1つぶのおこめ の商品レビュー
3、4年生にぴったりの本です。みんなとても集中して聞いてくれます。そして一生懸命計算しようとします。笑 絵本の仕掛けも「おおー!」と喜んでくれます^^ 算数系絵本はこの本と、『王さまライオンのケーキ』が好きです。
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定番の絵本。久しぶりに読み返したが、絵も美しく魅力的。子どもたちに、数の不思議に驚く経験をどこかで一度はしてほしい。数にふれ始める小学生がよいだろうか。低学年では最後の数字が大きすぎてピンと来ないかもしれない。成長とともに何度か読み返す機会があればよりよい。
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けちな王さま、ひもじい民たち。算数で村を救った賢い女の子のおはなし。 0の概念の故郷、インドの昔話です。ハッキリした色遣いで非常に鮮やか。表紙も金色が使ってあって、ゴージャスです。異国情緒ある絵も素晴らしく、するするとインドの世界に誘われます。何より、ストーリー。算数の面白さも...
けちな王さま、ひもじい民たち。算数で村を救った賢い女の子のおはなし。 0の概念の故郷、インドの昔話です。ハッキリした色遣いで非常に鮮やか。表紙も金色が使ってあって、ゴージャスです。異国情緒ある絵も素晴らしく、するするとインドの世界に誘われます。何より、ストーリー。算数の面白さもさることながら、みんなが幸せになるお話で、最後まで安心して面白がっていられるところが素敵。 1粒のお米つぶも、明日は2倍の2粒、明後日はそこに2倍して4粒……と増えていけば、1か月後にはとんでもない数になります。王さまは、うっかり二つ返事でお米をあげると言ってしまいましたが、かけ算を使いこなせるようになった子どもなら、思わずニヤニヤしてしまうのではないでしょうか。パノラマページというしかけ、本の最後にどのようにもらえるお米が増えるのか表にしてかいてあるところも良いです。 主人公のラーニは優しくて賢い子なので、文章では書かれていませんが王さまからもらった食べ物を生きとし生けるものにわけています。独り占めしようとした王さまとは対照的。知識をこんな風に、みんなで幸せになれる方向に使っていけたら良いな、というのも説教臭くならずに感じられるのではないでしょうか。
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3-3 2023/11/16 4-3 2017/10/18 ********** 5-1 2015/12/16
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とても美しい絵本。途中、広がる。 大判の絵本で、持つのはたいへん。 広がるところだけは、教卓をかりましょう。 よく読み込んで、数字を読み間違えないようにしましょう。 最後に、数字の一覧をこどもたちといっしょに読み上げえる
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算数も数学もましてや物理などもっての外、大嫌いな私ー、サブタイトルに「さんすうのむかしばなし」とありちょっと迷いました。でも、そんな絵本っていったいどんなものと好奇心が勝ちました。 伝統的なインド細密画にコンピーューターでレイアウトしてある図柄はまさにインド風。 けちんぼの王様か...
算数も数学もましてや物理などもっての外、大嫌いな私ー、サブタイトルに「さんすうのむかしばなし」とありちょっと迷いました。でも、そんな絵本っていったいどんなものと好奇心が勝ちました。 伝統的なインド細密画にコンピーューターでレイアウトしてある図柄はまさにインド風。 けちんぼの王様から、ご褒美を貰えることになったラーニの知恵! 王様所有(元は村人たちの寄進米)のかごからこぼれた米粒を拾い集めたラーニは、王様に届け出ます。感激した王はご褒美を取らせるとラーニに云いますが、ラーニは「今日はお米を一粒だけ下さいませ。そして30日の間それぞれ前の日の倍の数だけお米を戴けませんか」と応えます。「ささやかなものだわい、確かに聞き入れたぞ」と王は安請け合い。最初は1粒のお米。次の日は1×2で2粒のお米。さらに翌日は2×2で4粒のお米・・・。ラーニは1ケ月経つと1073741823と10億以上の米粒に膨れ上がる計算をしていたのです。 数字を並べられてもピンと来ませんが、日々増えていくお米の量が圧倒的に描かれていました。30日目の最後の日のお米の量の凄さにびっくりさせられます。見開き4ページに描かれていて、圧巻です。 数字に疎いのを悔い改めようと少々反省。
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小2の息子に読んでやったら、想定通り、1粒の米が何億もの量に変わるところでビックリしてくれてよかった。他にも同じパターンのお話はあるので安心して読めた。
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おこめがまいにちふえていくのが、おもしろかった。おこめがたべたくなりました。でも、えがすこしこわかった。
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枠と文様が美しい。 独特の色使いや金色の使い方、いかにもインドらしい雰囲気を感じる。 最後の象の見開きは圧巻。数の面白さも伝わってくる。
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- ネタバレ
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気になっていたので、借りてよんだ。 ごほうびは おこめ きょうは 1つぶ あしたは 2つぶ あさっては 4つぶ その つぎのひは 8つぶ 30にちめには…… なんつぶ? (カバーそでより) 表紙を見て、正倉院の宝物の唐草模様を思い出した。 本書では、伝統的な「インド細密画」を取り入れ、コンピュータを使ったレイアウトがされているそうで、おおーと思うところがちらほら。 絵だけよむと難しそうかと思うけれど、文と合わせるとわかりやすい。 算数が役に立ちそう、ということを感じる内容。 金(きん)がよく効いていて、紫と赤も印象的で美しい絵本だ。 図書館の本なのだけれど、たまたま「1つぶのおこめ」がページに貼りついていました。笑
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