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雪だるまの雪子ちゃん の商品レビュー

3.8

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2011/09/18

ある日ソラから降ってきた雪だるまの女の子、雪子ちゃんの物語。 雪だるまは冬眠ならぬ夏眠をするらしい。 ほのぼのとして、絵本のような1冊でした。

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2011/09/02

江國ワールド全開☆さくさくとした表現の辞書みたいな心地よい響きがいっぱいつまった、そして少女らしい凛とした雪子ちゃんとおとなたちのあったかワールド。雪だるまと思って読んでたら人間だったりした日には、じぶんで笑っちゃったケド。飛行機の待ち時間に1回半読みました♪

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2011/08/22

娘が読書感想文用に選んだ1冊。 江國 香織さん、透明感がありすぎて、です。ます。ました。の文章の小説が苦手な私は避けてきた作家さん。 でもこれを期に、もっと江國ワールドを知りたいと思いました。 です。ます。の小説は、私を眠くさせるのだけど、 この雪子ちゃんの世界は、いつまでもその...

娘が読書感想文用に選んだ1冊。 江國 香織さん、透明感がありすぎて、です。ます。ました。の文章の小説が苦手な私は避けてきた作家さん。 でもこれを期に、もっと江國ワールドを知りたいと思いました。 です。ます。の小説は、私を眠くさせるのだけど、 この雪子ちゃんの世界は、いつまでもその世界を忘れられない、 そんな何かがありました。 野生の雪だるまなんです。彼女。知りたくなります。

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2011/03/13

江國さんの文のエッセンスが、山本容子さんのイラストで立ち上がる。雪だるまの雪子ちゃんから見えると、見慣れた学校がとても新鮮に見える。世界が小さな謎と喜びで満ちていることを感じる。夏の描写を読んでいると光景が目に浮かぶようで印象的だった。

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2011/03/07

ここにレビューを書きました。 http://blog.goo.ne.jp/luar_28/e/3bae47745c6a92b29c9601c396fbe630

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2011/02/22

子供の目線のような発見できる視点がすごくいいなって思った。 何でも当たり前のこととしないで、そのものの美しさをゼロから見ること。改めてそのように見ると、世の中には不思議なことがいっぱいなのである。見ることや知ることはとても良いことかもしれないが、慣れというものは怖いもので、何も知...

子供の目線のような発見できる視点がすごくいいなって思った。 何でも当たり前のこととしないで、そのものの美しさをゼロから見ること。改めてそのように見ると、世の中には不思議なことがいっぱいなのである。見ることや知ることはとても良いことかもしれないが、慣れというものは怖いもので、何も知らない方が多面から見ることが出来て感動は大きい。 長田弘「世界はうつくしいと」の詩集でも思ったことなのだが、発見できる視点を持つというのは、世界をありのままに受け入れ、美しいと感じられる澄んだ目と心があると思う。その一つ一つの感動がその人自身の美しさになる気がする。 それと山本容子の素晴らしい色使いの版画にもやられた。 雪子ちゃんは大屋政子に似ていると思う。そこだけ複雑。

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2011/02/07

江國香織さんの文章は、やはり美しいです。 すきなとこをあげると、きりがないくらい。 画面でいうと、はしっこのほうにあるものを表現されてたり。 擬音とか、なぜか、しっくりくるって感じたり。 山本容子さんの銅版画も……。 ブックコートするの、ためらいました。 んー、もったいないー。...

江國香織さんの文章は、やはり美しいです。 すきなとこをあげると、きりがないくらい。 画面でいうと、はしっこのほうにあるものを表現されてたり。 擬音とか、なぜか、しっくりくるって感じたり。 山本容子さんの銅版画も……。 ブックコートするの、ためらいました。 んー、もったいないー。 本屋さんで見かけたら、カバーはずして見てね。って、ひとこと添えなきゃ。 野生の雪だるま、という設定もたのしく。その生態(って、味気ない表現だけど。)も。 溶けてなくなってしまわないのが、いいな。 雪子ちゃんにかかわるオトナたちも、とても魅力的なひとばかり。 オトナのための童話、とも言えるけど。 子どもたち、さて、何年生に手渡すのがいいのだろう。

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2011/01/29

雪子ちゃんは、野生の雪だるまです。 ある大雪の日、降って来て、見つけた廃屋に住みついてしまいます。 そこは、画家の百合子さんのお家の物置! そこから、雪子ちゃんのお茶目な日常が始まります。 お隣さんの百合子さんと彼女の友人のたるさん、そして小学校の先生や子どもたち。 雪子ちゃん...

雪子ちゃんは、野生の雪だるまです。 ある大雪の日、降って来て、見つけた廃屋に住みついてしまいます。 そこは、画家の百合子さんのお家の物置! そこから、雪子ちゃんのお茶目な日常が始まります。 お隣さんの百合子さんと彼女の友人のたるさん、そして小学校の先生や子どもたち。 雪子ちゃんは、みんなに愛されています♪ お茶目なんだけど、自由きままで、なんとも可愛らしい雪子ちゃん。時折見せる気遣いも、女の子らしいです(雪だるまですが…)。 夏、どうなっちゃうか心配でしたが、そこはさすが野生です。 今の季節に、ぴったりのお話でした。とっても寒そうなんだけど、すがすがしい冬の空気が気持ちよく感じます。 山本容子さんの挿絵や装丁がとっても素敵です。

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2010/08/29

山本容子の版画に惹かれて図書館の絵本棚から借りてきたのですが、絵本というには絵が少なく、子供向けというには言葉が難しく、大人向けというにはちょっと物足りないような気がしました。 当然ですが、やはり山本容子の版画は本物を見たほうが色も線もきれい!

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2010/07/02

江國さんの作品は童話系より小説系の方が好きだけど、ナカナカ良かった! 超偏食で超自由な雪だるま女子の話。 読み進めるうち、悲しい結末だったらどうしようと思ったけど。 リアルすぎる(!?)雪子ちゃんより百合子さんやたるさんの画も見たかったな。。。

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