花散らしの雨 の商品レビュー
小さな神社に通う澪、その場が要となります。 澪はそこで料理屋の旦那さんと出会い、料理屋の調理人として働きます。 大坂の料理屋で仕込まれたため材料や食文化など江戸の気質や味などに違いを感じるも、歩み寄りながら試行錯誤します。 まずは、ほろにが蕗ご飯が登場。 あいかわらずいろいろな出...
小さな神社に通う澪、その場が要となります。 澪はそこで料理屋の旦那さんと出会い、料理屋の調理人として働きます。 大坂の料理屋で仕込まれたため材料や食文化など江戸の気質や味などに違いを感じるも、歩み寄りながら試行錯誤します。 まずは、ほろにが蕗ご飯が登場。 あいかわらずいろいろな出来事があって澪のトレードマークの眉は上がったりさがったり。 料理屋「つる屋」は新しい場所に移り、人手がいるようになりました。「りう」という手伝いの人がやってきます。 ますます面白くなってきています。
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つる屋が新しいところに移転し、客層も変われば料理に関する反応も変わります。 機転をきかして、対応した料理を作っていく澪に、成長を感じました。 そして、新たな新キャラ登場。りうさんがいい味出してました。
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いいよね、やっぱり。 澪ちゃんはつつましやかで、でも強い芯が一本すっと通ってて素敵。 出てくるお料理も、どれも手間暇を惜しまず丁寧に作られていて、とても美味しそう! 中でも、澪ちゃんが太一くんに作ってあげた葛饅頭が優しくて美味しそうで、つるんとしてて、私も食べたくなっちゃった。太...
いいよね、やっぱり。 澪ちゃんはつつましやかで、でも強い芯が一本すっと通ってて素敵。 出てくるお料理も、どれも手間暇を惜しまず丁寧に作られていて、とても美味しそう! 中でも、澪ちゃんが太一くんに作ってあげた葛饅頭が優しくて美味しそうで、つるんとしてて、私も食べたくなっちゃった。太一くんもおりょうさんも麻疹から回復して良かった。
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みをつくし料理帖2巻。 澪は、よい人に囲まれているなー。。というのが印象としてある。 1巻からそう思っていたが、今回は尚一層そう思った。 よい人に恵まれているというのもあるが、澪の性格が、よい人にさせている気もする。 花散らしの雨は、最後がなんとも悲しい。 いや、悲しいという...
みをつくし料理帖2巻。 澪は、よい人に囲まれているなー。。というのが印象としてある。 1巻からそう思っていたが、今回は尚一層そう思った。 よい人に恵まれているというのもあるが、澪の性格が、よい人にさせている気もする。 花散らしの雨は、最後がなんとも悲しい。 いや、悲しいというのとは違うな。 寂しいのかな。 一粒符は、泣きそうになった場面があった。 この章は、まさに人情を表現していると思う。 さて。。自分の気持ちに気付いてしまった澪。 果たして隠し通せるのか? 結構敏感にわかる方だと思うけどなー。。 気をつけて。。。側にいたいなら。。 (そこらへん、感情移入が半端なかったw)
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みをつくし料理帖第二巻。やはり、子供の頃のお菓子だったこぼれ梅を持って、ケガをしている幼馴染の野江ちゃんを遊郭の吉原に訪ねて行くシーンは絶品である。一目だけでも太夫に、あんたの姿を見せてやりたいと言われ、店の前に立つ。桜の花が満開のその下で澪は立っていた。障子を少し開け二階から見...
