だから、新書を読みなさい の商品レビュー
【序章】ビジネスパーソンのための新書活用法 ・ 情報過多の時代、情報源をあえて絞る ・ テレビ・ベストセラー・ネットはチェックしている人数が多い → 新書で情報の《逆張り》を ・ 同テーマの新書3冊を同時読みすることで、テーマの概要を知る ◎ 「ごく少数のベストセラーを除けば、...
【序章】ビジネスパーソンのための新書活用法 ・ 情報過多の時代、情報源をあえて絞る ・ テレビ・ベストセラー・ネットはチェックしている人数が多い → 新書で情報の《逆張り》を ・ 同テーマの新書3冊を同時読みすることで、テーマの概要を知る ◎ 「ごく少数のベストセラーを除けば、書籍というのは全然『マス』なメディアではない。だから普通に書店売りの本をチェックして読んでいくことが、十分インプットの逆張りになるのだ」(p35) (例:1万部売れた本でも、全国民の0.0077%しか読まれていない。読売新聞は7.7%、視聴率15〜20%のテレビは2000万人ほどが見ている計算になる) ● 週刊東洋経済の調査によれば(1000人アンケート)、1年で100冊以上本を読む人は4%弱、1年の平均読書量は18冊ぐらいとのこと。本自体、大して読まれてない。ただ読むだけで、読まない人とは歴然とした差がついてくるのでは。 【第1章】だから、新書を読みなさい ・ なぜ、新書なのか → 低コスト/広く浅く知れる/多テーマ/ロングセラーが多い/信憑性が高い…… 【第2章】奥野式「新書ザッピング術」のすすめ 《新書ザッピング》の具体的方法 ① 自分の興味・関心・テーマを決める ② 上記に関連する新書3冊を選ぶ 1冊目:ロングセラー・ベストセラー 2冊目:最近の本 3冊目:一番やさしい本、変化球の本 ③ 目次・前書きを読み、著者の最も伝えたいことを汲み取る ④ 目次をもとに読む箇所の優先順位をつけ、拾い読みをする。この際。気になった部分を、ページの角を折るなどしてチェック ⑤ ④でつけたチェックの中から本の重要箇所を絞り、再度チェック(10箇所程度×3冊分) ⑥ 3冊それぞれのチェックを総合し、その中から全体の重要箇所を選ぶ(10箇所程度) ⑦ 箇条書きで引用して転記、同時に思ったことを記録しておく ◎ テーマは「タバコをやめたい」「話し上手になりたい」「財務諸表が読めるようになりたい」「休日に没頭できる趣味が欲しい」ということでOK(p84-85) ◎ 3冊は3時間程度で一気に読む(p109-110) ◎ 3冊の主張で共通すること、異なることを意識(p124) ● 速読の手法は『READING HACK!』で紹介されたものに類似 【第3章】新書を制覇する17の技 新書を探すための具体的テクニックを紹介 ◎ 「(新書の)詳細検索は、本や資料を探すとき以外にも使える。思いついたアイデアが新しいものかどうかを判断する場合などだ。たとえば、鉄道マニア向けの新書は出ているけれどバスマニア向けの新書はあるか、カレーの本はあるがハヤシライスの本はあるか、ケータイ小説の書き方の本はすでにあるのか、といった具合だ」(p139)
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著者の主張は簡単に要約するとこうだ。 新書を読みなさい。なぜなら、携帯可能で広く浅く、短時間で安く読めるからである。 読み方としては、同じテーマについて扱っている本を3冊同時に読むということだ。選び方は、1冊目はロングセラーもしくはベストセラーの本、2冊目は最近でた本。3冊目は一...
著者の主張は簡単に要約するとこうだ。 新書を読みなさい。なぜなら、携帯可能で広く浅く、短時間で安く読めるからである。 読み方としては、同じテーマについて扱っている本を3冊同時に読むということだ。選び方は、1冊目はロングセラーもしくはベストセラーの本、2冊目は最近でた本。3冊目は一番やさしい本読みやすそうな本である。 こうして、異なる視点と当該テーマの内容について健全なパースペクティブを得られるというわけだ。時間のないサラリーマンにはこうした読み方が最適であろうことは反論の余地はないだろう。 しかし、逆張りを主張するのなら、自分ならなおさら分厚い誰も読まなさそうな本を読むことで差別化を図ることにするだろう。
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新書は、あまり読まなかったが、本著を読んでちょっと見方が、変わった。 ■新書は三冊まとめて読め •新/旧、硬/軟、理論/実践、 出版社別 ■拾い読みをする ■読書メモの作成 まとめて読むというのは、やってみようかと思った。同一のジャンルと様々な角度から比較出来...
新書は、あまり読まなかったが、本著を読んでちょっと見方が、変わった。 ■新書は三冊まとめて読め •新/旧、硬/軟、理論/実践、 出版社別 ■拾い読みをする ■読書メモの作成 まとめて読むというのは、やってみようかと思った。同一のジャンルと様々な角度から比較出来るので、知識の定着にも有効かと思う。 ただ、著者も新書を勧めているのであれば、本著も新書出して欲しかったですが… 恐らく、新書だと目立たないからかなぁ〜
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新書は単行本に比べて安い、携帯性がよい、入門書が多い、幅広いトピック、執筆陣のハズレが少ないなどの利点がある。だから情報源として新書を活用すべきと提案し、道具として活用する新書ザッピング術を指南する本。 新書は今までも入門書的に好んで読んでいたが、同じテーマの本を3冊同時に読むこ...
