密室殺人ゲーム2.0 の商品レビュー
事件そのものよりも、作者のミステリーに対する風刺や考えかたが にじみ出ているようで、少し悩ましげ。 前作の終わり方が、サラっと触れられていることにはちょっと残念。 まぁあのような持ってき方だけでも、前半では読者をミスリードすることもできるわけだから それも含めてミステリーなのかな...
事件そのものよりも、作者のミステリーに対する風刺や考えかたが にじみ出ているようで、少し悩ましげ。 前作の終わり方が、サラっと触れられていることにはちょっと残念。 まぁあのような持ってき方だけでも、前半では読者をミスリードすることもできるわけだから それも含めてミステリーなのかな。
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著者本人が言っていた通り、前作の世界観を残しつつ全く同じものでもただの続編でもなくておもしろかった。バージョンアップ版のような。伏線はしっかりしてるし、いやいやおかしいだろってトリックにも味がある。前作が好きなら読んで損はない(嫌いなら読まないほうがいい)。ただキャラはやはり少し弱い。前回と被らないように注意しすぎて幅が狭まり予想がついてしまうのです。 『次は誰が殺しますか』がいちばん好き。狂気に満ちてる。『ピース』を思い出した。章題はミステリをもじってあるみたいだけど全部はわからず。うーん、精進します。 マニアックスも読みたくなりました。
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「本格ミステリ2010」での第一位に続き、「第10回本格ミステリ大賞」も受賞。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file4/naiyou1705.html
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なじ■ 「焼き直しではなく、まったく違うということもなく、 少しだけずらすことにより、シリーズの世界観を拡散させることなく 奥行きを与えている。 自分もそういうずらしができればと思い、 『密室殺人ゲーム』の続編を書いた。」 という著者の言葉を実に見事に表した内容でとても楽しめました! えっこれ前回のメンバーと同じ? でも前回のラストからって… メンバーの外見描写なんかもちょいちょい違う…? と、所々疑問を感じるポイントがありつつの カラクリ明かしへの持っていき方は良かったなー! 凄く気になっていた前作最後の問い、 誰が彼女を殺しますか?/救いますか?の答えもきちんと示してくれて、 詳しく触れるんじゃなく実にさらっと、という触れ方でしたが さらっとした触れ方だったからこそ余計に えええーー!!と衝撃が大きかったです。 頭狂人とザンギャ君死んじゃったのか…… チャット参加者の正体や意外な犯人・被害者など、 前作を読んでいるので 多分今回も何か驚きなことがあるんだろう、 と思いながら読んでいたので衝撃度は前作の方が上でしたが、 それでも今作も充分驚きの連続でした。 前回に続き今回も044APDが好きでしたが、 今回もまた死んだーー!!とショックでしたね…
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前作を読んでこれを読むか、これを読んで前作を読んで初めて完成する小説なのかな。 しかしこのようなやり方だとプロットがあればいくらでも続編は書けると思うのだが一回読者に書いてもらったらどうなのか意外と面白いものができそうな予感がする。
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彼らがまたゲームをしてるので「あれ?前作のラストから続くんじゃないのか」と思ったけど、読みすすめると真相が明らかに。まさかそう続くとは……。 ラストでは、また驚きの展開を見せてくれます。 ついさっき、さらに続編が出ていることを知ったので、また購入しようと思う。
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下記、「王手飛車取り」の続編。前作を覚えてなかったのでぱらぱらっと捲って、ラストどうなったかのだけ復習して読みました。 ぶっちゃけると、前作ほどのおもしろさはなかったなぁ、と。これはこれで面白かったんだけど、前が良すぎた。で、それの続編ってことで期待しすぎたところもあるのかも...
下記、「王手飛車取り」の続編。前作を覚えてなかったのでぱらぱらっと捲って、ラストどうなったかのだけ復習して読みました。 ぶっちゃけると、前作ほどのおもしろさはなかったなぁ、と。これはこれで面白かったんだけど、前が良すぎた。で、それの続編ってことで期待しすぎたところもあるのかもしれない。以下、空白反転処理。 設定は一緒、ネットで知り合った素性も知らない五人が実際に謎のある殺人事件を起こして他四人に出題する、というもの。五人のHNは前作と同じ。ただ前作の筋から考えると「殺された044APDがそこにいる」ことはあり得ないし、「他のキャラクタたちも微妙に感じが違っていた」ので、「同じ名前を名乗っている別人」であることはすぐに分かる。というか、これは騙すつもりもなかったんだろう。ただ「どうして同じ名前を名乗りえるのか」という部分がずっと疑問だったけど、上手い具合に理由が織り込まれててなるほどな、と。ところどころに挿入されてた場面はそういう意味だったんだね、ってのが分かって好きです。 一番ぞっとしたのは一番初めの問題。どこで殺すのか、という指定の仕方はすごいと思った。あれは思いつかない。 で、前の感想にも書いてるけど犯人=出題者なわけです。だからフーダニットにならない、というところを参加者にも不満に思わせつつ、少しでもそれを解消させる謎を作ろうとするところがすごい。上手い。ああそうくるか、と。 結局「今作の教授と前作の教授は同一人物」ですか? 思ったんだけど、「実際あんまり殺人もしてない教授」が一番したたかで一番酷い人間なんじゃないかしら。 09.08.26
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前作の初めの方は、嫌悪感があったけど、キャラに愛着みたいなものを感じて、続きが気になったから読んだ。 だから、途中の展開はやっぱりショック。冷静に考えると5人揃ってる時点でおかしいんだけど。 奇想天外なトリックばかりで度肝を抜かれました(汗)
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一作目密室殺人ゲームの二作目 一作目もかなり面白かったが、こちらの方が楽しかったので、星5です。 最後に出てきたのは・・・
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駆け足で読んだので印象薄め。前作より難しかった気がする、前知識がかなり必要という意味で。前作のが好き。 前作のパラレルかと思いきや、ちゃんと繋がってるんですね。
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