みをつくし料理帖第二巻。やはり、子供の頃のお菓子だったこぼれ梅を持って、ケガをしている幼馴染の野江ちゃんを遊郭の吉原に訪ねて行くシーンは絶品である。一目だけでも太夫に、あんたの姿を見せてやりたいと言われ、店の前に立つ。桜の花が満開のその下で澪は立っていた。障子を少し開け二階から見下ろす野江。子供の頃にやっていた指を狐の形にし、こんこん。涙なんか、来ん来ん。突然の雨。閉められる障子。このシーンは、やはり絵になる。
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たくさんの心模様が複雑に絡み、 次第に物語が加速していく、シリーズ第2弾。 始まりの1ページ、たった2行の文章から、 またこの世界に戻ってきた と感じさせるほどの、 情景描写のはんなり具合が堪らない。 前作での基盤があるため、 流れるように、さらりと読み切ることができた。 ...
たくさんの心模様が複雑に絡み、 次第に物語が加速していく、シリーズ第2弾。 始まりの1ページ、たった2行の文章から、 またこの世界に戻ってきた と感じさせるほどの、 情景描写のはんなり具合が堪らない。 前作での基盤があるため、 流れるように、さらりと読み切ることができた。 今回のテーマは 心 だろうか。 下足番として新たにつる家の一員となったふきの、 幼いながらに人道を通そうとする気持ちから、 2人のみおの恋心、おりょうさんの親心 と、 想いが重なるところに滲む優しさに、胸が熱くなる。 大切な人の身になにかが起きたとき、 自分にできること、できないこと、自分がすべきこと を ちゃんと認識出来る人は強いなぁ と思った。 感情を通すと、相手を想ったつもりの自己満足が 透けて見えてしまいそうで、少し怖い...。 ちなみに、今作で最も気になった料理は、忍び瓜。 胡瓜をさっと湯掻いて、出汁につける それだけ。 たくさんの美味しそうな料理が飛び出す中で、 群を抜いてリアクションのコスパが良かった一品。 試すのならば、まずはお手軽なものから。 夏の暑い日に、火照った体で食べる、 忍び瓜の冷たさと、出汁の具合が格別なのだろう。 今週末はカラッと晴れることを期待したい。
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みをつくし料理帖2作目。今回も色々事件あり感動ありで、さらっと読めるし4話に分かれてるのも読みやすい。料理が美味しそう。忍び瓜は簡単だからすぐ作れそう。
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何話かに分かれているのでちょっとだけ、と思って読み始めたのに結局止められずに一気読みでした。澪は本当に周りの人間に恵まれていると思います。でもそれが澪の人柄ゆえなのは当然なのですが。一冊目に比べて澪は本当に強くなったと思います。感動したり胸が痛かったりそんなところが多すぎて、何を...
何話かに分かれているのでちょっとだけ、と思って読み始めたのに結局止められずに一気読みでした。澪は本当に周りの人間に恵まれていると思います。でもそれが澪の人柄ゆえなのは当然なのですが。一冊目に比べて澪は本当に強くなったと思います。感動したり胸が痛かったりそんなところが多すぎて、何を感想であげていいのかわからないのですが、意外と一番心に残っているのがりうさんの厄介な恋の説明と澪の受け答えだったりします。
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シリーズ2作目。 わかってたけど、めっちゃよかった! 火打ちにあって 場所を移した「つるや」で美味しい料理をだす澪。 今回はりうばあちゃんがよかったな。 みんな心優しくてあったかい。 それが「つるや」のお店に現れるから繁盛するんだろう。 ご近所の太一くんが元気になって...
シリーズ2作目。 わかってたけど、めっちゃよかった! 火打ちにあって 場所を移した「つるや」で美味しい料理をだす澪。 今回はりうばあちゃんがよかったな。 みんな心優しくてあったかい。 それが「つるや」のお店に現れるから繁盛するんだろう。 ご近所の太一くんが元気になって 最後、笑っててよかった。 野江ちゃんと澪の「涙はこんこん」が、 泣けて泣けてたまらんかった。 2人を会わせてあげたいな。
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-涙は、来ん、来ん。 電車の中なのに号泣しそうになった(T_T) 野江ちゃんとの幸せな再会はあるの?? 小松原さまとの恋の行方は!! 人間がみんなとても優しくて、心洗われる物語。
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