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雪だるまの雪子ちゃん の商品レビュー

3.8

45件のお客様レビュー

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2022/07/27

山本容子さんに惹かれて購入 カバー表紙と カバー外した表紙の違い カラー挿絵など こだわりが詰まってる一冊 夏に読んだけど やっぱり冬の冷たい空気を吸いながら 読んだ方が良かったかな 妙興寺のブックオフにて購入

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2020/02/14

読んでいると雪の日を思い出します。 雪の日の空気の冷たさや寒さも感じられ さらに、じんわり温かな気持ちになれる一冊 読んでいるとバターを口のなかで転がしたくなります。

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2019/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

野生動物の雪だるまの雪子ちゃん。 冬のある日、空から降ってきた雪子ちゃんは、百合子おばあさんのおうちの隣に住み着いた。 人間の百合子さんとたるさんとの交流。 小学校で子供たちと過ごした時間。 好奇心旺盛だけど、怖い時はその場に立ちすくんでしまう一面もあって 記憶の中の両親を思い出して勇気をもらったり、大好物のバターを少しずつ食べたり。雪子ちゃんが元気に活動できる冬の間の日々のこと。 児童文学のコーナーにあった。 特にこれといった大事件は起きないけれど、優しい文章で、しっかり者で微笑ましい雪子ちゃんに心温まる。 子供ももちろんだけど、大人も楽しめる。

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2019/05/31

図書館の児童書コーナーで大好きな江國さん発見(*'ω'*) 勇気と思いやりと優しさが詰まった一冊。 主人公の雪子ちゃん以外の話をスピンオフで書いてもらいたいwww

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2018/02/27

未曾有の大雪の日に空から降ってきた野生の雪だるまの雪子ちゃんの物語。まずこの、野生の雪だるまという設定が新しくて気に入りました。小さな雪子ちゃんの視線から見る冬の景色や動物達や人々の生活の様子は不思議なものやビックリするものや素敵なものでいっぱい。たぶん子供の頃はこんな感覚で冬の...

未曾有の大雪の日に空から降ってきた野生の雪だるまの雪子ちゃんの物語。まずこの、野生の雪だるまという設定が新しくて気に入りました。小さな雪子ちゃんの視線から見る冬の景色や動物達や人々の生活の様子は不思議なものやビックリするものや素敵なものでいっぱい。たぶん子供の頃はこんな感覚で冬の世界を見ていたかも…と童心に帰る思いで読みました。百合子さんやたるさん、りゅうやちなみとの交流も楽しくて心温まりました。厳しくも美しい北国の冬の自然とかそこに暮らす人々の人情がしみじみと静かに伝わってきます。ページをめくるごとにいろいろな形の雪の結晶が描かれているところが素敵だし、江國香織さんの文章がいちいち雪の結晶みたいに詩的な美しさに溢れているので心が浄化される思いでした。挿絵の雪子ちゃんはちゃんと野生みがあって不思議かわいいです。(笑) 大切な人と分かちあいたい宝物のようなファンタジーでした。

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2016/12/25

粉雪ふわふわ温かい粉雪のようなお話。雪子ちゃんが自立した野生の雪だるまで、良い塩梅だった。作品から醸し出される雰囲気がたっぷりとしていて、開いているだけで満たされる本。山本容子さんの絵も明るくて優雅。浸っていて読みが進まなかった、そんな作品です。

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2014/03/16

童話だけど、残酷さや教訓めいたものは一切無くて 世界に驚きや新鮮さが溢れていた子供の頃の感覚を 思い出させてくれるような、 野生の雪だるまの雪子ちゃんのお話。 冷たいバターを舐めるのが雪子ちゃんの好物なんだけど それが妙においしそうに感じるから不思議。 挿し絵が微妙にかわいくな...

童話だけど、残酷さや教訓めいたものは一切無くて 世界に驚きや新鮮さが溢れていた子供の頃の感覚を 思い出させてくれるような、 野生の雪だるまの雪子ちゃんのお話。 冷たいバターを舐めるのが雪子ちゃんの好物なんだけど それが妙においしそうに感じるから不思議。 挿し絵が微妙にかわいくないところがかわいい。 装丁やタイトルも含めて全体的に非常にかわいらしくて 優しい本でした。

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2014/01/12

熱々の紅茶と共に読みたい本。 飛ばし読みするよりも、一文字一文字、丁寧に読む本。 雪子ちゃんは自分のスタイルを持ち、生活を楽しんでいる。 江國香織さんが児童書を書く時、キャラクターが似ている気がする。 ぼくの小鳥ちゃんの小鳥ちゃんを思いだした。 ちょっと我侭で。感受性が豊かで。 ...

熱々の紅茶と共に読みたい本。 飛ばし読みするよりも、一文字一文字、丁寧に読む本。 雪子ちゃんは自分のスタイルを持ち、生活を楽しんでいる。 江國香織さんが児童書を書く時、キャラクターが似ている気がする。 ぼくの小鳥ちゃんの小鳥ちゃんを思いだした。 ちょっと我侭で。感受性が豊かで。 ただ、今の私の気分にはしっくりこなかった。 飛ばし読みした。すごく面白いとも、つまらないとも思わない。 どうしてなのかは、わからない。 たぶん、今はもっと骨太のものに興味があって 漂っているものに違和感を感じるのかもしれない。

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2013/12/26

雪だるまはふつう誰でも知っている。しかし野生の雪だるま?いったいどんな雪だるまか?1人で生きていく、そして話をする、簡単な食事、興味津々で読み終える。雪子ちゃんの絵が素敵でした。

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2013/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

雪だるまを主人公にしたちょっと不思議で、少し暖かい物語。 ちっちゃくて、ちょっと取り澄ましてる雪だるまの雪子ちゃん。 学校に行って人間の子供達と友達になってブランコの乗り方を教わったり、ネズミたちにあだ名(「まんまる」とか「こわがりちゃん」)をつけて夜中にクッキーをあげるところなんてすごく可愛い! お隣で大家さんでもある百合子さんも雪子ちゃんが大好き。 読んでて小学校の頃の読み聞かせの時間を思い出した。 山本容子さんの挿絵も最初は苦手だったけれど、読んでいくうちにどんどん好きになった!

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