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罪と罰(3) の商品レビュー

4.3

85件のお客様レビュー

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2010/03/13

歪んだ愛のため妻を殺し、愛の挫折ゆえ自殺するスヴィドリガイロフ。自己の主義・主張と極貧のため殺人を犯し、苦悩するが、愛に救われ、そして蘇るラスコーリニコフ。どちらにも共感は出来ないですし、結末にも疑問が残ります。 しかし、彼らの挫折や苦悩は、「生きる」ためには避けては通れないもの...

歪んだ愛のため妻を殺し、愛の挫折ゆえ自殺するスヴィドリガイロフ。自己の主義・主張と極貧のため殺人を犯し、苦悩するが、愛に救われ、そして蘇るラスコーリニコフ。どちらにも共感は出来ないですし、結末にも疑問が残ります。 しかし、彼らの挫折や苦悩は、「生きる」ためには避けては通れないものでありながら、それを突き詰めていくことの恐ろしさを感じました。

Posted byブクログ

2010/01/20

ラスコーリニコフがこの先どうなっていくんだろう?という 単純な疑問の連続と謎の多い登場人物がかかわり合う中で 繰り広げられる心理描写に最後までひっぱられた。 読みながらこんなに苦しかったのは久しぶりで読後に得た 開放感の大きかったことと言ったらもう。。。

Posted byブクログ

2009/12/01

主人公殺人を犯したロージャが、縄田で頸を絞められるがごとく 周囲の人々や警官により自首に追い込まれる 何度読んでも、犯罪者の心情心理の描き方は世界最高傑作 また読もう

Posted byブクログ

2009/10/18

09/10/17★★★ 完結。 最後にラスコーリニコフは自主を決意。 1~3巻読むのに1ヶ月かかった

Posted byブクログ

2013/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

殺人を犯した者の詳細な運命がつづられる最終巻。ラスコーリニコフをはじめ、母、妹、友人、そして娼婦ソーニャなど、あらゆる「主人公たち」が渦巻きながら生き生きと歩き、涙し、愛を語る。ペテルブルグの暑い夏の狂気は、ここに終わりを告げる…。  2009年7月21日購入

Posted byブクログ