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風が強く吹いている の商品レビュー

4.6

1473件のお客様レビュー

  1. 5つ

    911

  2. 4つ

    358

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    82

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2024/01/30

2024年6冊目 三浦しをんさん/風が強く吹いている 10年近く前に読んだのですが、今年の箱根駅伝に影響され再読。 帯コメントは青学の原監督です。 若干都合の良い展開もありますが(笑)素直に感動できる作品。お気に入りのフレーズは「速くなる」よりも「強くなる」ことを目指そう、です。...

2024年6冊目 三浦しをんさん/風が強く吹いている 10年近く前に読んだのですが、今年の箱根駅伝に影響され再読。 帯コメントは青学の原監督です。 若干都合の良い展開もありますが(笑)素直に感動できる作品。お気に入りのフレーズは「速くなる」よりも「強くなる」ことを目指そう、です。 #読了

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2024/01/28

箱根駅伝を目指し、それぞれの生き様や個性が体現され、見出されていく物語。その中でも個人的にはハイジの人を観て巻き込む力、必ず実現する意志の力強さ、絶対にあきらめない姿勢が本当にすごいと思った。

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2024/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

熱い青春スポ根。三浦しをんは、船を編むで相性が合わなかったので、期待値はやや低めだったが、読後感はそれほど悪くないなと思った。努力神話に疑問を抱くハイジ、走の考え方は、自分自身の中学時代と高校時代を振り返り共感できたし、何より走ることを人生の営みと結びつけていく描写は素晴らしいと思った。マイナス点としては、やはり良くも悪くも先の読める展開であるということ。うまくいきすぎていて現実的でないし、かと言って王道ファンタジーのような胸を踊る展開もない。確かに心動かされる場面もあったが、全体としてはあまり響かなかったので、同じ青春小説であれば恩田陸の夜のピクニックなど、何気ない日常を切り取る方が自分にとっては心を奪われるのかなと感じた。いずれにせよ、作者との相性のようなものが少しずつ分かってきただけでも成長を実感できるので嬉しい。

Posted byブクログ

2024/01/26

「強くなる」ことについてもっと真剣に考えなきゃいけなかったし、それに気づくにはもっと時間が必要だったんだなと思う。 もっと向き合っていれば、とか、もっと好きだったら、と考えてしまうし、もう少し続けていたら違う世界を見れたかもしれない。 リレーの度に泣きそうになった。 来年は箱根駅...

「強くなる」ことについてもっと真剣に考えなきゃいけなかったし、それに気づくにはもっと時間が必要だったんだなと思う。 もっと向き合っていれば、とか、もっと好きだったら、と考えてしまうし、もう少し続けていたら違う世界を見れたかもしれない。 リレーの度に泣きそうになった。 来年は箱根駅伝を見てみよう 綺麗な走りをする大学生を見ても自己嫌悪にならないように自分もキラキラしよう

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2024/01/23

美しい。体を動かす事が嫌いで、なるべく関わらない人生を送ってきた私が、羨ましいと思える程に眩しい青春だった。まさかここまで心を揺さぶられるとは…。強くなるとはどういう事か?これは、スポーツに限らず人生においても当てはめて考える事が出来る気がした。怒りは、恐れと自信のなさの裏返しだ...

美しい。体を動かす事が嫌いで、なるべく関わらない人生を送ってきた私が、羨ましいと思える程に眩しい青春だった。まさかここまで心を揺さぶられるとは…。強くなるとはどういう事か?これは、スポーツに限らず人生においても当てはめて考える事が出来る気がした。怒りは、恐れと自信のなさの裏返しだ。恐れずに認めろ。これは結構ずしんと来た。爽やかで美しくて…こんなに心地いい余韻に浸れる本は久しぶり。

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2024/01/17

こういう展開になるんだろうなぁ、と読む前から想像していました。恐らく、この小説を手に取った多くの方がそうかもしれない。それでも胸が熱くなる。駅伝当日(往路復路)は一気読みでした。読了後、誰もが箱根駅伝を好きになる、そんな小説です。

