数学的にありえない(下) の商品レビュー
展開は相変わらず早く、どんどん引き込まれていきます。 な、なんだって~!って展開も多く騙された!って2度ほど味わいました。 が、ちょっと話に無理がありますね。 あと無理に登場人物を繋げている感がいなめないな~。 せっかくの能力があるので、もう少し頭脳戦があった方が良かったか...
展開は相変わらず早く、どんどん引き込まれていきます。 な、なんだって~!って展開も多く騙された!って2度ほど味わいました。 が、ちょっと話に無理がありますね。 あと無理に登場人物を繋げている感がいなめないな~。 せっかくの能力があるので、もう少し頭脳戦があった方が良かったかなと。
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久し振りに映画を見ているような面白さの本。最初は小難しい本かと思ったが、途中からはハラハラドキドキ‼アメリカ映画的ッピーエンドとわかっていながら、読むのやめられない。早寝しなきゃと、わざわざ早起きして会社に行く前に読んでしまった。 先輩に借りて積ん読していた自分を後悔。早く読めば...
久し振りに映画を見ているような面白さの本。最初は小難しい本かと思ったが、途中からはハラハラドキドキ‼アメリカ映画的ッピーエンドとわかっていながら、読むのやめられない。早寝しなきゃと、わざわざ早起きして会社に行く前に読んでしまった。 先輩に借りて積ん読していた自分を後悔。早く読めば良かった!児玉清さんのオススメ本だったと読了後聞いて納得。
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集合的無意識。(ユングが提唱した人間の無意識の深層に存在する、個人の経験を越えた先天的な構造領域、普遍的無意識)にアクセスするケインは、未来を予知できる。 仏教徒、宗教と宇宙物理学、集合的無意識を結び付ける下りが興味深い。 数学、物理、精神学、宗教、哲学、医療…そしてアクショ...
集合的無意識。(ユングが提唱した人間の無意識の深層に存在する、個人の経験を越えた先天的な構造領域、普遍的無意識)にアクセスするケインは、未来を予知できる。 仏教徒、宗教と宇宙物理学、集合的無意識を結び付ける下りが興味深い。 数学、物理、精神学、宗教、哲学、医療…そしてアクション。現代化学とSFが融合した充実の内容!
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面白かったー。予想してた内容とは違ってたけど面白いことには変わりないのでOK。SF好きだし。 グレッグ・イーガンの宇宙消失を思い出させるネタ(ちょっと違うけど)だけど、イーガンより読みやすいし、アクションシーンもあって売れたのもよくわかる。 イーガンより前に読んでたら星5つだった...
面白かったー。予想してた内容とは違ってたけど面白いことには変わりないのでOK。SF好きだし。 グレッグ・イーガンの宇宙消失を思い出させるネタ(ちょっと違うけど)だけど、イーガンより読みやすいし、アクションシーンもあって売れたのもよくわかる。 イーガンより前に読んでたら星5つだったのに!
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最後はそれなりに勧善懲悪的なものに収まっていますが,収まり方は,この本の“因果関係観”に従ったものと言えると思います。
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児玉清さん、絶賛の一冊だった。 忙しくて読むのに時間がかかってしまい下巻の時には上巻のストーリーがあいまいだった。 サスペンス・アクションもので、特に爆発や格闘の描写がうまく、シーンがよくイメージできて、読みやすかった。全体のストーリーは単純で予想できるが、 主人公のとっさのア...
児玉清さん、絶賛の一冊だった。 忙しくて読むのに時間がかかってしまい下巻の時には上巻のストーリーがあいまいだった。 サスペンス・アクションもので、特に爆発や格闘の描写がうまく、シーンがよくイメージできて、読みやすかった。全体のストーリーは単純で予想できるが、 主人公のとっさのアイデアには感服させられた。 理系の人間としては、確率を計算する流れや理論的な部分を求めてしまうが、そこは作者もわかっていて書いてくれているので不問にしょう。
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上下読んでの感想です。 一気に読めました。終盤になってちょっとファンタジー的というかSF的要素が強くなっていく気がしますが、エンターテイメントとしてよかったと思います。映画にできそうですね。
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「解説」(児玉清/俳優)が一番面白かった。 ジェットコースターノベルを目指してエンタメ性を拡張したい著者の意図はわかるが、アクションのさじ加減が多すぎ、もう少し削れるように感じた。モチーフが斬新であることに間違いはない。 数学や物理学・量子力学の知識ゼロでも全然読める。 統...
「解説」(児玉清/俳優)が一番面白かった。 ジェットコースターノベルを目指してエンタメ性を拡張したい著者の意図はわかるが、アクションのさじ加減が多すぎ、もう少し削れるように感じた。モチーフが斬新であることに間違いはない。 数学や物理学・量子力学の知識ゼロでも全然読める。 統合失調症がどのような病気か知っている人、そして『ビューティフル・マインド』(原題: A Beautiful Mind)を観たこと・読んだことのある人には、一部分、先が読めてしまうかもしれないので要注意。 #################### 以下ちょっとネタバレかも 最後、統合する描写が、多重人格者の統合のそれと似ている印象を持った。
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上巻は、登場人物の幅が広くなっていくこともあって、読み進めるのに思ったよりも時間がかかったけど、下巻でそれがすべて一点に収斂していくに従って一気に読み終えてしまいました。 この本を読む前には、科学とミステリーとの融合ということで、ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」が引き合...
上巻は、登場人物の幅が広くなっていくこともあって、読み進めるのに思ったよりも時間がかかったけど、下巻でそれがすべて一点に収斂していくに従って一気に読み終えてしまいました。 この本を読む前には、科学とミステリーとの融合ということで、ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」が引き合いに出されている書評をいくつか見ましたが、私にとっては、ダニエル・キースの「アルジャーノンに花束を」の人間観とJ.P.ホーガンの「量子宇宙干渉機」の世界観の上に構築されたミステリー作品というような印象を受けました。 作品中には、目を閉じるという事がひとつのキーとなっている箇所がありますが、作者が視覚障害を持ち小さい頃から朗読音声でさまざまな小説を聞いてきたという経験が、こういった視覚に頼らない頭の中でのイメージ構築という事に結びついているのかもしれないとも思いました。
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じつは結構ミステリーものが好きでして。まぁ、推理小説読んでも犯人が全然わからない人ですが(苦笑)この本はおもしろかった。ハラハラドキドキのこんな展開、日本人の書くものとはやっぱり違うのかなと思う。映画のワンシーンがふと頭を過ぎるような、そんな感じ。
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