花散らしの雨 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ2作目。 新しく下足番が加わってますます目が離せない展開になってきてます♪ 胡瓜の模様の話とか、時代ならではのこぼれ話がまた楽しみのひとつだったりします^^ 野江との話になるとどうしても涙がうるうると・・・ まるでドラマを見ているかのように、話しの続きが気になって気になって・・ どんどん読みふけってしまいます♪ まとめて読み進めたいと思います^^ 今回登場した『忍び瓜』は簡単だったのでチャレンジしてみました。 胡瓜を湯がく、というのも新鮮でしたがパリっとした食感はよかったです^^ 『こいつぁいけねえ、いけねぇよぅ』 これを見ると口の中にじんわりとよだれが・・・(笑) 料理のことを考える時間が、私も楽しくなってきてます♪
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シリーズを順に読んでいます。 下がり眉でおとなしい女の子と思っていた澪は、料理に才能を表すだけではなく、あくどい敵にも毅然として立ち向かいます。あっぱれ! 澪の隣に住む男の子(太一ちゃん)が麻疹(はしか)にかかります。 周りの大人達は、麻疹にかかっているのでそばで看病をしても...
シリーズを順に読んでいます。 下がり眉でおとなしい女の子と思っていた澪は、料理に才能を表すだけではなく、あくどい敵にも毅然として立ち向かいます。あっぱれ! 澪の隣に住む男の子(太一ちゃん)が麻疹(はしか)にかかります。 周りの大人達は、麻疹にかかっているのでそばで看病をしても伝染らないはずですが、子供の母親(おりょうさん)が麻疹にかかってしまう。 大人の場合は、症状も重く命の危険が大きいので大変なことになります。。 源斉という優秀なお医者さまが見てくれたこと、澪たちの懸命の看護、本人の治りたいという意思により、なんとか回復することができました。 ・・・昔は大変だったのね、と思いながら読んでいたら、「麻疹がまた流行か」とのニュースが!。 『麻疹(はしか)は、最近の日本では殆ど聞くこともなく過去の病気と思っていたら、ごく最近ニュースなどで耳にするようになりました。 日本は2015年3月27日に世界保健機構(WHO)から はしか(麻疹)の土着株が存在しない「排除状態」であると認定されています。 しかし、アジアの国々で流行しているはしかの株が、日本国内に輸入されて はしかの患者が報告されています (2016年9月現在)。 麻疹は、空気感染・飛沫(ひまつ)感染・接触感染、いずれの方法によっても感染するので、流行する危険が高い病気です。 発症してしまった場合はウイルスに特異的な治療方法はなく、対症療法しかありません。 肺炎、中耳炎を合併することも多く、入院率は約40%といわれています。 ワクチンを接種して発症そのものを予防することが最も重要です。 ・ URLはこちら http://news.livedoor.com/article/detail/12002430/ 『なぜ はしか(麻疹)が流行し始めたのか…原因と対策法 2016年9月10日 』 : ・ URLはこちら http://health.goo.ne.jp/medical/10PA0200 『麻疹(はしか・ましん) の症状や原因・診断と治療方法 』 : 』 1より少し大人っぽくなった澪、淡い恋心の行方が気になり 2に続いて急いで3へ。 2016/9/13 予約 9/14 借りる。9/15 読み始める。9/18 読み終わる。 花散らしの雨 みをつくし料理帖 - 2 → URLはこちら https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BF%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%97%E6%96%99%E7%90%86%E5%B8%96 『みをつくし料理帖 - Wikipedia 』 : 内容と著者は 内容 : 元飯田町に新しく暖簾を掲げた「つる家」では、ふきという少女を下足番として雇い入れた。 早くにふた親を亡くしたふきを、自らの境遇と重ね合わせ信頼を寄せていく澪。 だが、丁度同じ頃、神田須田町の登龍楼で、澪の創作したはずの料理と全く同じものが「つる家」よりも先に供されているという。 はじめは偶然とやり過ごすも、さらに考案した料理も先を越されてしまう。 度重なる偶然に不安を感じた澪はある日、ふきの不審な行動を目撃してしまい―――。 書き下ろしで贈る、大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、待望の第二弾! 花散らしの雨(2009年10月15日発売、ISBN 978-4-75843438-6) 俎橋から―ほろにが蕗ご飯……文化11年春の話 花散らしの雨―こぼれ梅……同年3月の話 一粒符―なめらか葛饅頭……同年4月の話 銀菊―忍び瓜……同年5月の話 著者 : 高田 郁 兵庫県宝塚市生まれ。中央大学法学部卒。1993年、集英社レディスコミック誌『YOU』にて漫画原作者(ペンネーム・川富士立夏)としてデビュー。 2007年、「出世花」で第2回小説NON短編時代小説賞奨励賞を受賞し、作家デビューする。 著書に、「みをつくし料理貼」シリーズ、『銀二貫』がある。
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高田郁さんの「みをつくし料理帖 花散らしの雨」読了。シリーズ二作目。もー、この読んだ後の清々しさと言ったらなんだろう。美味しい料理の数々と合間に挟まれる人情話、そしてもどかしい幼なじみとのやり取り。これはもう虜ですね。今回は「俎橋から~ほろにが蕗ご飯」「花散らしの雨~こぼれ梅」「...
