ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 の商品レビュー

辻村深月【著】

2014/06/15

年頃の女の子のいやになるくらい他人に厳しいというか、プライド高いというかの描写がうまい。
うまいけど、いたたまれない。

2014/06/09

2014.6.9 読了

これは、よくできた話だなぁ。。。と
まず 思った。

うまく言えないけど。

てか、言葉にしたら薄くなりそうで。

はっきり言って
面白かった〜〜！

あえて なにも語りません！

ぜひ 読んでみて！

2014/06/01

自分、親、友人、仕事、恋愛、結婚…。
誰もが持つ当たり前の悩み。
それは、その人だけが持つ特別な悩み。
学歴があってもなくても、お金があってもなくても、彼氏がいてもいなくても、仕事が上手くいってもいなくても。
世の中はほんとに残酷で、理不尽で、上手くいかない。
でも、それでも…と、この作品は語っている気がする。
辻村さんの作品に出てくる登場人物の心情表現はとてもリアル。気がつくと世界にすっと入っている。今回の作品は、特に女性に共感されやすいかもしれない。

2014/05/12

29歳の女性について描写していた。
田舎では、このくらいの年齢で独身だと肩身が狭いなあと感じてしまう。
母を殺してしまった女性はあまりにも過保護に育てられてしまったなあと思った。女性の元同僚の人はしっかりと客観的に物事を判断している人だと感じた。

2014/05/07

ああ。あるある。女っていくつになっても、どこまでも女だなあ。
人の目をきにしたり 誰かの価値観にとらわれたり 何かに依存したり 他人ばかりいい様にみえたり。。
女性のリアルがつまってて、読み終えるまで気力がいった(-_-)

2014/04/24

タイトルの意味が分かった時は、驚かされた。それ自体がすごく大きな秘密ってほどではないんだけど、あ、そうつながるのかーと納得させられる。
母親を殺したとされているチエを追う過程の中で、チエを見る目の意地悪さに、女って厳しいなぁーと思った。そしてチエと自分を重ねてしまう部分があったから、つらいなーという気持ちにもなった。
厳しい女に打ちのめされ、ズルイ男にムカつくんだけど、最終的には救われる終わり方でほっとした。

2014/04/17

フリーライター神宮寺みずほが幼馴染の行方を捜す。
幼馴染のチエミは母親を刺殺した容疑で逃げている。チエミを知る幼馴染、恩師、同僚を訪ねなぜ逃げているのか、どこにいるのか解き明かそうとする。
チエミの母娘関係と自分の母親との関係を比較しながら母と娘のつながりを考える。

といった内容だけど面白くなかった。

2014/05/23

母と娘というのは、簡単なようでいて実は複雑である。全面的な信頼関係とはまた別に、同性としての意識が働くからだろう。
どんな歪な形になっても、そこにある母娘の関係は、他人が凌駕できない深さを持っている。小説でありながらひとつのドキュメンタリーを見ているようで、胸が苦しくなった。
事件を通して、チエミの母の愛の大きさと、戻せない現状がなんともやるせない。

2014/03/29

図書館で借りた本。

起こってしまったことは、何もなかったように、元に戻すことはできない。
母親を殺してしまい、逃亡するチエミ。それを探す、フリーライターの親友、みずほは知りたかった。
何故、チエミなのか？何故母親だったのか？あんなに仲良しだったのに。
母親の元から、チエミが逃げ去るシーンから始まるが、すべてを読み終えてから、もう一度冒頭の数ページを読み返すと、ちゃんと謎かけがしてあったことに気付く。
上手いなぁ～と思いました。
そして、最後にタイトルの本当の意味を知る。
気がつかなかった・・・。やられました。

2014/02/19

題名の意味が、そこだったの～っていう驚きくらいで、後は、淡々と主人公の昔の思い出や周りの人々の描写が続きます。こちらも暗いし、読後感がいまひとつ。ただ、主人公に関して、｢うんうん。わかる。｣って共感できました。