神様のカルテ の商品レビュー
登場人物すべての人がいい!おもしろくて泣ける。本を読んであまり思ったことはないんだけれど、これはドラマ化してほしいなぁ。
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借りてた本。 主人公の話し方や人間味がとても良く伝わってくるし、良い意味で引き立 て役にまわらない個性溢れる人たちとの関係が雰囲気を作り出している。 特に門出の桜はまるでそこにいるかのように感じる。続編にも期待大。 著者は医者である。 あだ名で呼ぶ人と名前で呼ぶ人に差があるか...
借りてた本。 主人公の話し方や人間味がとても良く伝わってくるし、良い意味で引き立 て役にまわらない個性溢れる人たちとの関係が雰囲気を作り出している。 特に門出の桜はまるでそこにいるかのように感じる。続編にも期待大。 著者は医者である。 あだ名で呼ぶ人と名前で呼ぶ人に差があるか? 夫婦で「さん」付けで呼び会うのも不思議な感じ 客観的なのだけど冷たいわけではない。 古風な人。 東西さん? 男爵ストーリー。 古狸(キ)&古狐(ビ)←うちにもいます (笑)。そして私は海のものでも山のものでもありません。 借りてた本。主人公の話し方や人間味がとても良く伝わってくるし、良い意味で引き立て役にまわらない個性溢れる人たちとの関係が雰囲気を作り出している。特に門出の桜はまるでそこにいるかのように感じる。続編にも期待大。著者は医者である。あだ名で呼ぶ人と名前で呼ぶ人に差があるか?夫婦で「さん」付けで呼び会うのも不思議な感じ客観的なのだけど冷たいわけではない。古風な人。東西さん?男爵ストーリー。古狸(キ)&古狐(ビ)←うちにもいます(笑)。そして私は海のものでも山のものでもありません。
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図書館にてレンタル。2009.12.10読了。 「安曇さん」に係わる文面は、心温まり素敵でした。でも文体自体は、少し物足りなさがあった。日本酒の銘酒がいくつか出てきたので記しておきます。【飛露喜ヒロキ】、【呉春】、辰野の地酒【夜明け前】、【佐久の花】
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おっもしろかったー!! うすかったし、読みやすかったしいいお話だったしでいうことないです^^ 本返しちゃったので引用ができないのですが、 漱石好きで「草枕」を愛読している主人公というだけあって、 擬古文・・ではないか、なんていうんだろう ふるくさーい明治大正っぽい語り口が好みで...
おっもしろかったー!! うすかったし、読みやすかったしいいお話だったしでいうことないです^^ 本返しちゃったので引用ができないのですが、 漱石好きで「草枕」を愛読している主人公というだけあって、 擬古文・・ではないか、なんていうんだろう ふるくさーい明治大正っぽい語り口が好みでした^^ 病院の先生なんだけど、地方で24時間営業で野戦病院みたいなところで、末期がんの患者さん看取ったりアル中のよっぱらいを相手にしたり、 すごーーーく忙しそうで大変そうでした。 病院事情はよく知らないけど、医師不足とか、あと高齢者のひとが増えてるから、お医者さんも大変なんだろうなあ・・なんて思いました。 一止さんのツッコミというか、地の文のしゃべりが面白かった。 あと、いちいち登場人物にあだ名をつけるのが、漱石っぽいというか坊ちゃんっぽくて面白かったです^^
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地方の病院に勤めるお医者さんとその周りの人たち、そして患者さんとの日々の出来事を描いた物語。 病院というとどうしても死と切り離せないため重くなりがちですが、変にドラマチックな描き方をしていないため、さらりと読めました。患者さんの体の病気の治療というものを通して、人の気持ちの温か...
地方の病院に勤めるお医者さんとその周りの人たち、そして患者さんとの日々の出来事を描いた物語。 病院というとどうしても死と切り離せないため重くなりがちですが、変にドラマチックな描き方をしていないため、さらりと読めました。患者さんの体の病気の治療というものを通して、人の気持ちの温かさや絆や成長を描いています。著者が現役のお医者さんということで、実際に患者さんを一番に考えてくれる、そんな医者がそばにいてくれたらいいな、と思いました。 主人公が夏目漱石を愛するあまり変な語り口調の変人という設定なのですが、どうもそれがこの物語に馴染まなくて、いつか慣れるかしらと読み続けたのですが、最後まで馴染まず何だかこそばゆい感じでした。個人的にあのキャラ設定が必要だったのか少し疑問・・・(すみません・・・)。主人公以外のキャラの濃さは良かったです。 まだこれがデビュー作ということなので、次作以降に期待します。 お気に入り度:★★☆☆☆ (2009年11月8日読了)
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口が悪くて夏目漱石が好きで漱石っぽいしゃべり方をする内科医の主人公、そんな彼の仕事先はすごくハードですが、とてもたくさんの人たちに幸せを運ぶ病院です。様々な人たちと出会ったり別れたりする主人公、その中で自分の進むべき道見つけるのです。とても泣けて心温まる小説でした。 この小説には...