新書は単行本に比べて安い、携帯性がよい、入門書が多い、幅広いトピック、執筆陣のハズレが少ないなどの利点がある。だから情報源として新書を活用すべきと提案し、道具として活用する新書ザッピング術を指南する本。 新書は今までも入門書的に好んで読んでいたが、同じテーマの本を3冊同時に読むことによって3人の思考回路を得て比較対照できる、というのはなるほどと思った。 選ぶ3冊は著者が同じ等のかぶりを避け、 1.ロングセラーかベストセラー 2.最近の本 3.やさしい本 読み方は、著者プロフィールの比較、目次を見て概観、「はじめに」をじっくり読む、本文の優先順位を考えて拾い読み、気づいた部分はマーキング、とかなり合理的というか技術的な読み方。 これを3冊1ページの表にまとめる、というのは思考の鍛錬になりそうだが、個人的にはそこまでは無理かも。 最後に付録として書かれていた著者の思考ノートもなかなか面白かった。
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新書を読めば、ビジネスマンにとってのインプットはほぼ網羅できるという本。そうなんや、って感じでむしろ前作の「読書は一冊の本にまとめなさい」のほうがおもしろかった。ていうか、この作者が1981年生まれであることに、びっくりした。3つ上なだけか。。。
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「新書がベスト」の後に読んでしまいましたが、こちらの方は主催の戦略的な読書に対し、「新書は‥」は天才の「すげーだろ」って感じの本ですね。読書への愛は両者とも伝わりましたが、未だ読書が生活の一部と化していない自分にとってはこちらの方が取っ付きやすく感じました。本について3冊選ぶ(ロ...
「新書がベスト」の後に読んでしまいましたが、こちらの方は主催の戦略的な読書に対し、「新書は‥」は天才の「すげーだろ」って感じの本ですね。読書への愛は両者とも伝わりましたが、未だ読書が生活の一部と化していない自分にとってはこちらの方が取っ付きやすく感じました。本について3冊選ぶ(ロングセラー、今の本、簡単な本)はなるほどと思いました。また、プライベートライティングについては思わす原書を買ってしまいました。(日本語訳は絶版)
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『新書がベスト』に比べてインパクトに欠けるし、内容もありきたり。新書を薦める本なのに新書じゃないのも意味がわからん。目次は大事、著者データも大事。 参考になったのは、「三冊同時読み」のみ。「ベストセラー、最近のもの、優しそうなもの」の三冊を同時読みして比較しながら読む。読んだこと...
『新書がベスト』に比べてインパクトに欠けるし、内容もありきたり。新書を薦める本なのに新書じゃないのも意味がわからん。目次は大事、著者データも大事。 参考になったのは、「三冊同時読み」のみ。「ベストセラー、最近のもの、優しそうなもの」の三冊を同時読みして比較しながら読む。読んだことを受け売りするよりアウトプットとしての価値がある。同時に買うことが大事で、買った日に喫茶店で読み切っちゃうのが良い。 という内容だった。テーマを決めて3冊読むというのは良い方法だと思うけど、3時間で3冊を読めるだけの速読術を持ってる人がどれだけいるのか…。それくらいの速さで読めるようになりたい。
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レビューは→http://ameblo.jp/sean-north/entry-10456510518.html
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新書に絞る考え方には理解できる点もあった。 選んで読んだ3冊について要旨や論点などをまとめるザッピングメモや、読んだ動機や課題、自分なりのまとめを記録する思考ノートの手法は参考になった。 3冊の選び方 ・ロングセラーかベストセラー ・最近の本 ・いちばんやさしい本:入門書、図や...
新書に絞る考え方には理解できる点もあった。 選んで読んだ3冊について要旨や論点などをまとめるザッピングメモや、読んだ動機や課題、自分なりのまとめを記録する思考ノートの手法は参考になった。 3冊の選び方 ・ロングセラーかベストセラー ・最近の本 ・いちばんやさしい本:入門書、図や写真が多い、おもしろく読みやすい本 読書後のまとめ ・3冊の読書から学んだことをまとめる(ザッピングメモ) 書誌情報 著者の属性:肩書き、専門分野、○○で有名 メッセージ:著者が読者に言いたいこと、本を書いた目的 納得したこと:自分が印象に残ったこと 疑問点 論点:3冊を横断した論点が見つかるとベスト ・思考ノートの作成 動機:何のために読んだか 課題:読書するための問題意識 引用:自分の意見を付加する まとめ:自分なりにまとめることで、表現する習慣をつける
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この本、装丁は軽いが中身は軽くはない。三冊いっぺんに読み、書評をつける新書ザッピング術。なるほど、実際やってみるとなかなかいい具合に思考が整理される。 でも、なかなか継続が難しいねぇ。この人の方法、果たして何人が真似できるのか疑問符はつく。 この本読んでから新書を買うときはま...
この本、装丁は軽いが中身は軽くはない。三冊いっぺんに読み、書評をつける新書ザッピング術。なるほど、実際やってみるとなかなかいい具合に思考が整理される。 でも、なかなか継続が難しいねぇ。この人の方法、果たして何人が真似できるのか疑問符はつく。 この本読んでから新書を買うときはまとめて三冊買うようになったのは事実(笑) でも、新書を読めと勧めるなら新書で出さんかい?
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