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ふちなしのかがみ
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ふちなしのかがみ

辻村深月【著】

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ふちなしのかがみ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2009/07/02
JAN 9784048739290

ふちなしのかがみ

¥220

商品レビュー

3.3

241件のお客様レビュー

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2024/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

踊り場の花子 ちょっとぞぐぞく 罰が当たって済々した 花子さんは姿も変えれるのか 星3 ブランコをこぐ足 みのりちゃんは自殺なのか事故なのか呪いなのか? 茜ちゃんは最後自殺してしまったの? よく分からなくてモヤモヤ 星1 おとうさん、したいがあるよ つづじの妄想って事でいいのか? 死体は沢山でてくるけど、登場人物全員 淡々としすぎて怖さはゼロ 消化不良でモヤモヤ 星1 ふちなしのかがみ ややこしさが勝って全く怖くない 香奈子が夫の愛人との間にできた子供に恋して 実の娘を殺害したって事で合ってるのかな? 香奈子もてっきり高校生なんだと思って読んでた イヤミス 星1 八月の天変地異 切ないけど、良い話だった この年頃の子の気持ちが、とてもよく描かれている 昔を思い出し、懐かしい気持ちになった 誰しも自分の立ち位置を気にして 見栄を張ったり、苦しんだりした事が あるんじゃないかな シンジにキョウスケが居て良かった 星3 期待していた怖さはなかった 分からない部分が多くて どなたかに解説して欲しい

Posted by ブクログ

2024/08/12

短編集。 オカルト系の短編集と思いきや、読み進むにつれて、現実の怖さみたいな感じになり。 最後の話は、オカルトとか怖さとか正反対の話になっているのがまた良かったです。

Posted by ブクログ

2024/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 辻村深月さんのある本をお友達が薦めてくれて図書館へ行ったものの、目当ての本はなかった。折角だからその作家さんの本が読みたいと思い、手に取ったのがこの本だった。  事前情報なしに読み進め、ホラーの短編小説集であることがわかった。学校の都市伝説がテーマの作品があったり、全体的に薄ら不気味な作品があったりしたが、ホラーが苦手な私でも面白く読むことができた。 踊り場の花子 「大変なことをする時は、次のことだけ考えて、終わるのを待つんだ」  序盤で出てくるこの言葉は、いつも先のことばかり考えてしまって気持ちがしんどくなる私に刺さる言葉だった。  自分たちも小学校の時に聞いたことのある花子さんを題材にしたものだったが、全く想像もしない展開で途中からページを捲るのをやめられなかった。 ブランコをこぐ足  今度はコックリさんならぬ、キューピッド様のお話だった。  児童それぞれの視点から物語が展開されていって読みやすかった。  みりちゃんがごめんねと言ったのは、もしかしたら呪いを分けてしまったと感じだからなのだろうか。本来神社で賽銭をしなければならない10円で買ったガムを2人で分かち合ったことで、呪いも分けられてしまったのではないかと考えた。最後は茜もみりちゃんと同じ結末を迎えたのだろうと私は思った。  それぞれの視点で読んでいる中で、自分も小学生の頃人間関係で悩んでいたしいわゆるカーストのようなものを気にすることもあったことを思い出した。実際大人になってみるとちっぽけなことに思えるけれども、当時は重大な問題だったな….と少し懐かしい気持ちにもなった。(これは物語の本筋ではない気がするけど) おとうさん、したいがあるよ  この物語が主人公の夢だったのか、現実だったのか、現実と幻覚が混同しているのか、読解力の乏しい私には分からなかったので時間が経ったらまた読んでみたいと思う。現実離れをしていてとにかく怖かった。不気味。 ふちなしのかがみ  この作品は一度目と二度目で読むのでは異なる印象を抱くため、面白かった。(一度目読み終わった後、これはもう一度読まざるを得ないと思わせられた。二度楽しめます。)  鏡の中の出来事と現実世界の区別がつかなくなり自分がおかしくなってしまうのは怖いし嫌なので、この都市伝説は試したくない。自分の未来の姿は気になるけれど、もしも知ってしまったら人生が面白くなくなるかもな、とも思う。知らないからこそ人生を切り開いていくのが楽しいと感じるのであって、知ってしまうことでわくわくが半減してしまうのではないか、と私は思う。 八月の天変地異  この作品を読んだ私の感情を、どのように表現していいのか分からなくて困惑している。もっと言語化能力が高くなりたい。(そのためにこうして拙いながらも感想をしたためているのだけれど)  どうしても狭い閉ざされた人間関係の中では、周りの目が気になったり自分の立ち位置が気になったりしてしまうのだと思う。しかし本当に大切なのは周りの人がどう思うかではなく、自分がどう感じ、どうしたいかであると考える。シンジは自分が思う自分の姿と周りからの評価のギャップに苦しめられ、それらを埋めるために架空の“ゆうちゃん“という存在を生み出したのではないだろうか。  シンジは周りの目ばかり気にするのではなく、本当に自分のことを大切な友達だと思ってくれているキョウスケを大切にするべきだと思っていた。これはゆうちゃんが言っていた、中身の入っている奴らと付き合わなきゃダメ、という言葉と同じ意味であると思う。(このことは私自身にも言えることだ。もっと私の身の回りの人たちを大切にしていこうと思う。)  こう書いてきたものの、ゆうちゃんについて抱いた感情を書き表すことができなくて本当にもどかしい。これからも感想を書き続け、言語化能力を高めていきたい。

Posted by ブクログ

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