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数学的にありえない(下) の商品レビュー

3.9

60件のお客様レビュー

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2025/06/04

紅蓮の炎を越えて助けたケイン。ナヴァは北朝鮮工作員との取引から、ケインと共闘の道を選んだ。ケインは最初は幻覚だと思っていたようだが……。完全なるラプラスの魔になれないケイン(という設定)は、樹形図のように枝分かれする未来の中からベターな選択をするのだが、それはナヴァや兄ジャスパー...

紅蓮の炎を越えて助けたケイン。ナヴァは北朝鮮工作員との取引から、ケインと共闘の道を選んだ。ケインは最初は幻覚だと思っていたようだが……。完全なるラプラスの魔になれないケイン(という設定)は、樹形図のように枝分かれする未来の中からベターな選択をするのだが、それはナヴァや兄ジャスパー、そして自分自身をも窮地に追い込んでしまう。それが本書を面白くしているのだ。下巻は数学的な面白さより、濃厚なアクションシーン多めで大団円を迎える。まあ原題はIMPROBABLEなので、数学メインというわけではないのだろう……

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2024/12/28

後半にかけて面白さが膨張し圧巻の締めくくりであった。本来なら感想を書いた後に、あとがきや解説を読むのが自己流であったが、本書ばかりは先にあとがき、解説を見ずにはいられなかった。と言うのも、自身は統計学や量子力学にある程度の知識を有しているのだが、知識のない人が読むとどんな感想を抱...

後半にかけて面白さが膨張し圧巻の締めくくりであった。本来なら感想を書いた後に、あとがきや解説を読むのが自己流であったが、本書ばかりは先にあとがき、解説を見ずにはいられなかった。と言うのも、自身は統計学や量子力学にある程度の知識を有しているのだが、知識のない人が読むとどんな感想を抱くのかが気になったからだ。 描くストーリーやテーマは壮大であるにも拘らず、そこに科学の法則を混ぜ込んで、あたかも現実に起こり得るかのような錯覚を味わうことができた。(私は起こり得ると信じたいが。)タイムスリップや未来予知など時間に関する小説は数知れないと思うが、その設定を受け入れるのではなく、理論的にその世界に自分の脳が設定されていく感覚が快感であった。 中学生で手に取った小説で長年眠らせていたが、当時読んでいたらどんな人生になったのだろうと、見ることのできなかった別世界を想像している。

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2024/09/21

上巻で抑え気味だった分、下巻で大爆発かと思いきや、地味。 (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)サゲもモヤモヤ。もっとド派手に、ご都合主義できる題材なのに残念、、 ⊂|⊃ [ಠ⁠_⁠ಠ]格闘シーンの描写は良かっただろ♥

Posted byブクログ

2023/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2020/6/29読了 “ラプラスの魔”を巡る陰謀も追跡劇も戦闘も、全ては一人の少女を救う為のシナリオだったというオチ。しかも、ファウアーさんは、続編の『心理学的にありえない』以降、小説の発表はなさそう。『心理学的に…』の方はイマイチ感あり、一発屋で終わってしまった可能性がある――あくまで、可能性だけど。

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2021/08/06

天才数学者 ケインが主人公。 ケインには本人にも気付かない能力があるのだが、癲癇があるため職をも失い、ギャンブルに依存する生活をおくっていた。 双子の兄に久し振りに会うところから物語りは動き始める。   ケインの能力を独占しようとする科学者、ロトで大金を手に入れた幼馴染、スパイ...

