ハニービターハニー の商品レビュー
タイトルの通りハニーでビターな恋のお話。 ビターが効いてる分、現実味があるのかもしれない。 ここに描かれるお話は自分の経験に似てたり、そうじゃなくても共感できたりする。そして加藤さんの文章は言葉の使い方がかわいいなと感じる。読んでいてすんなり入るし、会話も微笑ましい。他の作品も読...
タイトルの通りハニーでビターな恋のお話。 ビターが効いてる分、現実味があるのかもしれない。 ここに描かれるお話は自分の経験に似てたり、そうじゃなくても共感できたりする。そして加藤さんの文章は言葉の使い方がかわいいなと感じる。読んでいてすんなり入るし、会話も微笑ましい。他の作品も読んでみたくなる。
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読んだそばから内容忘れるけど、読みやすい短編集でした。 こちらもジャケ買い。おかざき真理さんの絵はすごく好き。女子が可愛い♡
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
挿絵に惹かれて読んだけど、 恋愛ものの中でもでも読みやすいかも、 女の子の気持ちの描写がすっと入って来る。 甘く響くは青春の頃思い出すし、こなごなはマカロンの絶妙な感覚ですっとこころに入ってくる。 また読みたいー
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恋、両想い、略奪、浮気、憧れ、嫉妬など様々な恋愛の形が詰まった一冊。 個人的には『ねじれの位置』がいちばん身近に感じることができ、好感度が高いかも。 自分の世界を持っている男の子、いいな~笑 『親友の彼氏』で、親友の彼氏の浮気相手である主人公が親友の愚痴を聞きながらお互いのラ...
恋、両想い、略奪、浮気、憧れ、嫉妬など様々な恋愛の形が詰まった一冊。 個人的には『ねじれの位置』がいちばん身近に感じることができ、好感度が高いかも。 自分の世界を持っている男の子、いいな~笑 『親友の彼氏』で、親友の彼氏の浮気相手である主人公が親友の愚痴を聞きながらお互いのランチを交換し合うシーンの、「ランチなら簡単に分けられる」っていう言い回しがたまらなく好き。 詩人だけあって、細かい感情の描写や動作の表現方法がバツグンだと思いました。
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「ああ、やっぱり好きだ。」 と、きれいなミントグリーンの水玉の帯に書かれていたことと おかざき真里が描いたピンク色の表紙が可愛くて購入。 9つの甘くてほろ苦い小説。 切ない。出てくる男はたいていしょーもない男。 【友だちの彼】 「ずっとこうしていたい、のは、ずっ...
「ああ、やっぱり好きだ。」 と、きれいなミントグリーンの水玉の帯に書かれていたことと おかざき真里が描いたピンク色の表紙が可愛くて購入。 9つの甘くてほろ苦い小説。 切ない。出てくる男はたいていしょーもない男。 【友だちの彼】 「ずっとこうしていたい、のは、ずっとこうしていられない、からだ。」 親友の彼氏と浮気中。 浮気相手とか無理‥ 【恋じゃなくても】 「だますように呪文のようにつぶやいていた平気という言葉は、いつのまにかすんなりわたしに馴染んでいた。」 同棲してる彼氏に好きな人が出来たことを聞かされて かと言ってあっちから別れを切り出してくれないなんて生殺しだよ。 【甘く響く】 「こういう考え方をするこの人のことが、あたしは本当に好きなんだ。」 キュンキュン。 【スリップ】 「会いたいとか好きとかいう言葉を数え切れなくなるほど繰り返して」 スイートでビターなお話。 すごく好きかも。あの甘さと切なさが。 【もどれない】 「あたしは、こういうことがしたかったんだろうか。」 あんま好きじゃない。 【こなごな】 「その手を、今すぐ離してほしいような気も、永遠に触れたままにしてほしいような気もした。」 これも好き。 彼氏の携帯をこっそり見て、後悔するあの感じ。 彼に話を切り出すところで終わるから、もやもや~。 【賞味期限】 「どうしてなんだろう。どうしてこの人なんだろう。」 なんか‥わたしかと思った。 似た経験をしたとかではないけど。 【ねじれの位置】 「わたしは完全に浮かれて、ピンク色に染まっていた。」 リアリティがなくてあまり好きじゃない。 というかわたしだったら微分積分ハァハァ!ってなる。 【ドライブ日和】 「ごめんなさいなんて言葉は、何の救いにも癒しにもならないと知っていた。」 いつも思うけど、別れを切り出すほうが泣くのは反則である‥ あのソフトクリーム、わたしも食べてみたい。 あー、楽しかった! このあとが気になるお話もちらほら。 妄想しながら寝るとします。 んー、どうしようもない男って、何故かモテるよね。
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すぐに読めた。回りくどい言いまわしとかもなく、読みやすかった。 学生の頃の恋愛や若い頃の恋愛を思い出し、浸れる作品だった。
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歌人・加藤千恵さんの短編小説集。 「甘くて苦い恋のお話」というコンセプトどおり、 すごく仲良しなのに実は浮気している彼氏とか、 自分に無邪気になついてくる友だちの彼氏とか、 頭で割り切れない系の幸せで苦しい話がたくさん詰まってます。 こういうのを“ずるい”で終わらせるか終わらせ...
歌人・加藤千恵さんの短編小説集。 「甘くて苦い恋のお話」というコンセプトどおり、 すごく仲良しなのに実は浮気している彼氏とか、 自分に無邪気になついてくる友だちの彼氏とか、 頭で割り切れない系の幸せで苦しい話がたくさん詰まってます。 こういうのを“ずるい”で終わらせるか終わらせないかで ある程度人の価値観見えますよね。 すごく女の子っぽい人。 フィールヤングの少女漫画の活字版という感じ。 砂糖菓子というイメージ。甘くてもろい。
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恋愛ものが読みたい気分だったので 本棚から出してきて再読しました。 加藤千恵さんの恋愛の話はちょっと苦い話が多いな と思います。
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恋愛がうまくいかないときに読んだら、きっと落ちるかなとぱっと見(表紙など)と思って、調子いい時に読んだけど、逆にうまくいってないときに読んだほうがいいのかも。
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ずっとこうしていたい、のは、ずっとこうしていられない、からだ。 どうしてなんだろう。どうしてこの人なんだろう。たとえば今、隣のテーブルにいるサラリーマンじゃ、どうしてだめなんだろう。
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