高田郁さんの「みをつくし料理帖 花散らしの雨」読了。シリーズ二作目。もー、この読んだ後の清々しさと言ったらなんだろう。美味しい料理の数々と合間に挟まれる人情話、そしてもどかしい幼なじみとのやり取り。これはもう虜ですね。今回は「俎橋から~ほろにが蕗ご飯」「花散らしの雨~こぼれ梅」「一粒符~なめらか葛饅頭」「銀菊~忍び瓜」の四編でした。全部良かったです。澪と小松原さん、そして源斉先生との今後も楽しみ。これからも澪の周りでどんな話と料理が作り出されるのか楽しみで仕方ない。みなさんにオススメしたい作品♪
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シリーズ第2弾。 前作でお店を焼失してしまい、新しい場所で新生・つる家を開業したところから、今作は始まる。 前作で敵対していた登龍楼との絡みも気になっていたが、これは最初の方で案外あっさり解決。 そのあとは、第1作目では分かりにくかった人間関係が少しずつ描かれていく。 人間関係が...
シリーズ第2弾。 前作でお店を焼失してしまい、新しい場所で新生・つる家を開業したところから、今作は始まる。 前作で敵対していた登龍楼との絡みも気になっていたが、これは最初の方で案外あっさり解決。 そのあとは、第1作目では分かりにくかった人間関係が少しずつ描かれていく。 人間関係が見えてくると、自ずと作品自体に感情移入し、楽しくなってきて、この後、どうなるのだろう?と先が気になってくる。 しかし、私は人間関係よりも、新しいお料理を生み出す時の澪のワクワク感が、文章から湧いてくるようで、それが溜まらなく楽しい。 江戸っ子の知られざる食文化などにも驚かされ、このシリーズのファンの気持ちに、また1歩近づいた気がする。
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みをつくし料理帖第2弾。 旬のものを手間隙かけて工夫して美味しくいただく。 出来そうでなかなか出来ないことです。 季節の移ろいを感じながら生活していく様に好感をもち、真似したいと思いながら読んでいます。 次も楽しみ。
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前作で美味しそうな料理の数々に魅了されてすっかりハマってしまったシリーズ。今作も季節を大切にした美味しそうな料理のオンパレード。忍び瓜は簡単に作れそうなのでぜひ試してみたい。 一難去ってまた一難が続くけど、この物語は雲外蒼天の大団円を迎えるであろう予感がしているので読み進めるのが...
