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永遠の0 の商品レビュー

4.4

3918件のお客様レビュー

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2024/11/17

長いし戦闘シーンが多いから正直序盤は微妙だったけど終盤にかけて色んな伏線が回収されていって凄く良かった 戦時中のリアル話が知れたし日本人であれば読んでおくべき本だと思った

Posted byブクログ

2024/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何のために誰のために戦うのか。 当時、外国と必死に戦っていた時代。 軍人は躊躇なく散華していた時代。 お国のために自爆も厭わない部下に対して 「家族は貴様が死んで悲しんでくれないのか」 「それなら死ぬな。どんなに苦しくても生き延びる努力をしろ」 「お前が死んだところで戦局は変わらない。しかし、お前が死ねば、お前の妻の人生は大きく変わる 」 「今の私の夢が何かわかりますか」 「生きて家族の元に帰ることです」 宮部のことを「死ぬのが怖くて、あいつは逃げ回ってばかりの臆病者」と揶揄する人もいた。 実は違った。 誰も見てないところでトレーニングをして、準備を怠らなかったから戦局を冷静に捉えることができてた。 誰よりも生き残るために最大限努力していた人だった。 そんな時代に生きた宮部の言葉が刺さる。 BOOKOFFで100円で購入しましたが、とても価値ある、心奮えた本でした。 BOOKOFFありがとう。

Posted byブクログ

2024/10/24

沢山の登場人物と難しい言葉ばかりでしたが、どの体験話も自分が想像していたものと違ったことばかりで悲惨でした。 エピローグ含め575ページもあるので読めるか不安でしたが読んでよかったです。 後半までは今と全然違いすぎて淡々と読み進めていましたが、最後号泣しました。 感想...

沢山の登場人物と難しい言葉ばかりでしたが、どの体験話も自分が想像していたものと違ったことばかりで悲惨でした。 エピローグ含め575ページもあるので読めるか不安でしたが読んでよかったです。 後半までは今と全然違いすぎて淡々と読み進めていましたが、最後号泣しました。 感想を書くのも難しいですが、今この瞬間をもっと大切に生きたい、生きないといけないなと思いました。 この本は戦争を経験していない世代の全ての人が読むべきだと思います。

Posted byブクログ

2024/10/17

リアルな描写。まるで自分も一緒に彼らの話を聞いて時に切なく涙し、時に心温まるような気がした。 ただ、宮崎駿監督が言うように、美化しすぎているようなところもあると感じた。戦争の惨たらしさ。所詮は人と人との殺し合い。飛行機が人間の残酷性を象徴している。 そんなものが抜け落ちていて、...

リアルな描写。まるで自分も一緒に彼らの話を聞いて時に切なく涙し、時に心温まるような気がした。 ただ、宮崎駿監督が言うように、美化しすぎているようなところもあると感じた。戦争の惨たらしさ。所詮は人と人との殺し合い。飛行機が人間の残酷性を象徴している。 そんなものが抜け落ちていて、少し御涙頂戴的な要素が強いのかなーと。

Posted byブクログ

2024/10/05

知り合いに勧められて読んでみました。戦争の話とか苦手で自分では選ばない話でしたが、最後まで読んでみて読んで良かったと思いました。 今現在、テレビやニュースや情報として出ている物に合わせて考えさせられたお話でした。とても感動したお話でした。読んでない人は是非読んで欲しい。

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2024/09/26

現代社会の構図も大差ないと思うと、日本のの国民性によるところが大きいと思う。 真の意味で個人同士が認め合うということができなければ永遠に変わらない。

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2024/09/18

太平洋戦争に対する世界観が見事に変わった!歴史的史実も精緻に描きながら、宮部久蔵の生き様も見事に描く。これは全高校生に読んでほしい一冊。『天皇万歳』ではなく、『誰かのために』死んでいく特攻隊員が大半だった事は深く心に刻まれた。

Posted byブクログ

2024/09/15

「奴は海軍航空隊一の臆病者だった」 特攻で戦死した祖父の調査のため、祖父の元同僚兵から話を聞いていた健太郎と姉慶子は、はっきりそう言われた。憤る2人だったが、さらに調査を進めていくうちに、臆病者と言われても生きて帰ることに固執した祖父の思いが明らかになっていく。 【感想】人が...

「奴は海軍航空隊一の臆病者だった」 特攻で戦死した祖父の調査のため、祖父の元同僚兵から話を聞いていた健太郎と姉慶子は、はっきりそう言われた。憤る2人だったが、さらに調査を進めていくうちに、臆病者と言われても生きて帰ることに固執した祖父の思いが明らかになっていく。 【感想】人が生きる理由 天才飛行士でありながら生き残ることを何より優先した宮部と、その背中を見て必死に戦い生き残った戦友。彼らの生き様から人を愛するとは、国を思うとは何かを考えさせられた。 愛する人は自分の帰りを待っている。 自分が死んだら愛する人も国も守れない。

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2024/09/12

面白いとか感動という言葉で語っていいものなのかわからないけれど、、面白い!!感動した!! この本は定期的に読まなきゃなと思うし、今の日本に戦争の生々しい記憶がある人が減ってきているのは怖いことだよなと思う。 最後の方は、生きろ!!!!宮部!!!!!あなたが生きなきゃ誰がこの先...

面白いとか感動という言葉で語っていいものなのかわからないけれど、、面白い!!感動した!! この本は定期的に読まなきゃなと思うし、今の日本に戦争の生々しい記憶がある人が減ってきているのは怖いことだよなと思う。 最後の方は、生きろ!!!!宮部!!!!!あなたが生きなきゃ誰がこの先の日本を!!!という気持ちになって情緒不安定だった。

Posted byブクログ

2024/09/11

国のために死ぬことが素晴らしいとされた時代に、死なないことを大切にするという自らの考えを臆することなく発言している主人公。 ただ発言するだけでなく、生き残るための鍛錬を積んだりと、行動にもその考えが滲んでいる。 周りの空気に流されず、これだけは譲れないという信念を持ち、決して流さ...

国のために死ぬことが素晴らしいとされた時代に、死なないことを大切にするという自らの考えを臆することなく発言している主人公。 ただ発言するだけでなく、生き残るための鍛錬を積んだりと、行動にもその考えが滲んでいる。 周りの空気に流されず、これだけは譲れないという信念を持ち、決して流されない芯の強さを持った人の苦悩と、その人が周りに与えた影響を描いた物語。 人生で一度は読むべき本。

Posted byブクログ