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2024/01/17

もう読むの何回目だろう。箱根駅伝が終わったロスを埋めたくて毎年この時期に読んじゃう。そして同じとこで何回も泣いてる。なんでか言語化できないけどほんとに大好きなお話。

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2024/01/13

 正月の箱根駅伝に合わせて、読もうと決意。長らく積読だったのでお正月休みを利用して読み進めました。  読み始めて、すぐに引き込まれて、読んでよかった。と感動。頑張る青春ドラマ好きだったら絶対に、読んだほうがいいです。三浦しをんさんの文体ともマッチしていて、ランナーの孤独とか感覚と...

 正月の箱根駅伝に合わせて、読もうと決意。長らく積読だったのでお正月休みを利用して読み進めました。  読み始めて、すぐに引き込まれて、読んでよかった。と感動。頑張る青春ドラマ好きだったら絶対に、読んだほうがいいです。三浦しをんさんの文体ともマッチしていて、ランナーの孤独とか感覚とか、心情が豊かに伝わってきます。年末にやっていた箱根駅伝の感動場面みたいな番組を見ていたので、駅伝の場面では涙涙でした。(笑)  ハマって、アニメも映画も一気にみました。気になったら、ぜひ読んでください!

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2024/01/12

年始の箱根駅伝をより楽しむために、ここまで残しておいた本作。 年始には読み終えることが出来ず、本日読了。 自身も趣味でランニングをしていることもあり、 没入しながら読み進めることが出来た作品であった。 清瀬や走を中心とした竹清荘の個性的な愉快なキャラクターが、 たった10人だけで...

年始の箱根駅伝をより楽しむために、ここまで残しておいた本作。 年始には読み終えることが出来ず、本日読了。 自身も趣味でランニングをしていることもあり、 没入しながら読み進めることが出来た作品であった。 清瀬や走を中心とした竹清荘の個性的な愉快なキャラクターが、 たった10人だけで箱根駅伝を目指すというストーリー。 走っている際の描写がわかりやすく、 箱根駅伝の臨場感もこちらにも伝わってくる文章だった。 「速く」走るのではなく「強く」走る。 「強さ」とは何かを深く考えされらた。 何事にも惑わされず自分や仲間を信じ抜くこと、 過度なプレッシャーがかかる中でも最高のパフォーマンスを行うこと。。。 色々な「強さ」がある。 そして、才能や体格、持って生まれたポテンシャルでどうしても超えられない壁もある。しかし、だからと言って負けではない。頂点が見れないわけではない。報われないことも頑張りが足りないわけではない。負けたからといってすべてが無駄なわけではない。自分だけの頂点を目指し、その過程において自分自身大きく成長できるのであると感じた作品であった。「強く」なろう。

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2024/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

僕は走るのが好きで、毎年欠かさず箱根駅伝をみています。僕自身も高校までも陸上部長距離で駅伝経験があるので、自分ごとのように話に引き込まれました。 わずか10人で箱根駅伝に挑むというあり得ない設定でしたが、そのあり得ない設定の中で、最大限現実的に可能性がなくはないなぁと感じさせてくれる設定でとても興奮しました。走が研ぎ澄まされている様は清々しいというか気持ちの良い描かれ方で、トップ選手の感覚ってほんとこんな感じなんだろうなぁと思わさせてくれました。 ハイジも時間を追うごとに意味のある「走り」に対しての実直な思いが伝わってきて、まとめ上げるチカラと走りへの思いは並みなものではない。これからの指導者として活躍が見てみたいと強く思いました。 涙するシーンが沢山ありました。その中でも予選会での走が折り返してで駆け抜ける姿を寛政大のメンバーが見て、走の走る凄さ、美しさに改めて感化され、皆にエンジンがかかるシーンが興奮し、涙が溢れ出ました。 リアリティーのある描写でとても素敵な内容でした。ありがとうございました。

Posted byブクログ