「本当の国語力」が驚くほど伸びる本 の商品レビュー
国語の本質を知れた感覚。 なるほど言い換えるのか、確かに文中で比べてるなど、、、純粋に国語が面白いと思った!
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●「論理的思考力」と聞くと小難しい言葉で尻込みする感覚だが、この本ではその「論理的思考力」を3つの力(言いかえる力、くらべる力、たどる力)と噛み砕いてあり、とても読み進めやすい。 ●文章を読んだり書いたりするのが、パズルや謎解きみたいで楽しくなりそう。 ●子どもに勉強を教える際の...
●「論理的思考力」と聞くと小難しい言葉で尻込みする感覚だが、この本ではその「論理的思考力」を3つの力(言いかえる力、くらべる力、たどる力)と噛み砕いてあり、とても読み進めやすい。 ●文章を読んだり書いたりするのが、パズルや謎解きみたいで楽しくなりそう。 ●子どもに勉強を教える際の姿勢、勉強だけでなく会話などで大切にしたいことも学べた。
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おススメ本に表示されて、評価が高かったので読んでみようと思った本。 私は国語が苦手だったので、学生時代にふくしま式に出会っていたら何か違ったんじゃないかと思いました。 自分が国語で何を学んだか全く記憶にないけれど、よくありがちな、国語の間違った教え方については納得。 『国語...
おススメ本に表示されて、評価が高かったので読んでみようと思った本。 私は国語が苦手だったので、学生時代にふくしま式に出会っていたら何か違ったんじゃないかと思いました。 自分が国語で何を学んだか全く記憶にないけれど、よくありがちな、国語の間違った教え方については納得。 『国語とは「論理的な読み方、書き方」を学ぶ教科であり、「味わい方」を学ぶ教科でありません。』 『国語とは、「何を読むか?」ではなく、「どう読むか?」です。「何を書くか?」ではなく、「どう書くか?」です。』 国語の授業のはずが、道徳の授業のようになってしまうことも多々あるのだと思われる。 とても参考になるし、いい本だと思うけれど、この本は親が子供に教えることが前提で書かれていて、それは一般家庭ではなかなか成り立たないのではないかという違和感はあります。子供が自分で読んで理解できるかは分からないけれど、とりあえず小学生向けの問題集を早速一冊買ってみました。 子供が国語につまずいた時に、子供自身でふくしま式を学べばいいかなぁと思っています。 【メモ】 ・論理的思考とは、難しいことがらを「単純化すること」である。 ・国語力とは、論理的思考力である。論理的思考力とは、3つの力である。3つの力とは、「言いかえる力」、「くらべる力」、「たどる力」である。 ・言いかえる力とは、「抽象化」と「具体化」こ力です。 ・くらべる力とは、「対比関係」を整理する力です。 ・たどる力とは、「因果関係」を整理する力です。
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ふくしまメソッドの理屈書。こんな本で、国語を勉強できていたら、よかったのにな、と思った。3つの方法、だんだん難しくなり、大人でも大変な問題例がある。自分も勉強し直しだな。
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この本、今まで読んできた国語力関連の書で一番ストンと落ちた本。なんか背中を押された感じがしたので頑張ろ、明日からの授業。
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まず驚いたのは、本書の内容が驚くほど実践的であったことだ。 「発問」と「模範解答」だけでなく、「誤答」や「なぜその誤答では駄目なのかという説明」まで書かれており、そのまま子どもに実践できる内容であった。 また、本書の発問や具体例は小学生向けの言葉で語られているが、内容は中高生、...
まず驚いたのは、本書の内容が驚くほど実践的であったことだ。 「発問」と「模範解答」だけでなく、「誤答」や「なぜその誤答では駄目なのかという説明」まで書かれており、そのまま子どもに実践できる内容であった。 また、本書の発問や具体例は小学生向けの言葉で語られているが、内容は中高生、そして大人でも使えるものである。 複雑な内容をかなり噛み砕いている点も本書の良い点だと感じた。 「つまり」と「例えば」を使った、抽象化具体化の問題 「この時のこの人物の気持ちをひとことで言うと?」という問題 を出してみたいと思った。 また、「選択肢は本文の言い換えである」という言葉も繰り返し子どもに伝えたい。 最後に、1番心に残り、意識しようと思ったことは ただ「自分でやりなさい」というだけではなく、 「ここから先は自分でやりなさい」という気構えが大切だということである。 保育の「待つ」精神と教育の「与える」精神を組み合わせ、『与えた後に待つ』という順番を徹底したい。
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再読。 学校で重視されているのは、感動したか?や頑張ったかの内容ばかり。「書き方」形式は教えず、自由に書いてごらんのオンパレード。自主尊重ばかりで子供はどう書けばいいのかが分からず苦しむ。 「言葉とその使い方」を学ぶのが国語。 しかし、言葉は日々使っていて、どんな言葉を覚える...