天才数学者 ケインが主人公。 ケインには本人にも気付かない能力があるのだが、癲癇があるため職をも失い、ギャンブルに依存する生活をおくっていた。 双子の兄に久し振りに会うところから物語りは動き始める。   ケインの能力を独占しようとする科学者、ロトで大金を手に入れた幼馴染、スパイの女性ナヴァ 等色々な登場人物の様子もそれぞれ描かれている。 ケインが拉致されそれをナヴァが助け出すのが締めくくりなのだが、その後なぜケインがこのような困難に巻き込まれたのかが明らかになり物語は終結する。 冒険小説でありサスペンスであり人間物語であるのだが、未来余地というSF的なようそがあるのだが、それをSFではなく、科学的根拠に基づいて設定しているので今までになかった面白さがあった。 文章の流れも飽きさすことなく一気読み出来た。 星5にしなかったのは、少し納得のいく説明がなしに、話を流している部分があったからである。

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2021/07/11

下巻は最初からノンストップのスリリングな展開。未来を見ることができる能力を持つケインと、その力を解明して自分のものにしようとする研究者と追跡のプロ。ケインを守るナヴァ。このナヴァが本当にカッコいい!確率論の話はよくわかりませんが、それを置いておいても圧倒的な面白さで、息詰まるよう...

下巻は最初からノンストップのスリリングな展開。未来を見ることができる能力を持つケインと、その力を解明して自分のものにしようとする研究者と追跡のプロ。ケインを守るナヴァ。このナヴァが本当にカッコいい!確率論の話はよくわかりませんが、それを置いておいても圧倒的な面白さで、息詰まるような展開に目が離せませんでした。ある行動の選択が引き起こす次の出来事。そしてその連鎖、未来を見ることができる能力が使えたら、と考えると楽しくもあり、怖くもあります。

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2021/05/08

2021年5月8日読了。 下巻になって、ノンストップの展開。 上巻にあった物理学や統計学、確率の記述は最低限になり、まるで別の小説のようなスピード感。 そしてラストは爽快感がある仕上がり。 上巻であきらめなくてよかった。 評価に偽りなしと確信した一冊。

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2020/06/12

現題は“IMPROBABLE” これを『数学的にありえない』とした訳者はすごい。 このタイトルでなかったら買っていなかったかもしれない。 「現在のことをすべて知っているがゆえに過去も未来もすべて見通せる全知の存在」を「ラプラスの魔」という(ポケモンではない)。 20世紀...

現題は“IMPROBABLE” これを『数学的にありえない』とした訳者はすごい。 このタイトルでなかったら買っていなかったかもしれない。 「現在のことをすべて知っているがゆえに過去も未来もすべて見通せる全知の存在」を「ラプラスの魔」という(ポケモンではない)。 20世紀のはじめ、量子物理学によってこのラプラスの魔の存在は否定されだが、本書の主人公・デイヴィッド・ケインはひょんなことからその能力を手に入れた。 自分がいまどのような行動をとるべきなのかということについては、つねにありとあらゆる選択肢がある。 もしすべての選択肢における結果を瞬時に把握することができたなら、その中から最良の解答を選ぶことができる。 このような能力を小説世界の中で描いた作者の発想力は見事だと思う。 ミステリとアクションと数学とが織りなすストーリーがとってもスリリング! 最後の方はアクションが強くなりすぎて数学があんまり関係なくなってしまったので評価はやや低いが、久しぶりにドキドキしながら手に取った小説だった。

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2020/06/07

一気に読んだ。ストーリーや世界観も圧巻だけど、ナヴァやケインの行動に対する責任のとりっぷりも気持ちよい。

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2020/05/13

話の内容の、半分くらいしか理解できなかった・・・ だけどそれでも「面白い!」と思えました。 よく「ダヴィンチ・コード」と比較されるようですが、 スリリングで斬新な手法はどちらも非常に面白いと思います。 今回は確率論に関しての記述も多い割に、わかりやすい部分も多く、 ...

話の内容の、半分くらいしか理解できなかった・・・ だけどそれでも「面白い!」と思えました。 よく「ダヴィンチ・コード」と比較されるようですが、 スリリングで斬新な手法はどちらも非常に面白いと思います。 今回は確率論に関しての記述も多い割に、わかりやすい部分も多く、 確率論に対してちょーーーーーっとだけ親近感が湧いたような気がします。 戦闘シーンでは、思わず顔をしかめてしまう程 リアルに想像できてしまいました。。。

Posted byブクログ