デパートへ行こう！ の商品レビュー

真保裕一【著】

2016/10/09

久々の真保作品。濃いわ～デパートへ行くだけの登場人物の背景が一つに繋がって行く模様がグッと来たのものだ。

2016/09/15

大勢の人たちの思惑が錯綜していて、前半はちょっと読みにくい感じがした。「遊園地に行こう」を先に読んでて、そっちが短編仕立てだったから尚更そう思ったのかも知れないけど。でもクライマックスに向かって収束していく感じが良くって。これもまたアリかなと。人が死に至らなかったのも私的には〇です。死んじゃうのかと思った瞬間があって、すごく嫌でしたもん。

2015/02/23

面白かったです♪予備知識がなかったので、売り上げ不振の百貨店の再生物語かな、とか思っていましたが全然違いました。1つのデパート、その閉店後にうごめく複数の人影はそれぞれ複雑な事情を抱えた人達ばかり。どこでどう繋がって、この複数の事情を最後どうやって1つのシーンで解決させるのだ？？と途中から手が止まりませんでした。ローカル線で行こう！より好きです。

2015/02/02

デパートを舞台にした群像劇なのだが・・・
もう少し整理して描かれていたら、もっと楽しかったかも。
無理に詰め込んだ感じで、感情移入しにくかったです。
映画など映像で、ありそうな作品。

2015/01/26

恥ずかしながら真保裕一の本をはじめて読んだ。結構なヒット作も多数あるので、期待していたのだが･･･。東京日本橋のとある老舗百貨店を舞台にした小説。様々な事情を持つ人々が偶然にも深夜のデパートに集まってしまい、そこに繰り広げられる人間模様を描く作品。以前にも書いたが私は日本橋で１５年ほど勤務しており、親近感を持ち読んでいたのだが、ストーリーがいまひとつ盛り上がらない。作者は三谷幸喜を目指し、少しほのぼのとする良い話みたいなものを書きたかったのだろうか。結末もありきたり。最後まで私とは波長が合わないのだった。

2014/07/28

一種グランドホテル形式。収束のさせ方、人物の出自などいやはや無理やりで、フィクションなんだからと読みながら自分を納得させることたびたびであった。確かに面白かったが、面白ければ何でもあり。なのか？

2014/07/09

深夜のドタバタ劇。
普段、閉店後のデパートに
起こるはずがない事が。。。
この日にかぎって、色んな思いを持つ
人達が集まってしまうという‥
こんな事ってあるんだろうか？（笑）
しかも、最後には何らか繋がってしまうという。。
テンポ良く読めて
あっと言う間に読み終わってしまいました。

2014/05/31

人が本来入ることができない閉館後のデパート内で起る一夜の話。別々のいろいろな登場人物が、それぞれの理由で夜のデパート内に隠れる。それに、デパートの社長や警備員も登場。
それぞれの人物の複数の話が並行して進んでいく。
登場人物が多く、それぞれ独立しており、またドタバタ的なのでわかりにくくはある。

そして、実はそれぞれの登場人物はつながっていることがわかり、最後はデパートの屋上に集まり、収束していく。
途中はバタバタするし、それぞれの話が薄い気もするが、これだけ別々の話を最後にまとめあげるのはすごい。

2014/03/03

経営危機に陥った老舗デパート。
そこに集まる様々な事情を抱えた人々の
深夜のドタバタ劇。

よくできたドラマみたいな感じだけど
テンポもよく、楽しんで読めた。
それぞれがなかなか魅力的だし♪

2014/02/04

　それぞれの事情でデパートに来た人たちが繰り広げるドタバタ劇。映画の「有頂天ホテル」みたいな感じで、場面がくるくる変わりながらそれぞれの人物をつなげていく。入り込むのに時間がかかり、まとめに入ったころにやっと見えてきた感じ。映画になったら面白いかも。