シャドウ の商品レビュー

道尾秀介【著】

2024/07/15

数々の精神病にまつわるトリックは、全く考えずによんでもほー、と感心できる内容で楽しめた。勧善懲悪のラストには、ただのミステリとはまた違う物語を感じた。小山くんにまつわる話がもっとあればより楽しめてより救われたような感じもする。とにかく田地先生への怒りがおさまらんです。

2024/07/15

凰介の母親が亡くなった数日後、亜紀の母親も自殺をしてしまうことから始まる二転三転どんでん返し満載なお話。
亜紀の父親が母親の浮気を疑いギクシャクした関係だったので、それがしんどくて自殺をしたのかと思いきや、話がだんだん変な方向に行ってしまい､､､精神病、薬、幻覚、遺書、ゴミ箱、ティッシュ、悪戯、脅迫と､､､結局のところは性異常者に被害にあった復讐劇。娘を持つ親としては小学校と性の話はきついって！評価できんけど、みんな騙されるよ

2024/07/08

期待値高めで読んだのだが、
最高に面白い作品だった！！

どんでん返されることは知っていたけれど、
いい意味で予想を裏切る展開の数々。

嫌な雰囲気もたくさんある作品だけど、
最後は個人的には満足と思ってる！
終わり方好きだな。

次の道尾さん作品は何にしようかなと
迷いますねぇ〜楽しい！！

2024/07/06

どんでん返し。あきを犯したのは絶対に洋一郎だと思ったのに。めくる指が止まらなかった。
ただ凰介が恵とあきを見て親同士の性行為を思い出してしまう、あのシーンを入れる意味が分からなかった。スイカとかカンハレが伏線だったのは分かるけど、洋一郎が恵と不倫してるミスリードをさせたかったのかな？

2024/07/05

道尾さんの読みたかった人気作をやっと( ｰ̀֊ｰ́)و♡
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母を病気で亡くした小5の凰介は、精神科病棟で働く父と2人で生きていく事になった。
父とのささやかな幸せを望む凰介の周りで、次々と不幸な事件が起こる。
家族ぐるみで深い付き合いのあった幼馴染の亜紀の母親の自殺、亜紀の事故、、、。
凰介がたどり着いた驚愕の悲しい真実とは、、。
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道尾さんと言えば、どんでん返し！
この作品も後半、散りばめられた伏線が回収されていくにつれて、え？え？えぇ〜？の連続で、見事に転がされた！
登場人物はそんなに多くないのに、こんなに惑わされるなんて( Ꙭ)‼︎︎︎︎
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ストーリーは5人の視点（主に凰介と父）で描かれる。
小5にして聡くて、行動力ある子供たちに驚かされた〜。
以前読んだ「龍神の雨」がすごく好きだったけど、こちらもそれと同じくダークな雰囲気が漂ってて好み◎
倫理的にそれでいいのかなと思う部分もあったけど、終わり方は清々しく、とても面白かった\♡︎/
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2024/07/04

物語の中心: 主人公の少年が、亡くなった母親の影響を受けながら成長していく過程を描いています。
テーマ: 死と再生、友情、家族の絆が主要なテーマとして描かれています。
ミステリー要素: 物語の中で、母親の死の真相を探るミステリーが展開されます。　

2024/07/02

"向日葵の咲かない夏"を読み、著者への興味が深くなったので読みました。

他作品と比べるのはどうかと思いますが、個人的には上記作品よりは面白いと感じました。

理由としては読後のスッキリ感があったからだと思っています。
完全に明るいとまでは言えないが、希望が見える終わり方。その結末が性に合っていたのでしょう。

今まではミステリー小説を読む時に、トリックやどんでん返しを重要視していましたが、この作品を読んでその考え方が変わりました。

もちろん、この作品はしっかりとどんでん返しがあり自分も騙されました。その面白さは間違いのないものです。
それに付随して、少年が成長し、逞しくなっていく様や怒りや恨みにどれだけ人間を突き動かす力があるのかを感じ取ることができ、単なるミステリー小説ではないなと思いました。

個人的には、ミステリー小説を数冊読んだ方におススメしたい作品です。

2024/06/30

今月は個人的にかなり読書に没頭できた。
最終日に合わせてシャドウを通読した。。

この作品を推す人が多いのも分かったような気もする。

小説は基本的に読んだら捨てていくスタイルを貫いてきたが、道尾秀介さんの作品は後ろ髪を引かれる思いで、そうさせてくれない。笑

2024/06/25

凰介のお父さんが犯人でしょ？
ごめん、分かっちゃったわ
私すごくね？道尾さん甘いよ！

と思って読んでたら騙されてたわ。
全然分かってなかったわ
甘いの自分だったわ

2024/06/18

サクサク読みやすくスッキリした後味だったけど、子どもが賢すぎたせいで非現実感が否めずあまり好みじゃなかった