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雪だるまの雪子ちゃん の商品レビュー

3.8

45件のお客様レビュー

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2009/12/17

わたしの名前はゆきこ、小学生のころからの親友の名前はゆりこ。 びっくりして一生大事にしようと思った本。

Posted byブクログ

2009/11/28

童話だが、大人が読んでも楽しめる一冊。 産まれた瞬間から自立している、野生の雪だるま。 学校へ行ったり、冬眠したり。 オールカラーで描かれた銅版画の挿絵も綺麗で、雪子ちゃんの 愛らしさが伝わってくる。

Posted byブクログ

2011/07/17

初めての江國作品は児童書になるのでしょうか。なかなかいい感じで読めました。子供なんだけど、一人できちんと暮らしていて、ちょっぴり大人のような雪子ちゃん。夜、静かに一人で音読しながら読んでみました。小学校一年生ぐらいの女の子に読み聞かせしてあげるといいのではないかしら。(ちょっと雪...

初めての江國作品は児童書になるのでしょうか。なかなかいい感じで読めました。子供なんだけど、一人できちんと暮らしていて、ちょっぴり大人のような雪子ちゃん。夜、静かに一人で音読しながら読んでみました。小学校一年生ぐらいの女の子に読み聞かせしてあげるといいのではないかしら。(ちょっと雪子ちゃん風?)装幀もこのお話の雰囲気にあっていていいと思いました。

Posted byブクログ

2012/11/03

(2009.10.22読了)(2009.10.21購入) どれくらいの年齢層を狙っているのかわかりませんが、ファンタジー小説というところです。主人公は、野生の雪だるまです。野生の雪だるまの、雪子ちゃんの1年の生活を描いたものです。 異世界から人間の世界に紛れ込んだ生き物から人間世...

(2009.10.22読了)(2009.10.21購入) どれくらいの年齢層を狙っているのかわかりませんが、ファンタジー小説というところです。主人公は、野生の雪だるまです。野生の雪だるまの、雪子ちゃんの1年の生活を描いたものです。 異世界から人間の世界に紛れ込んだ生き物から人間世界の生活を見てみるとどんな感じなのかと言う視点を楽しむといったところです。 雪子ちゃんは、身長が1メートルほどですので、子どもの大きさです。この世界に来てから2年目の冬を過ごしているところです。両親やそのほかの家族は、記憶の中にいます。雪子ちゃんは、空の上からやってきました。 雪子ちゃんは、画家の百合子さんの物置小屋を借りて住んでいます。我々人間から見るとあばら家なのですが、野生の雪だるまにとっては、雨が防げて、風がたっぷり吹き込むので、ご機嫌です。 ラジオで音楽を聴きながら、生魚とお粥の夕食を食べた後は、百合子さんのうちに遊びに行き、雪と氷がたっぷり入ったたらいにつかりながらポーカーに興じて過ごします。 夜遅くに自分の家に帰り、ネズミにクッキーをあげてから眠ります。 朝寝坊してから、起きたら朝食を済ませ、散歩に出ます。 最初は、家の周りの森や崖までの散歩でしたが、だんだん遠くまで出かけるようになり、ある時小学校まで行きました。 校庭には、鎖でつるされた素敵な椅子(ブランコ)や、びっくりするほど大きなはしご、渡ってもどこへもたどり着けそうにない斜めの橋(シーソー)、がありました。 小学校で、子どもたちと一緒に勉強を教えてもらったり、雪合戦やフラフープで遊んだりします。小学校へは、気の向いたときだけ行きます。 春から秋になるまでは、休眠状態で、冬が来るのを待ちます。 なんとも楽しい本です。何枚か、山本容子さんのカラー銅版画が収められていますので、野生の雪だるまがどんなのかがわかります。 江國さんの童話が好きな方は、楽しめます。 ☆江國香織さんの本(既読) 「間宮兄弟」江國香織著、小学館、2004.10.20 「赤い長靴」江國香織著、文芸春秋、2005.01.15 「パンプルムース!」江國香織著・いわさきちひろ画、講談社、2005.02.23 「すきまのおともだちたち」江國香織著・こみねゆら絵、白泉社、2005.06.08 「ぬるい眠り」江國香織著、新潮文庫、2007.03.01 「がらくた」江國香織著、新潮社、2007.05.20 「夕闇の川のざくろ」江國香織著・守屋恵子画、ポプラ文庫、2008.04.05 「左岸」江國香織著、集英社、2008.10.20 (2009年10月24日・記)

Posted byブクログ

2009/10/10

『すきまのおともだち』に通じる、ちいさなやさしいお話。 かわいらしく、いさましい、雪だるまの女の子の物語です。 山本容子さんの版画と、江國さんの文章がとてもあっています。

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