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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 の商品レビュー

3.6

413件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2014/01/25

内容紹介 "30歳"という岐路の年齢に立つ、かつて幼馴染だった二人の女性。 都会でフリーライターとして活躍しながら幸せな結婚生活をも手に入れたみずほと、 地元企業で契約社員として勤め、両親と暮らす未婚のOLチエミ。 少しずつ隔たってきた互いの人生が、重なること...

内容紹介 "30歳"という岐路の年齢に立つ、かつて幼馴染だった二人の女性。 都会でフリーライターとして活躍しながら幸せな結婚生活をも手に入れたみずほと、 地元企業で契約社員として勤め、両親と暮らす未婚のOLチエミ。 少しずつ隔たってきた互いの人生が、重なることはもうないと思っていた。 あの"殺人事件"が起こるまでは……。 何かに突き動かされるように、警察の手を逃れ今なお失踪を続けるチエミと、 彼女の居所をつきとめようと奔走するみずほ。 行方を追う中、不可解な事件とその真相が明らかに……!! 内容(「BOOK」データベースより) “30歳”という岐路の年齢に立つ、かつて幼馴染だった二人の女性。都会でフリーライターとして活躍しながら幸せな結婚生活をも手に入れたみずほと、地元企業で契約社員として勤め、両親と暮らす未婚のOLチエミ。少しずつ隔たってきた互いの人生が、重なることはもうないと思っていた。あの“殺人事件”が起こるまでは…。辻村深月が29歳の“いま”だからこそ描く、感動の長編書き下ろし作品。

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2014/01/19

14/01/19 及川亜理紗の言葉がえぐい。 「誰かに拒絶されて、それを自分の中で咀嚼して立て直す過程を全然通ってきてない感じがする」「いつまでもあなたは変わらない」。 まるで自分に言われているようでえぐい。

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2014/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

友達への嫉妬、歪んだ親子関係。 幼馴染の、エリートのみずほと実家で平々凡々と暮らすチエミ。 チエミの母親が刺殺されてチエミが行方不明に。 ライターのみずほがチエミを探して知人に取材して回る。 最初の取材部分は会話が長いし女友達たちの下品な部分が嫌だなと思ってたけど、徐々に引き込まれて後半は涙。 最後にチエミがみずほに言う「ねぇ、私、何にもない」で涙が止まらない。 チエミの立場で読むと息が詰まる。その後どうか笑顔で暮らしていますようにと祈らずにおれない。 女友達。うーん。立場が違ってもいつまでも仲良くしてる人たちがいるんだろうか。日頃蓋をしてるテーマだった。重い。

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2013/12/17

謎のタイトルの意味は、そういうことだったのか、と。 辻村さんの作品は、何というか、、、女の汚い醜い部分がサラっと書かれているので、同性としてグサっと刺さるところがある。毎度、毎度。 救いようのない話なのに、どこか人の温かさも感じれた。 最後にチエミを見つけたのがみずほで良かったと...

謎のタイトルの意味は、そういうことだったのか、と。 辻村さんの作品は、何というか、、、女の汚い醜い部分がサラっと書かれているので、同性としてグサっと刺さるところがある。毎度、毎度。 救いようのない話なのに、どこか人の温かさも感じれた。 最後にチエミを見つけたのがみずほで良かったと思う。 翠が使う「ごめちゃーい」は、赤僕の実かな^^

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2013/12/17

理想だと思っていた親子の事件の真相が、その理想を崩さないもので良かった。躾は大事だけど、人としての尊厳は忘れないようにしないとな。

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2013/12/04

今まで読んだ辻村作品とは全くタイプが違うので別の作家の作品を読んでいる気分に。タイトルの意味が分かるのも、事件の真相が分かるのもラストでした(^=^;色々な親子の形があるもんだけど、どの方向を目指すにしても過激過ぎたらダメですね。

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2013/10/16

終わりの方、めくるページを止められないくらいに一気に読んだ。 この本の中には、いろんな女性がいて、女のめんどくさいところとか、嫌なところとかが、いっぱい出てくる。 誰か1人に自分を重ねることはできないけど、共感できるところもいっぱいあって、なんか自分の将来が怖くなってしまった。 ...

終わりの方、めくるページを止められないくらいに一気に読んだ。 この本の中には、いろんな女性がいて、女のめんどくさいところとか、嫌なところとかが、いっぱい出てくる。 誰か1人に自分を重ねることはできないけど、共感できるところもいっぱいあって、なんか自分の将来が怖くなってしまった。 私もいつか負け組の自分を恥じながら、生きていかなければならないのかと。 自分の幸せは自分で決めたいけど、やっぱり1人は怖くて、 群れるのは嫌いだけど、結局女って群れなければ生きていけない人間なのだろうか…。 「三十までにやりたいことをやって、落ち着いてなきゃいけない。何でもいいから、結婚したり、結果出しておかなきゃ、笑われるし、おしまいなんだって思ってた。そのときまでに何にもないままだったら恥ずかしいし、でも、逆に言えば、そこで、苦しいのもきっと終わりになるって思ってた」

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2013/09/23

母を殺してしまったチエミのことを追う,幼なじみのみずほ 一見よくある設定ではあるが,話に惹きつけられた。 最後に明かされる事実。 母の日はなんだったのか…と考えると,なんだか言いようもなく切ない。

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2013/09/16

いろんな種類の女が出てくる、ミステリーの形を借りた女図鑑。母と娘、結婚、妊娠…。 私自身は、東京に出た四大卒、今は専業主婦。ワーキングマザーしてる友達や、結婚せず、あるいは子供を持たずに仕事とマイライフに没頭する同級生を見ると、私が大学に行ったのなんか無駄だったかなあと思ったり...

いろんな種類の女が出てくる、ミステリーの形を借りた女図鑑。母と娘、結婚、妊娠…。 私自身は、東京に出た四大卒、今は専業主婦。ワーキングマザーしてる友達や、結婚せず、あるいは子供を持たずに仕事とマイライフに没頭する同級生を見ると、私が大学に行ったのなんか無駄だったかなあと思ったり、思わなかったり…。 娘を育てながら、女の一生って何が幸せかは、本人と、彼女のパートナーにしか決められないものだなあと思う日々。 私は娘をできるだけ縛らないようにしたい。でもきっと、娘は私に傷付けられているのだろう。私が母に傷付けられたのと同じように。

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2013/08/25

オンナの病理テンコモリの作品。ちなみに私(女)は早々におおかたの筋書きが読めてしまったのだけど、夫は最後まで予想すらできず、ひとりでハラハラと読み、「え?そこ?わかんねー」と、つまらぬ結末とかんじたそうです(笑)男って単純だ。 女の関係は、母娘にしても、女友達にしても、めんどく...

オンナの病理テンコモリの作品。ちなみに私(女)は早々におおかたの筋書きが読めてしまったのだけど、夫は最後まで予想すらできず、ひとりでハラハラと読み、「え?そこ?わかんねー」と、つまらぬ結末とかんじたそうです(笑)男って単純だ。 女の関係は、母娘にしても、女友達にしても、めんどくさい。必要におうじてバカでいるとか、鈍感力を発揮するとか、やりすごすって決める強い意志とかがないと、次のステージにすすめない。その意味でこの中では政美ちゃんの不器用なものいいが好きでした。 キライじゃないけど、この手の(女の関係とか心のマイナスなヒダも含めて緻密に書き上げる系の)作品を連続して読むと、ドロドロにつかまってしまい、日常生活のドロドロを無視しづらくなる。忙しいときはよしておいたほうがよいかな。

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