GOSICK(Ⅰ) の商品レビュー
ヴィクトリカが凄く可愛い。天才的頭脳を持ち、自信に満ちあふれた女王様のような態度を取りつつも、本心では一弥に心を許し、甘え、自分なりに守ろうとしている姿が意地らしくてたまらない。強さの中にほんのちょっぴりの弱さが垣間見える桜庭氏の少女像が大好きだ。ヴィクトリカの出生には多くの謎が...
ヴィクトリカが凄く可愛い。天才的頭脳を持ち、自信に満ちあふれた女王様のような態度を取りつつも、本心では一弥に心を許し、甘え、自分なりに守ろうとしている姿が意地らしくてたまらない。強さの中にほんのちょっぴりの弱さが垣間見える桜庭氏の少女像が大好きだ。ヴィクトリカの出生には多くの謎が残されているので、これからこの長いシリーズを少しずつ、味わいながら読み進めていきたいと思う。
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貴族の娘、美少女ヴィクトリカと日本の軍人の息子、留学生一弥の関係はこれからの進展を期待させる。ただこれほど壮大な仕掛けを作る意味があるのかが最後まで引っかかった。
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軽いミステリものとして楽しい、 砂糖菓子の弾丸もそうだけど、すげー嫌なやつなのに憎めないってのはどういう描き方なんだろう
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2021年1月24日 犯人は途中でわかったけど、猟犬の存在は分からなかった。 ヴィクトリカのツンデレな感じがよい。 最後と、後書きを呼んで物語のスケールの大きさを理解した。 欧米の恐怖小説、探偵小説をスマートに取り込んで現代というスパイスを振りかけたキュートなシリーズ。
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女性作家ならではの柔らかさがある。 ミステリ部分は割と分かりやすく事件の序盤で犯人まで推測できた。 だが、キャラクター萌えという点ではかなり良い。 面白かった。
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個人用読書メモ ・久城が留学にやって来てから半年くらい ・ヴィクトリカとブロワ警部の関係を初めて知る ・QueensBerry号の事件に巻き込まれる
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第一次世界大戦後、第二次世界大戦前。ヨーロッパの小国ソビュールにある聖マルグリット学園に留学している久城。 ここの図書館最上階に幽閉されているヴィクトリカ。 この二人が推理するミステリーシリーズ。 第一次世界大戦前に集められた身寄りのない国籍の違う子供たち。彼らは船に閉じ込められ...
第一次世界大戦後、第二次世界大戦前。ヨーロッパの小国ソビュールにある聖マルグリット学園に留学している久城。 ここの図書館最上階に幽閉されているヴィクトリカ。 この二人が推理するミステリーシリーズ。 第一次世界大戦前に集められた身寄りのない国籍の違う子供たち。彼らは船に閉じ込められれ、罠にはまって死んだり、殺しあったり。それが野兎狩り。生き残った野兎は太らせろ。 同じ船が十年後に現れ、久城とヴィクトリカも乗り合わせることに。 ヴィクトリカ、見た目キレーだが、しわがれた声と明晰な頭脳を持つ。貴族だから、上から。 当然、久城は下僕役。 十年前に沈んだ幽霊船と同じ名前を持つ客船内での斬殺事件。 時代も場所も良いし、読む進めようと思う。
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貴族階級が残りつつも昔過ぎない時代設定 ヨーロッパの小国 人形のように小さくて美しいヒロイン ダークな雰囲気のミステリー 実に 私好みでした イラストがついているのもありましたが 私は 表紙がヴィクトリカの影絵になっている方が好きです 今の段階では久城とヴィクトリカの関係は探偵...
貴族階級が残りつつも昔過ぎない時代設定 ヨーロッパの小国 人形のように小さくて美しいヒロイン ダークな雰囲気のミステリー 実に 私好みでした イラストがついているのもありましたが 私は 表紙がヴィクトリカの影絵になっている方が好きです 今の段階では久城とヴィクトリカの関係は探偵と助手という感じですが 今後 どう変化していくかも興味がありますね
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GOSICKという題名の響きだけで読みました。 正直どんな感じか全くわかりませんでしたが、読み始めた瞬間に分かりました。「ラノベみたいな本だ」って。 ヴィクトリカが可愛くて、ミステリーはちょっと物足りない感じはしたけれども、満足の1冊だったかと。
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結構期待していたので、正直肩透かしを食らった気分。面白く読めたは読めたけども。 具体的には、展開やトリックに既視感があり、またそう捻ったものでもない(と感じた)ために、結構先が読めてしまうのが大きかった。犯人は誰か、という嫌疑を一人一人晴らしていく面白さも、緻密なトリックを暴...
結構期待していたので、正直肩透かしを食らった気分。面白く読めたは読めたけども。 具体的には、展開やトリックに既視感があり、またそう捻ったものでもない(と感じた)ために、結構先が読めてしまうのが大きかった。犯人は誰か、という嫌疑を一人一人晴らしていく面白さも、緻密なトリックを暴いていく魅力にも、やや欠けていると感じた。風情ある活劇として楽しむのが正解かなぁ。 文体はライトノベルやキャラクター文芸テイストで、読みやすい。色んな要素を散りばめて、それを上手く風呂敷の中に収めきる手腕は見事だった。 (もう少し踏み込んだ内容は、コメントにて補足)
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