神様のカルテ の商品レビュー
現役のお医者さんのデビュー作とのこと。 『森見(ちょっと苦手)+有川(好き)÷2=結構好き』 ということになりました。 最先端医療で奇跡をおこせ!ノリではなく、地道な地方医療。 こういうのに注目するのは、とても大事ですよね。 2009.11.30~12.1読了
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読み始めは主人公の話し方がマニアックでどんな話かと思ったけど、まじめでぐっとくるストーリーでした。 今の地方医療の問題とか本当に医者に対して過酷な労働状況とかなんとかならんのかなと思う反面、患者の立場になったらいつどんな時でも一番にとは言わないまでも見てほしいと思うのは当然で、そ...
読み始めは主人公の話し方がマニアックでどんな話かと思ったけど、まじめでぐっとくるストーリーでした。 今の地方医療の問題とか本当に医者に対して過酷な労働状況とかなんとかならんのかなと思う反面、患者の立場になったらいつどんな時でも一番にとは言わないまでも見てほしいと思うのは当然で、その間で必死にもがいてる。 医療の問題以外にこの主人公のやさしさや人間らしさにぐっとくるお話でした。 でてくる人物もみんなやさしい人で、悲しいけど、あったかい話でした。
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母にすすめられて読んだ。 独特の語り口調が新鮮。 すっと読めて、手紙のシーンでは涙が止まらない。 人と関わって生きていくことってやっぱり素晴らしい!
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職場の人から、今話題の本ですがご存知?と聞かれて、興味を持ち、手にした1冊。 帯に「この病院では奇跡が起きる」やら「読んだ人すべての心を温かくする、新たなベストセラー」とあるが。別に奇跡は起きないです。 地方の中核病院で奔走する若手医師の活躍と心模様、まわりの人々とのふれあいなど...
職場の人から、今話題の本ですがご存知?と聞かれて、興味を持ち、手にした1冊。 帯に「この病院では奇跡が起きる」やら「読んだ人すべての心を温かくする、新たなベストセラー」とあるが。別に奇跡は起きないです。 地方の中核病院で奔走する若手医師の活躍と心模様、まわりの人々とのふれあいなどは安心して読めるけれど、、うーん、主人公が夏目漱石好きのせいで話し方がヘンテコって設定は好きではないかな。 表紙を目にした時、「夜は短し歩けよ乙女」と同じイラストレーターかと思いきや、こちらはカスヤナガト、あちらは中村祐介。同一人物かどうかは不明ながらタッチは酷似。 小説の方もなんとなく、第2の森見?のような印象もないわけではなかったので、出版社の営業的な戦略のようなものを感じたのは私だけでしょうか? 内容としてはけして悪くはないけれど、売るための努力があからさますぎて、★3つ。
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色んなことがつまってる。 号泣という書評に、 どこで泣くん? と読み進めていくうちに おおぉ、涙がぽろり。 深く思わされることが多くて、 泣くことすら吹っ飛んでしまった。 切ない、というのは適切ではない。 みんなふわりとあたたかく、 かつ鋼鉄のように芯が強い。 私は好き。 モリ...
色んなことがつまってる。 号泣という書評に、 どこで泣くん? と読み進めていくうちに おおぉ、涙がぽろり。 深く思わされることが多くて、 泣くことすら吹っ飛んでしまった。 切ない、というのは適切ではない。 みんなふわりとあたたかく、 かつ鋼鉄のように芯が強い。 私は好き。 モリミー好きは好きなんじゃないかな
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一止と書いてイチト。変な名前って思ってたけれど、読み終わって、本当にいい名前だとわかった。主人公みたいな医者がしっかり活躍できる医療現場であってほしい。主人公みたいな医者がボロボロになっていくのでは、日本の医療に未来はない。自分や親の最期は、栗原先生のほうな人に看取ってもらいたい...
一止と書いてイチト。変な名前って思ってたけれど、読み終わって、本当にいい名前だとわかった。主人公みたいな医者がしっかり活躍できる医療現場であってほしい。主人公みたいな医者がボロボロになっていくのでは、日本の医療に未来はない。自分や親の最期は、栗原先生のほうな人に看取ってもらいたいものです。まぁ、でも、本の薄さのように内容も軽い。奥底にはそういう医療の現状の問題というテーマはあるものの、舞台設定という域は出ない。栗原先生の独特な口調に押されて一気に読めたっていうかんじ。ちょっとエンターテイメント性に寄り過ぎた感もしないでもない。
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カスヤさんの表紙で来て文体も似ていて・・・心を暖めようとする医療版森見登見彦って感じ。まぁ、文章の妙とか比べもんにならんが。 本の重量も軽かったけど中身もそんな感じ。 心温まる良い感じな話だったが、どこをどう読めば、今年NO1の作品と捉えられるのかは分からなかった。 特番の2時間...
カスヤさんの表紙で来て文体も似ていて・・・心を暖めようとする医療版森見登見彦って感じ。まぁ、文章の妙とか比べもんにならんが。 本の重量も軽かったけど中身もそんな感じ。 心温まる良い感じな話だったが、どこをどう読めば、今年NO1の作品と捉えられるのかは分からなかった。 特番の2時間ドラマって感じ。
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迷ったとき、立ち止まったときに読みたい一冊。 きっと、一生心に残る言葉が見つかるはず! 「一に止まると書いて<正しい>と読むではないか。」
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立ち止まり胸を張って槌(つち)を振り上げよ! 足下の土に無心に鑿(のみ)をくわえよ! 慌てずともよい。答えはいつもそこにある。 なんと深い一節だろか。生きて行くってこういう事なのかもしれない。
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介護の仕事をしていて、よく 介護を「してやっている」ではなくて、 「させてもらっている」という気持ちをもって やりなさい・・・なんて言われます。 この神様のカルテをよみながら 私の胸に何のためらいもなく、 そのことを教えてくれた一冊だと思います。
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