(?)に読んでもらいたい一冊。一度も口に出さないまま終わる独り言がそのまま本になったようでした。あーうんうん!てなれます(笑)少女漫画を読んでいるような感覚でした。
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「甘く響く」と「ねじれの位置」が好きでした。 「甘く響く」は数少ない甘い雰囲気で終わる、これからの幸せな展開を想像したくなるような恋の始まりを切り取ったお話。 思いが通じあった瞬間の気持ちをそのまま形にして留めておきたい、二人の明日からの日々を想像して早く会いたいと思う気持ちを...
「甘く響く」と「ねじれの位置」が好きでした。 「甘く響く」は数少ない甘い雰囲気で終わる、これからの幸せな展開を想像したくなるような恋の始まりを切り取ったお話。 思いが通じあった瞬間の気持ちをそのまま形にして留めておきたい、二人の明日からの日々を想像して早く会いたいと思う気持ちを「あぁ、いいなぁ」と素直に思ってしまった。 「ねじれの位置」はなんだか過去の自分に重なってしまった。 自分とは違うものを持っている彼の事が好きだったはずなのに、心の隅にうまれた劣等感から、妬み僻んでしまい、どうにもならなくて相手に当たってしまう、そんなやるせない気持ちが甦ってきて切なくなってしまった。 それでも、物語の中の彼の言葉が素敵で、温かい気持ちになれた。
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タイトルがすべてかもしれない。 恋の甘酸っぱさやほろ苦さをこれでもかって詰め込んで、それはすばらしいと思うんです。 ぐっと引き込まれるものがあったわけじゃないけど、嫌いじゃないです。 とりわけ「ねじれの位置」がよかったです。
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表紙のデザインは良かった。おしゃれで、思わず手にとりたくなる。 作者は歌人としてデビュー?したためか、小説としては不完全な印象。何を伝えたかったのか良く分からなかった。 しかし若い人たちのリアルな恋愛模様が描かれてはいると思う。文体はかなりライト。あっさりしすぎて何も残らなかった...
表紙のデザインは良かった。おしゃれで、思わず手にとりたくなる。 作者は歌人としてデビュー?したためか、小説としては不完全な印象。何を伝えたかったのか良く分からなかった。 しかし若い人たちのリアルな恋愛模様が描かれてはいると思う。文体はかなりライト。あっさりしすぎて何も残らなかったのは残念。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
9つの短編集で,読みやすかった。せつなくてつらいがもうどうしようもない状況,という話が多いのは,恋愛上手くいかないことの方が多いからかと思うと,割と現実と近く感じた。
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せつなくて、きゅんとくるレンアイ小説。 なはずなのに、なんか心に刺さってこない。 あ、そうゆうこともあるよね。ふーん。って感じで通り過ぎてしまう。 ありきたりっつーか、あたしが痛いのはそこじゃなくてもっと奥なんだよ、って感じ。
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1ページ目を読み「あぁ、しまった」と思った。 30をちょっと過ぎた子持ち女が読む本じゃないな、と。 20代の女子が読むと、そこに自分を重ね、胸がキュンキュンしたり、 切なかったり、身につまされたり、怒ったり共感したりするのだろう。 その後を読者に委ねる辺りが想像力を駆り立てていい...
1ページ目を読み「あぁ、しまった」と思った。 30をちょっと過ぎた子持ち女が読む本じゃないな、と。 20代の女子が読むと、そこに自分を重ね、胸がキュンキュンしたり、 切なかったり、身につまされたり、怒ったり共感したりするのだろう。 その後を読者に委ねる辺りが想像力を駆り立てていいのかもしれない。 でもそういう手法は好きじゃなかったりする。 漫画谷川史子さんの「おひとり様物語」をもっとヘビーにした雰囲気。 もう少し明るい話が多ければよかった。 もっと若い時に出会っていればもう少し楽しめたのかも。
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短歌集もよんでみたくなる歌人デビューした加藤千恵の小説 ハニービタービタービターハニーて印象。苦いの多いな。。 でも、ねじれの位置のカレは素敵
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短編集。 どのお話も、続きが気になる。 けどもやもやした感じはなかったな。ここで終わってよかったと思えた。 ひとつひとつのタイトルが、お話にまさにぴったりで凄い。
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あぁ。痛い。 9話もあって幸せな話が個人的には2話しかない。 でも、これが恋だったり、愛だったりなんだろうな。
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