再読。 学校で重視されているのは、感動したか?や頑張ったかの内容ばかり。「書き方」形式は教えず、自由に書いてごらんのオンパレード。自主尊重ばかりで子供はどう書けばいいのかが分からず苦しむ。 「言葉とその使い方」を学ぶのが国語。 しかし、言葉は日々使っていて、どんな言葉を覚えるべきかどんな言葉を使うべきか。教科書で文章を読み、何が書いてあるか理解するためにどうすればよいのか。 国語は「どう読むか?」「どう書くか?」 インプットしてアウトプットするためのもの。 読解力をのばすには、3パターンぐらいの文書を読み共通点を見つけていくこと。ほかのどんな文章にも共通する論理的な読みの型(形式)すなわち「論理的な読み方」を学ぶことができる。論理を意識すれば読む力以外の国語力が同時に底上げされる。 論理的思考力とは、バラバラの考えや言葉を整理する(関係づける)ための力 1.言いかえる力 2.くらべる力 3.たどる力 すべての文章は「言いかえ」の連続でつくられているから「具体」が問われたら抽象をとらえ、「抽象」が問われたら具体をとらえるという「型」が長文読解を制する 抽象化・・・つまり○○ 具体化・・・たとえば○○、△△
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論理的思考とは、決して「難しく考えること」ではありません。 論理的思考とは、難しいことがらを「単純化すること」なのです。 「言いかえる力」 「くらべる力」 「たどる力」 言いかえる力とは「抽象化」と「具体化」の力です。 「対比関係」を見つけ出し、整理する力です。 「原因と結果」、...
論理的思考とは、決して「難しく考えること」ではありません。 論理的思考とは、難しいことがらを「単純化すること」なのです。 「言いかえる力」 「くらべる力」 「たどる力」 言いかえる力とは「抽象化」と「具体化」の力です。 「対比関係」を見つけ出し、整理する力です。 「原因と結果」、たどる力とは、「因果関係」を整理する力です。 囲碁や将棋の論理がその長い歴史のなかで不変であったように、 言語においてもまた、論理というものは永遠不変です。 抽象的に言いかえるときに使う代表的な接続語は「つまり」です。 具体的に言いかえるときに使う代表的な接続語は「たとえば」です。 「つまり」とは「詰まり」です。 これ以上進めない「詰まった」地点、最終的な到達点、 というのが本来の意味です。 最終地点ですから、「つまり・・・・・・」という話を聞いたら、 聞いたほうはその時点で「なるほどね」と納得できて、 理解が完結しなければなりません。 「という」の3文字には、「同じことを」「抽象的に」 言いかえる働きがあるのです。 それはズバリ、主語・述語です。 要約の本格テクニック ①まず述語を見つけること ②述語をもとに、「何が?/だれが?」と自問自答すること 「言いかえる力」を身につけるための6ステップ ①「つまり/たとえば」の仕組みの理解 ②「つまり/たとえば」の言いかえの学習 ③マトリョーシカの理解と練習 ④一文を要約する練習 ⑤読解問題の選択肢は本文の「言いかえ」であることを理解 ⑥課題作文を書く。具体→抽象→具体で言いかえる。 「味のある文章」とは、「優れた観点で書かれた文章」のことです。 まず「部分」、次に「全体」 まず「プラス」、次に「マイナス」 まず「与える」、次に「待つ」 原理・公式・型・方法。 教えることは、学ぶことです。 最後のこの一文はよかったです。 驚くべき視点、メタ認知、一度は読んで欲しい一冊です。 このくらい、教員なら知っておくこと。
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いいかえ力、くらべる力、たどる力、これらの組み合わせにより、言語を運用する際の抽象と具体の行き来が容易になるのだろう。それは、帰納法や演繹法がこれの組み合わせであることが類推でき、語彙や概念の包含関係の判別にもこれらが使われているためである。 エンジンと同じで、はじめは引いて、...
いいかえ力、くらべる力、たどる力、これらの組み合わせにより、言語を運用する際の抽象と具体の行き来が容易になるのだろう。それは、帰納法や演繹法がこれの組み合わせであることが類推でき、語彙や概念の包含関係の判別にもこれらが使われているためである。 エンジンと同じで、はじめは引いて、掛かれば勝手に回り出す。与えることと待つことが導くことなのだろうと感じた。
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国語力とはなんぞやという定義の差異には違いないが,本書ではそれを論理的思考であると説く.この実践法は3つ,すなわち“言いかえる力”,“くらべる力”,そして“たどる力”に収斂するので,その具体化を明文化した書,ということになる.読んでお終いの書物ではなく,いかに親が理解して子に実践...
国語力とはなんぞやという定義の差異には違いないが,本書ではそれを論理的思考であると説く.この実践法は3つ,すなわち“言いかえる力”,“くらべる力”,そして“たどる力”に収斂するので,その具体化を明文化した書,ということになる.読んでお終いの書物ではなく,いかに親が理解して子に実践するか,そのためのものである.
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