東京公園 の商品レビュー
通勤の往復で読了。 限りなく星4つに近い。 登場人物が全員いい人ばかりで読んでいて優しい気分になる。 結婚とは、好きになるとは。考えて分かるもんじゃないと思う。光差す方向が同じだということには納得。
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小路幸也の文章が好きだな。 情景描写も、心理描写も、会話のリズムも、ユーモアも。 いつになくスローな滑り出しで始まったこの物語。 どんなに名作だと謳われようとも“不倫愛”は絶対に肯定できない自分には“人妻”や“恋心”という単語が散見されるあらすじを読んだ時点で嫌な予感がして・・...
小路幸也の文章が好きだな。 情景描写も、心理描写も、会話のリズムも、ユーモアも。 いつになくスローな滑り出しで始まったこの物語。 どんなに名作だと謳われようとも“不倫愛”は絶対に肯定できない自分には“人妻”や“恋心”という単語が散見されるあらすじを読んだ時点で嫌な予感がして・・・ 実際途中まではそんな方向で進んでいて・・・ ああ、こりゃ、小路作品初の“ハズレ”を引いたか、ついに!!と、一瞬頭を抱えた。 が、終わってみればそれは杞憂に過ぎず、“人妻”の件は爽やかな感動で無事解決
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
志田圭司 母が家族の写真を撮っていた。カメラマン志望の貧乏学生。北海道から東京の大学に来た。 秋月 圭司が小学生の頃、五稜郭公園で写真を撮られた家族。 秋月茉莉 五稜郭公園で写真を撮られた家族の女の子。その時は二歳だったが、今は十一歳になった。 富永美優 家族の写真を撮った後、クラスの仲間のところに戻って写真を撮られた。 ヒロ 広井博司。吉祥寺の古い小さな一軒家を借りている。売れないフリーライター。グラフィックデザイナー。圭司の三つ年上。 木島 児島 初島 水元公園で写真を撮った母子の夫。妻を尾行して写真を撮って欲しいと依頼する。一流企業の企画局第一本部課長。三十四歳。 志田杏子 圭司の母。圭司が小学二年生の時に亡くなった。フォトグラファー。 志田裕子 圭司の父の再婚相手。 咲実 裕子の一人娘で圭司の新しいお姉さん。圭司の五つ年上。高校を卒業して東京に出ていった。インダストリアル・デザイナー。 横山 ヒロが若い頃に重傷を負わせたサラリーマン。 初島百合香 二十三歳。 初島かりん もうすぐ二歳。 原木 圭司がバイトしているバー「クエル」のマスター。 真山 圭司と同じゼミの相棒。 かほり 真山の婚約者。 圭司の父 建築設計士。 里菜 圭司が高校の時に付き合っていた。 直井 広告会社の社長。マスターの奥さんの兄。 朱美 原木の妻。ガンで亡くなった。
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なるほど、解説も読むとまた違う楽しみ方ができるのね。物語としては十分面白かったんだけど、もっと読みたかった!
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人は弱く、近くに居る人を見失ってしまう。 自分の妻を見失い疑心暗鬼になる夫。 一番近くの人を愛して自分を見失う人。 ファインダー越しに見える人間模様。 見失った人に届けられるのか。
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そう、みんな周りから支えられ、見守られて大きくなってきたはずなのよね。でも、今の人的環境がちょっと良過ぎない?
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人はいつも誰かを探している。 一緒に歩いてくれる誰かを、本能で探しているらしい。 人が人に惹かれる瞬間に理由なんてないというのは、そういうことなのかもしれない。
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はじめからすごく優しい文章が最後まで続いている。 恋の行方は白か黒かではなくて主人公の圭司らしい素敵な選択だなと思いました。
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カメラ好きの大学生 ある日の出来事をきっかけに ある写真を撮り始める。 日々淡々と 依頼を受けて写真を撮る続ける 不思議な充実感を感じながら ゆっくりと時間が過ぎていく。 それは当然のように 結末に向かっていく。
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