雪だるまの雪子ちゃん の商品レビュー

江國香織【著】,山本容子【銅版画】

2010/05/12

2010.4.15 童話みたいな話。野生の雪だるまという発想が面白い。ほのぼの可愛い。寒い冬にコタツで読みたいなぁ。

2010/04/07

ああ　つまらないお話。こんなのわざわざ書いて何がしたいのか。絵本にしたほうがよかったか？山本容子の版画はすてきだけど、雪子ちゃんがぜんぜんかわいくない。こわい。

2010/03/12

江國さん文章、山本容子さん銅版画挿絵、という、ある意味レディース最強コンビ？！の作品。読み始めました。重要かどうかわからんけど、とりあえず猫が出てきます、２匹。うーん、雪子ちゃんのビジュアルが、もしかするとある意味最強かも。（笑）

2010/03/09

だーらだらとなかなか進まなかった。

絵本とかこういうのはいいから、
えくにさんには恋愛もの書いてほしい。

2010/02/18

山本容子との対談を聞いたので手に取る。
２４才でデビュー、犬が好き、辰年生まれの共通点がある２人。
彼女は嗅覚や触覚を大事にする人らしく「レバーに触るのが好き」と話していたのが印象的だった。絵と作品がマッチした素敵な作品。

それにしても主人公が天然の雪だるまとは！しかも動物に分類されている。ストーリーというものは特になく、思いついたことを書き連ねた感じの仕上がり。どの場面でも切り取って楽しめる。

2010/02/10

寒い季節が苦手な体が、
この本を読んでいたら、体の内側に太陽を持つような、
そんな一冊でした。

エクニさんの作品の中で「きらきらひかる」以来くらい
心に響きました。

2012/06/20

ー「深遠な気持ちになるわね」「しんえんって？」「深くて遠いってこと」深くて遠い気持ち。雪子ちゃんは、それはいまのこの場所で感じている気持ちに、ふしぎなほどぴったりだと思いました。ー
　雪子ちゃんは野生の雪だるま。っていう発想が思いつくようで思いつかない。こんなところが江国香織さんの魅力かな。やさしいやさしい童話ものがたり。
　山本容子さんの銅版画が綺麗。本の内容にぴったりで装丁から美しい。
　そうそう、雪子ちゃんは字を知らないのに本が大好きなんていうとってもかわいい子。

2010/01/18

野生の雪だるま（この設定がもう魅力的なのでございます）雪子ちゃんが過ごす1年を描いた物語。おしゃまで勇ましい雪子ちゃん、お隣で雪子ちゃんの保護者的な立場の百合子さん、そこで過ごす小学生達の暮らしっぷりや交流具合が丁寧でほのぼのしていて、でも現実離れしていなくて、読んでいる間も、読んだ後も楽しい気持ちになれました。友達の家に行けば、大きなたらいに氷をいれた水でもてなされ、主食は生魚で、いつかは溶けてしまうことを知っている雪子ちゃんにたくさんの人に会わせてあげたいなあ。冬の寒い日に読めてよかったです。夏に読んでたら結構感じ方も違っていたような気がするので。そして江國さんの言葉遣いや独特の表現に今回もメロメロでした。

2010/01/02

雪子ちゃんは、野生の雪だるま。

そう簡単な、かわいいだけの女の子じゃない。
プライドがあるんだ。

「おしゃまさん」っぽいけど、しっかり凛としてる。

2010/04/28

江國さんと山本容子さんのｺﾗﾎﾞなので楽しみに読んだ｡雪だるまの雪子さんは､江國節に乗っておしゃまさんである｡好きな事を｢ｼｭﾝｼﾞｭﾝ｣する好奇心の塊の雪だるまなのだ｡随所随所に現れる山本さんが描く雪子さんは､どうみても､きもかわいくしか見えない｡
雪子さんを夏になっても消えないｽﾄｰﾘｰに拍手を送りたい｡