永遠の0 の商品レビュー
初めて自分から読もうと思った戦争に関する小説です。今まで本をほとんど読まず進みも遅い自分でも、時間を忘れて読んだのはこの小説が初めてな気がします。太平洋戦争について詳しく知りたいと思えるようになりました。
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百田さんの政治家としての暴れぶりを見ると 、戦争賛美の右がかった小説なのでは?と思われますが決してそんなことはなく、戦友の証言で真実が明らかになって行く様がとても面白かったです
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亡くなった祖父について徐々に明らかになっていく真実。あの祖父という人間として素晴らしい人物を自ら零戦に乗せる決断をさせてしまったあの時代の日本はやはり狂っていた。戦争で亡くなった方々を責めるつもりは問答ないが、戦争という行為は決して美化されていいものではない。
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僕がこの本を読むきっかけはシンプルに戦争について知りたいと思ったからです。 一二章を読んだ印象は具体的に戦争の様子が説明されるため「物語っぽい教科書だな」と感じました。 ドラマ→歴史資料→ドラマ→歴史資料 みたいな感じで混ぜられています。 戦争に関する用語が出てくるので 読む→知...
僕がこの本を読むきっかけはシンプルに戦争について知りたいと思ったからです。 一二章を読んだ印象は具体的に戦争の様子が説明されるため「物語っぽい教科書だな」と感じました。 ドラマ→歴史資料→ドラマ→歴史資料 みたいな感じで混ぜられています。 戦争に関する用語が出てくるので 読む→知らないワード出てくる→スマホで調べる→分かる→読む てな感じで本とスマホの二刀流。宮本武蔵もこれにはニッコリ。ついでに景浦さんも。 ですが後半になるに連れて、用語と物語の全貌が明らかになってドラマ性が濃くなって楽しくなってきます。 歴史を知りたい、でもドラマも楽しみたいという欲張りさんにオヌヌメ。小説なんて欲張ってナンボですから( ˆωˆ )
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いろいろな戦記を読んだか、インタビューして、それを小説に落とし込んでいる。 ただ、戦記を読んで元ネタを知っている身としては「そのエピソードを書くならもう少し先まであるのにな」と思ってしまう箇所もあった。 文章の組み立ては日本人らしくない、計算された感じのものだった。 芸術肌ではな...
いろいろな戦記を読んだか、インタビューして、それを小説に落とし込んでいる。 ただ、戦記を読んで元ネタを知っている身としては「そのエピソードを書くならもう少し先まであるのにな」と思ってしまう箇所もあった。 文章の組み立ては日本人らしくない、計算された感じのものだった。 芸術肌ではなく、技術者肌なんだろうなと思いました。
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第二次世界大戦について、もっと知りたいと思う本 特攻に行った人たち、空軍として最前で戦ってきた人たちの思いに泣ける 1日で一気読みした
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戦争のリアルな描写と心理的描写が相まって感動しました。伏線をこうやって回収するのか〜ともなったし、戦争の悲惨さを見に沁みて感じます。テンポ感もあるからすぐ読めちゃう。
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劇場鑑賞済みだったので展開はわかってだけど、読むとやっぱり感動!見事なエンタメであり戦争作品だと思う。当時の世界最高峰の零戦の優秀さを改めて再認識しました。また戦争の悲惨さ日本の愚かさも。戦争しても死ぬのは若者。2度とあってはならい。
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学校等で散々言われてきた"戦争体験を語り継ぐ"ことの大切さを、今更ながらこの小説を通してようやく心の底から理解できた気がする。史実として確かに存在した戦争や特攻隊について、引き込まれるストーリー構成と共に詳しく知れただけでもこの作品に出会えた価値があったけれど...
学校等で散々言われてきた"戦争体験を語り継ぐ"ことの大切さを、今更ながらこの小説を通してようやく心の底から理解できた気がする。史実として確かに存在した戦争や特攻隊について、引き込まれるストーリー構成と共に詳しく知れただけでもこの作品に出会えた価値があったけれど、最終章での思いがけない壮大な物語にも心震えた。年代問わず多くの方に読んで欲しい一冊。
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長年読みたくて読みたくて、でも時間がなくて後回しにしていた一冊。後回しにしていたことを後悔してしまいました。 第二次世界大戦のことを、私の祖父は決して語らず亡くなりました。幼い頃に平和授業や歴史で、第二次世界大戦を学習しましたが、いまいちピンと来ず。 この一冊を読むと、どんな...
長年読みたくて読みたくて、でも時間がなくて後回しにしていた一冊。後回しにしていたことを後悔してしまいました。 第二次世界大戦のことを、私の祖父は決して語らず亡くなりました。幼い頃に平和授業や歴史で、第二次世界大戦を学習しましたが、いまいちピンと来ず。 この一冊を読むと、どんな気持ちでどんな思いで戦争に挑んだか、また、当時戦争を経験した方々の多くは語ろうとしないのか、よく分かりました。 世界中どこでも起きていた戦争。負けを認めたら植民地化となる時代。当時は戦うしかなかった。死を覚悟して、若者が零戦に乗って戦った。 涙が止まらかった。改めて、日本が今平和でありながらも、これからどうなるのかわからないことも覚悟しながら生きていかなければならないと思えた一冊でした。
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