口が悪くて夏目漱石が好きで漱石っぽいしゃべり方をする内科医の主人公、そんな彼の仕事先はすごくハードですが、とてもたくさんの人たちに幸せを運ぶ病院です。様々な人たちと出会ったり別れたりする主人公、その中で自分の進むべき道見つけるのです。とても泣けて心温まる小説でした。 この小説には、とにかくたくさんの変人が出てきます。主人公や、主人公の愛しの細君、同じアパートに住んでいる男爵達、ほんとにすばらしい人たちです。確かに世の中の人たちと違うかもしれないでも何が悪い、人と違うことわとても素晴らしいと、とても思いました。
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病院には偽善じゃない正義が確かにある。 それは種種の犠牲の下に成り立つかくも脆く美しいものだ。 「だから私は病院が好きだ。」と思った。 医療従事者必読の一冊。
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とてもあたたかい気持ちになれる本でした。 読む前は、新人作家さんの本なのにベストセラーなのは販売戦略のなせるわざなのだろうと、穿った見方をしてたのですが(笑) 読んでみると、こりゃぁ売る方も精を出して売りたくなるよな〜、なんて納得してしまいました(*^_^*) 地方の病院に勤め...
とてもあたたかい気持ちになれる本でした。 読む前は、新人作家さんの本なのにベストセラーなのは販売戦略のなせるわざなのだろうと、穿った見方をしてたのですが(笑) 読んでみると、こりゃぁ売る方も精を出して売りたくなるよな〜、なんて納得してしまいました(*^_^*) 地方の病院に勤める内科医の栗原一止の物語。彼とその周囲の人たちのあたたかな日常を描いた話です。 まず一止のキャラがとても素敵です。若年ながら夏目漱石を敬愛する彼は思考も言葉遣いも文語的。自分の妻のことを「細君」と表現するあたりがツボ(笑) ちょっと不器用な性格ながらまっすぐで思いやりのある愛すべき主人公です。 そして一止の妻、同僚、同じ荘の住民、患者さんなど彼を取り巻く人々もあたたかみがあってとても素敵です。とにかく登場人物が良い味を出しているところがこの小説の大きな魅力ですね。 読んでいて心地よい作品ですが、一方で地方病院の厳しい実情だとか末期の患者にはどのような死に方が望ましいのかとか、いろいろ考えさせられる作品でもありました。 医療はどうあるべきなのか、医師として自分にできることはなんなのか、一止も悶々と悩みますが、自分なりの道を見出すラストに再びあたたかい気持ちになりました。
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地方の個人病院に勤める勤務医の主人公は、漱石を愛するあまり古風な口調で喋るなど、風変わりなところがあり、昔から周りに変人あつかいされている。 地方の医者不足の悲しさ、連日の激務でふらふらになりながらも必死で働く主人公に、大学の医局に移って最先端の医療を学んでみないかと言う声が...
地方の個人病院に勤める勤務医の主人公は、漱石を愛するあまり古風な口調で喋るなど、風変わりなところがあり、昔から周りに変人あつかいされている。 地方の医者不足の悲しさ、連日の激務でふらふらになりながらも必死で働く主人公に、大学の医局に移って最先端の医療を学んでみないかと言う声がかかる。 医者不足の地方での救急指定病院では、業務は多忙を極め、充分な体制も設備もなく、そのなかでできるかぎりの処置をしていくしかない。医局に行けば、もっと最先端の設備や技術を取り入れて、充分な措置ができる。それは分かるけれど……。 『草枕』が愛読書という主人公の、漱石風の堅苦しいような口調のわりには、ユーモアまじりの軽いタッチで話がすすめられていきますが、感動のツボをついてくるたくさんの良エピソードがあり。油断しているところに不意打ちで二度ほど泣かされました……! あとコミカルな語りの間に挿入される情景描写が、何気にとても美しいです。 主人公の、真面目なんだけどちょっとずれた間抜けなところが、すごく親しみがもてます。愉快な同僚や友人達も、いいキャラ。 登場人物については、フィクション的というかキャラクター的というか、人物像や行動にリアリティを強く求める方には、もしかするとちょっと苦手なタッチかもしれません。が、私にはどのキャラクターも魅力たっぷりで、すごくツボにはまりました。
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なじみのある地名がたくさん出てきて、なんだかとても身近に感じました。医者の仕事の重み、考え方、、、 色々考えました。
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