あした咲く蕾 の商品レビュー
7篇からなる短編集。いつものノスタルジックホラーかと思っていたら どちらかというとファンタジーなお話でした。表題作の「あした咲く蕾」が一番すきです。最後に思わず涙がこぼれてしまいました。
Posted by
都市伝説? プチオカルト?おとぎ話? 朱川さんの世界観は不思議でいて‥なんだか懐かしいです~ヽ('ー`)ノ~ 摩訶不思議なパラレルワールド? ■□■□■□■□ 人知を超えた存在や能力に出会ったら‥ どうする?どうなる? 人の本質は優しさで出来ている‥と...
都市伝説? プチオカルト?おとぎ話? 朱川さんの世界観は不思議でいて‥なんだか懐かしいです~ヽ('ー`)ノ~ 摩訶不思議なパラレルワールド? ■□■□■□■□ 人知を超えた存在や能力に出会ったら‥ どうする?どうなる? 人の本質は優しさで出来ている‥と思わせてくれる‥ 素敵な素敵な短編小説集です\(^O^)人(^O^)/
Posted by
直木賞作家「花まんま」の朱川湊人氏の世界。 うん、相変わらずの素敵ワールド。 昭和初期の東京を舞台にした・・・レトロホラーといわれる、私の大好物な世界です。 カンカン軒怪異譚 が、この短編集の中では一番好き、かな。
Posted by
朱川さんの作品は久しぶりに読んだけれど、どれもすんなり読みやすかった。何編かジンとしてしまうお話あり。
Posted by
朱川さんの本は初めて読みましたが、素敵な作品ばかりが詰まった短編集でした!ちょっと不思議でちょっと切なくて、読み終わった後の余韻が心地よいお話すべてが大好きになりました。心が疲れてる時にまた読みたいなと思えます。朱川さんの作品ももっと読んでみたいです。
Posted by
図書館より。 朱川さんらしい昭和テイストと人の優しさの詰まった話が多い短編集。 好きな話は表題作の『あした咲く蕾』命を分け与えることの出来る若くて口の悪い伯母さんを持つ少年目線の話。 伯母さんのキャラや関西弁がとてもいい味を出してくれています。またラスト一文も見事! 切ない話で...
図書館より。 朱川さんらしい昭和テイストと人の優しさの詰まった話が多い短編集。 好きな話は表題作の『あした咲く蕾』命を分け与えることの出来る若くて口の悪い伯母さんを持つ少年目線の話。 伯母さんのキャラや関西弁がとてもいい味を出してくれています。またラスト一文も見事! 切ない話でもあるのにあまり悲しさを感じさせない優しい話です。 『雨つぶ通信』は雨の日だけ人の悲しい気持ちをテレパシーで感じることの出来る女の子が主人公。 女の子とそのお母さんのすれ違いの描き方が丁寧で、またラストの女の子のにくい演出も自分好みで良かったです。 『カンカン軒怪異譚』は小さな中華料理屋のおばちゃんとそこの常連客の話。 このおばちゃんの感じがまたとてもイイ! 店主とお客さんの距離がとても近くこういう店にはとても憧れてしまいます。 『花、散ったあと』は幼なじみの見舞いに行った男性が主人公。 展開から「間違いなくこの話にはやられてしまうだろうな」と思い少し身構えて読んだのですが、それでもやっぱりやられてしまいました(笑) 他の話もハズレ無しで抜群の安定感があります。 しかしそれにしても朱川さんはホントにずるい(笑) こういうきれいな話や優しい話を嫌味に感じさせずに連発されたら低い評価をつけられません。それがちょっと悔しく感じてしまいます(笑)
Posted by
「さぁ、お月さまをつかまえましょう」 (表題/雨つぶ通信/カンカン軒怪異譚/空のひと/虹とのら犬/湯呑の月/花、散ったあと)
Posted by
レトロホラーとも言われるらしい、昭和の終わり頃を舞台にしたちょっと不思議な話を集めた短編集。 どの話も明るい雰囲気があって、ホラーという言葉はあんまり似合わない。あらためて思うに、平成ってもう23年も経つんですね。
Posted by
ちょっと不思議な能力を持った人たちが登場する7つの話。どの話もせつない。短編なのに長編を読んだような内容の濃さがあって、読んで良かった!と思える本。食いしん坊な私は7話に出てくる「ナボナ」がどんなお菓子か検索したのは言うまでもない(笑)
Posted by
どこかで経験したことのあるような 秘密だとか切ない気持ちを少女や 少年の(一部大人もいるが)視点から 描いている。 ①少しハッピーエンドすぎるものがあった こと、②若い女性には見方が甘い? と感じる点も存在した。 だが、根底にある、作者の姿勢、 世の中のとらえ方については、...
どこかで経験したことのあるような 秘密だとか切ない気持ちを少女や 少年の(一部大人もいるが)視点から 描いている。 ①少しハッピーエンドすぎるものがあった こと、②若い女性には見方が甘い? と感じる点も存在した。 だが、根底にある、作者の姿勢、 世の中のとらえ方については、とても よく理解でき、そういった思いを、 私自身も大切にしていきたいと感じることができた。
Posted by