ふちなしのかがみ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
辻村さんの作品は、残酷であったり悲しい話が多いのですが、終わり方が救いがあるところが好きです。 この短編集で救いがあるのは、最後の話だけで少し辛かったです。
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82:怖い。すごく怖い。ただのホラーではなくて、女性作家だからこそ、辻村さんだからこそ描ける心の深いところにある(自分も持っている)闇を見せつけられたようで、怖い。心理的ホラーとも言えると思います。これを怖いと思わない人ももちろんいるだろうけれど、表題作「ふちなしのかがみ」のトリ...
82:怖い。すごく怖い。ただのホラーではなくて、女性作家だからこそ、辻村さんだからこそ描ける心の深いところにある(自分も持っている)闇を見せつけられたようで、怖い。心理的ホラーとも言えると思います。これを怖いと思わない人ももちろんいるだろうけれど、表題作「ふちなしのかがみ」のトリックや「八月の天変地異」の閉塞感など、辻村作品ならではの心情描写の鋭さは今回も健在です。そして、地味に表紙が怖すぎる。
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夏にピッタリ、ゾッとする話。 『踊り場の花子』そんな話を効いたら学校へ行けない。 『ブランコをごく足』えー、不注意なの? 『おとうさん、したいがあるよ』嫌だー!!! こんな状況に遭遇したら、自分でなんとかしようなんてこれっぽちも考えないけど。 『ふちなしのかがみ』呪いって自分が次...
夏にピッタリ、ゾッとする話。 『踊り場の花子』そんな話を効いたら学校へ行けない。 『ブランコをごく足』えー、不注意なの? 『おとうさん、したいがあるよ』嫌だー!!! こんな状況に遭遇したら、自分でなんとかしようなんてこれっぽちも考えないけど。 『ふちなしのかがみ』呪いって自分が次ブウにかけるものなのかも。 『八月の天変地異』ちょっと救われるかも。
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辻村深月さんの『ふちなしのかがみ』 . 表題を含む5つの短編集。ホラーとまではいかないけれど、背筋がゾクッとするお話も。この季節に出会うべくして出会った本かな。 . 本筋とは関係ないけど、アルプスの少女ハイジのオープニングでこいでるブランコのスピードが時速60キロを超えてるとはね...
辻村深月さんの『ふちなしのかがみ』 . 表題を含む5つの短編集。ホラーとまではいかないけれど、背筋がゾクッとするお話も。この季節に出会うべくして出会った本かな。 . 本筋とは関係ないけど、アルプスの少女ハイジのオープニングでこいでるブランコのスピードが時速60キロを超えてるとはね。
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2017.3.15 読了 これは。。。 世にも奇妙な物語 グロいバージョン とでも 言いましょうか。 短編集です。 救いようのない話の数々。 けど、嫌いじゃなかった! なんか 惹き込まれた。 面白かったのは「踊り場の花子」 少し救いがあったのが「八月の天変地異」
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最後の「八月の天変地異」は好き。他のは…うーん。表題作を評価しているレビューが多いけど、最後の短編以外は、個人的には微妙だった。
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16/11/03 ぞくぞくする短編集でした。 あーぞくぞく。 冬に読んじゃだめね。夏に読まなくちゃね。 三つ目はなんだろうこれ、辻村さんどうしたのこれ。 表題作は上手い。 みごとにミスリードされました。ひえ~
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辻村さんの作品は好き。 物語の内容や設定が、学校や七不思議など身近なので余計に怖い。 その中でも、ふちなしのかがみのように読者の思いこみを最後にひっくりかえす…みたいな設定は特に好きです。
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『踊り場の花子』はとにかく引き込まれてハラハラしながら読んだ。『ブランコをこぐ足』『おとうさん、したいがあるよ』はちょっと意味がわからず…なので詳細を検索したら、うっかり『ふちなしのかがみ』のネタバレを読んでしまってがっかり。ラストの『八月の天変地異』はちょっと王道?
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『ブランコをこぐ足』は良かった!『藪の中』を読んでいるような気持ち。だけど、結局のところミリちゃんを一番追い詰めたのって、茜なのかな? ふちなしのかがみは「淵なしの鏡」かと思ってたら、「縁なしの鏡」だったのね。
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