前作で美味しそうな料理の数々に魅了されてすっかりハマってしまったシリーズ。今作も季節を大切にした美味しそうな料理のオンパレード。忍び瓜は簡単に作れそうなのでぜひ試してみたい。 一難去ってまた一難が続くけど、この物語は雲外蒼天の大団円を迎えるであろう予感がしているので読み進めるのが大変楽しみ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
みをつくし料理帖シリーズ第2作。 ついに澪の恋がうごきはじめました。 でもそんなことより、つるやのご飯の美味しそうなことといったら。 季節、旬を大切にし、丁寧に拵える料理の数々。たまりません。 これでお酒をだしてくれたら、通い詰めるのになぁ。
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みをつくし料理帖第二作目。 元飯田町に引っ越した「つる家」で、新たな人の縁、人情を得て、 料理人として成長していく澪の姿を描く。 ・俎板橋から・・・澪の創作した料理が神田須田町の登龍楼で、 先んじて提供された謎。どうして? ・花散らしの雨・・・あさひ太夫...
みをつくし料理帖第二作目。 元飯田町に引っ越した「つる家」で、新たな人の縁、人情を得て、 料理人として成長していく澪の姿を描く。 ・俎板橋から・・・澪の創作した料理が神田須田町の登龍楼で、 先んじて提供された謎。どうして? ・花散らしの雨・・・あさひ太夫の具合を案じる澪は、料理で想いを 届ける。見上げる天はひとつのはず! ・一粒符・・・長屋で懇意なおりょうと太一が麻疹に。伊佐三の苦悩。 家族がお互いに思いやる様に思わず涙。 ・銀菊・・・恋はしておきなさい。澪へのりうの言葉に導かれるように 澪を見つめる、否、睨む娘が現れた。彼女の正体は? ・巻末附録 澪の料理帖・・・物語の副題になっている料理のレシピ。 新たな地での澪の料理は、季節の移ろいに彩られる旬の素材が 使われ、それに導かれるように新たな個性的な人物が登場。 ふき、清右衛門、りう、美緒。特に清右衛門とりうが際立ちます。 「相模屋」の白味醂も、話の展開に良い味付けを施してくれます。 どの話も、ほろっと感涙する人情物。 そして、恋の行方が気になります。
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前作『八朔の雪』に続いて、お澪坊に魅せられた! 一途で健気なところはそのままに、少しずつ、でも 確実に成長していることが感じられて、読んでいる こちらの眉もなんだか下がる。 又次と一芝居うったところなどは、あっぱれ!の一言。 澪を待ち受けている幾多の試練も、その試...
前作『八朔の雪』に続いて、お澪坊に魅せられた! 一途で健気なところはそのままに、少しずつ、でも 確実に成長していることが感じられて、読んでいる こちらの眉もなんだか下がる。 又次と一芝居うったところなどは、あっぱれ!の一言。 澪を待ち受けている幾多の試練も、その試練加減が ちょうどいい。 これが重過ぎて小公女セーラくらいの試練になると、 こちらが落ち込んだり、怒ったりしてしまうのだけれど。 源斉先生は、澪という名を「身を尽くす」になぞらえた。 でも、ワタシは澪の名からさんずいを取った「零」を連想 した。 野江が「泣いてへんか。もう泣いてへんか。」と心配する ほど泣き虫だった澪。涙を零す澪。「零」と「澪」。 決して無関係ではない気がする。
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相変わらず面白い作品です。 一作目ではメインの登場人物のストーリーが中心だったけれど、新しい登場人物も加わって、さらに賑やかになった。 登場人物が魅力的。 一話一話が面白く、それでいて言葉に力がある。 つる屋のお手伝いとしてやってきた、りうさんの言葉がとても重みがある。 今...
相変わらず面白い作品です。 一作目ではメインの登場人物のストーリーが中心だったけれど、新しい登場人物も加わって、さらに賑やかになった。 登場人物が魅力的。 一話一話が面白く、それでいて言葉に力がある。 つる屋のお手伝いとしてやってきた、りうさんの言葉がとても重みがある。 今回注目は澪の恋のはじまり。 そして、三角関係の予感でしょうか。 澪の初々しい気持ちに胸がキュンときます。 小松原さまへの忍ぶ恋。 忍び瓜に掛けているのでしょうか。 私は胡瓜が苦手なのですが、ご飯をこれ以上なく美味しそうに描いているので、食べたくなってしまいました。 いつかあさひ太夫と会うこともあるのでしょうか。 なぜ遊女をしているのかとても気になるのですが。 今後に繋がりそうなお話の多い第2巻。 次も楽しみです。
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