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図書館の神様 の商品レビュー

3.8

449件のお客様レビュー

  1. 5つ

    81

  2. 4つ

    180

  3. 3つ

    121

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    3

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2013/07/14

10085 07/31「幸福な食卓」よりはよかったが・・・大切な人の死とか、少女マンガ的世界。(未出)

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2010/07/27

初瀬尾まいこ。 短い物語の中に、日常のリアルがぎっしり詰まっていた本だった。 時間を共にするって大事。そこに居るだけでも、物事はがらりと変わる。 私ももっと本が読みたくなった。

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2010/07/21

素晴らしく読みやすかった。 大切なもの、大切な事 人によってそれぞれ違うのは当然だし、それが当たり前。 何を選択するのか?何を切り捨てるのか? それはその時によって違う物だし、時代にも影響されるのかな? そんな話でした。 必要なものは僕は家族!お金! いろいろあるかもしれない...

素晴らしく読みやすかった。 大切なもの、大切な事 人によってそれぞれ違うのは当然だし、それが当たり前。 何を選択するのか?何を切り捨てるのか? それはその時によって違う物だし、時代にも影響されるのかな? そんな話でした。 必要なものは僕は家族!お金! いろいろあるかもしれないが改めてそう思った。

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2011/07/16

いつのまにか文庫化されていたので再読。まさに青春小説の王道である挫折と再生が、歯切れのよい文章で淡々と描かれている。今回文庫化されたことで、山本幸久さんのあとがき解説がつき、これがお買い得。 主人公・早川清(きよ)の18歳までの性格とそれ以降の生活態度の落差を強調するための物語の...

いつのまにか文庫化されていたので再読。まさに青春小説の王道である挫折と再生が、歯切れのよい文章で淡々と描かれている。今回文庫化されたことで、山本幸久さんのあとがき解説がつき、これがお買い得。 主人公・早川清(きよ)の18歳までの性格とそれ以降の生活態度の落差を強調するための物語の設定はあまり好きになれないけれど、あり得ないくらい素晴らしい高校生男子・垣内君の存在が光っている。文学を語る教え子の存在は、たるみつつある「清」の精神をたたき直すぐらいのインパクトあり。

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2010/06/30

さらっと読める中にぽつぽつ印象に残る場面がありました。 垣内くんの考え方が好き。 今、文学を勉強している私は垣内くんのスピーチの言葉を 大切にしなくちゃいけないんだろうな。

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2010/06/20

「あれ、これって青春?」 「どうやらそのようですね」 今年は瀬尾作品ばかり読んでいます。 大好きな作家さんでもあり、本来のお仕事は教師なので勉強になる作品ばかりです。 今回も学校が舞台。 主人公は教師です。 今までにあまり読んだことのない青春小説。 瀬尾さんの作...

「あれ、これって青春?」 「どうやらそのようですね」 今年は瀬尾作品ばかり読んでいます。 大好きな作家さんでもあり、本来のお仕事は教師なので勉強になる作品ばかりです。 今回も学校が舞台。 主人公は教師です。 今までにあまり読んだことのない青春小説。 瀬尾さんの作品って爽やかで軽く読めるけど実はかなり奥が深いと思います。 瀬尾さんの作る作品の雰囲気がすごく好きです。 あと優しい文章も。 瀬尾さんのセリフは心に響きます。 垣内君と弟がすごく好き。 垣内くんかっこよすぎでしょ! 彼みたいな生徒がいる教師は本当にうらやましい! ラストの3通の手紙はすごく感動しました。 この本に影響されて文学作品を読みたい気分です。 読後が清々しい1冊でした。 「黙るべき時を知る人は、言うべき時を知る」 「神様のいる場所はきっとたくさんある。私を救ってくれるものもちゃんとそこにある。」 「のび太はタイムマシーンに乗って時代を超えて、どこでもドアで世界を回る。マゼランは船で、ライト兄弟は飛行機で新しい世界に飛んでいく。ぼくは本を開いてそれをする」 2010.022

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2010/06/09

過去の経験で傷ついた心を持つ主人公の、再生物語。 図書館での出会いを始め、人や風景、出会いのすべてが神様なのだな、と思った。 日常的な会話のやりとりの中から、家族、恋人、生徒、同郷の人々との関係や思いが深く瑞々しく伝わってくる。

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2010/06/09

そのステージから消え去ってしまうもの、誰かがいなくなり取り残されてしまうもの。新しく産まれてくるもの、なくなってしまうもの。 桜は咲いたと思うと散ってしまう。 その儚さが美しさの一部になっている。 来年も春が来る。そのことを知っている。 だから、心の穴はすぐに別のもので埋めら...

そのステージから消え去ってしまうもの、誰かがいなくなり取り残されてしまうもの。新しく産まれてくるもの、なくなってしまうもの。 桜は咲いたと思うと散ってしまう。 その儚さが美しさの一部になっている。 来年も春が来る。そのことを知っている。 だから、心の穴はすぐに別のもので埋められる。 でももし、もう2度とあたたかい春の日差しの中で桜に包まれなくなるとなったらどうだろう。 その儚さを美しさの一部として受け止められるだろうか。 一生懸命だから見えるもの、夢中になりすぎて見えなくなってしまうもの。 誰かがそばににて、誰かが隣にいなくなること。 青春の苦い想いでを抱いたまま、なンとなく大人になってしまった国語講師と文学することが楽しくて仕方がない元スポーツ少年の青春物語。

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2012/01/05

大人びた高校生の垣内君と子供みたいな少し熱血で少し冷めた教師の清。いつも冷静で的を得ていて頼れる垣内君に会ってみたい。

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2010/05/21

瀬尾さんの本は3冊目。これまでよんだ2冊にずっと漂ってた切ない雰囲気は無い。代わりに大人のとろんとした甘さと子供の張り詰めた正義が二重になって流れている。この人の本は何かと登場人物に共感できるポイントがあってすごいと思う。主人公が痛みに耐える場面とか、あーこんな感じだ!って思った...

瀬尾さんの本は3冊目。これまでよんだ2冊にずっと漂ってた切ない雰囲気は無い。代わりに大人のとろんとした甘さと子供の張り詰めた正義が二重になって流れている。この人の本は何かと登場人物に共感できるポイントがあってすごいと思う。主人公が痛みに耐える場面とか、あーこんな感じだ!って思った。…そういえば模試で図書整理の場面読んだことあったな。19/5/10

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