風が強く吹いている の商品レビュー
昔から気にはなっていたけど、駅伝にはそこまで興味ないしなぁ…と読まずじまいになっていた本。 機会あって思い出して読んでみたら、一気に2回も読んでしまった。1回目は、ただただ引き込まれて。2回目は、ハイジの愛ある嘘つきっぷりと、彼らの成長をじっくり味わい直したくて。 あぁ、良かった...
昔から気にはなっていたけど、駅伝にはそこまで興味ないしなぁ…と読まずじまいになっていた本。 機会あって思い出して読んでみたら、一気に2回も読んでしまった。1回目は、ただただ引き込まれて。2回目は、ハイジの愛ある嘘つきっぷりと、彼らの成長をじっくり味わい直したくて。 あぁ、良かった♡
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設定自体は少し無理があるところもあるのかもしれないですが、とても楽しく読めましたし、感動しました。どんな展開になるのかドキドキしました。 駅伝は襷を繫ぐチーム戦でありながら、個人個人の戦いでもあることを改めて実感しました。 舟を編むとはまた違うおもしろさでした。また、三浦しをんさ...
設定自体は少し無理があるところもあるのかもしれないですが、とても楽しく読めましたし、感動しました。どんな展開になるのかドキドキしました。 駅伝は襷を繫ぐチーム戦でありながら、個人個人の戦いでもあることを改めて実感しました。 舟を編むとはまた違うおもしろさでした。また、三浦しをんさんの本を読みたいと思いました。
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人生で初めて「本の中の世界に溶け込む感覚」を覚えた作品。 無論、賛否両論ある作品であり、否定的な意見も十二分に理解出来るが、仔細に語られる描写への一言一言、その全てがあまりに尊く、美しいものであった。 作家にとって、これほど美しい作品を書き上げられる瞬間とは、死ぬまで願い続ける...
人生で初めて「本の中の世界に溶け込む感覚」を覚えた作品。 無論、賛否両論ある作品であり、否定的な意見も十二分に理解出来るが、仔細に語られる描写への一言一言、その全てがあまりに尊く、美しいものであった。 作家にとって、これほど美しい作品を書き上げられる瞬間とは、死ぬまで願い続ける待望なのだろうと確信する。
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ものすごいレビュー数と、点数だったことから本書を手に取りました。 読後の感想としては、良くも悪くも予想通りという感じでした。 私は、そもそも駅伝自体やってれば見る程度で、見ても感動することはありませんでしたので、元々感動しづらいタイプなのかも… ただ、作中に出る藤岡が競技とし...
ものすごいレビュー数と、点数だったことから本書を手に取りました。 読後の感想としては、良くも悪くも予想通りという感じでした。 私は、そもそも駅伝自体やってれば見る程度で、見ても感動することはありませんでしたので、元々感動しづらいタイプなのかも… ただ、作中に出る藤岡が競技としての本質として、変わらない理想や目標が自分にあるから走ると説くシーン、走が走る行為を極めていくにあたって感情の言語化の必要性を説くシーンは、アスリートが競技と向き合い、何を考えているかを垣間見ることが出来たと思いました。 (自分がステレオタイプだからか、スポーツ選手=脳筋というイメージがありましたがそんなこともないんだなと思いました笑) 風が強く吹いているを読んで、駅伝への興味は確実に深まりましたので、来年は沿道で応援して、生の熱気を感じたいと思います。
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終始、走っている情景描写に圧巻される。美しい! 私は走るのが好きじゃないし、向いてもないからわからないけど、自分も走りたい気分にさせられる。 走ること勝つことではなく、深い信頼関係があるからころ繋がった襷。それぞれが抱える悩みや問題に向き合いながら支え合いながら、走り続ける彼らに...
終始、走っている情景描写に圧巻される。美しい! 私は走るのが好きじゃないし、向いてもないからわからないけど、自分も走りたい気分にさせられる。 走ること勝つことではなく、深い信頼関係があるからころ繋がった襷。それぞれが抱える悩みや問題に向き合いながら支え合いながら、走り続ける彼らに感動し、夢中で読み進めた。 エピローグにも描かれなかったけど、四角関係はどうなったんだろう笑
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何度目かの再読。 箱根駅伝を観戦するきっかけとなった小説です。 この小説のおかげで、毎年1月2・3日はテレビの前から離れられなくなりました。 何度読んでもやはり良い! レース中の登場人物それぞれのモノローグは、どれも泣けて泣けて。 はぁー良いもの読めたなぁと、しみじみ感じられ...
何度目かの再読。 箱根駅伝を観戦するきっかけとなった小説です。 この小説のおかげで、毎年1月2・3日はテレビの前から離れられなくなりました。 何度読んでもやはり良い! レース中の登場人物それぞれのモノローグは、どれも泣けて泣けて。 はぁー良いもの読めたなぁと、しみじみ感じられる作品。
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「俺たちの箱根駅伝」を読んで感化され、箱根駅伝繋がりでこの本に辿りついた。結論から言えば、やっぱり箱根駅伝は素晴らしいということ。 陸上自体は個人競技でありながら、駅伝になるとチーム競技となる。そこには、一人ひとりの頑張りや思いもあるなかで、チームのために個を殺すことも必要となる...
「俺たちの箱根駅伝」を読んで感化され、箱根駅伝繋がりでこの本に辿りついた。結論から言えば、やっぱり箱根駅伝は素晴らしいということ。 陸上自体は個人競技でありながら、駅伝になるとチーム競技となる。そこには、一人ひとりの頑張りや思いもあるなかで、チームのために個を殺すことも必要となる。 速い選手ではなく、強い選手となった「走」の成長には思わず涙した。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大泣きだよ!箱根駅伝だーいすきだから、特に箱根の運びではありありと情景が目に浮かんだよ。現実にあり得る話なのかっていうのはさて置き、だってこれは物語だから…。美しいフレーズが多過ぎて何度も書き留めた。特にユキが6区を平地では叶わないトップスピードで走りながら、走の寂しさに気付くシーンが好き。良きも悪きも、すべて受け止めて弾き返せるほど強く、わたしも明日からまた生きて行こうって思えた。
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10人で駅伝を目指すストーリー。 登場人物には陸上初心者も多くおり、多少無理な設定ではある。 しかし、みんな良いキャラクターなのでついつい最後まで応援したくなる本である。
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自分があまり箱根駅伝に親しまなかったので、こんな世界があるのかとわくわくしながら読んだ。ドラゴン桜みたいに、初心者をふくめたみんなで頑張っていくのがいい。登場人物たちの走っているときの心の内を吐露していくのがよかった。襷を受け継ぐ意志が感じられ、ほどよい恋愛要素もあり、愉しく読め...
自分があまり箱根駅伝に親しまなかったので、こんな世界があるのかとわくわくしながら読んだ。ドラゴン桜みたいに、初心者をふくめたみんなで頑張っていくのがいい。登場人物たちの走っているときの心の内を吐露していくのがよかった。襷を受け継ぐ意志が感じられ、ほどよい恋愛要素もあり、愉しく読めた。(未成年飲酒はあかんけど)。
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