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風が強く吹いている の商品レビュー

4.6

1473件のお客様レビュー

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2024/05/11

すっっっごく良いお話でした…!! まさに純度100%の青春小説でした。後半の箱根駅伝が始まってからは、もう一区から泣きっぱなしで読みました。竹青荘のみんなは心がきれいで純粋で、応援したくなる人たちばかりで、まるで自分も沿道にいるような気持ちになりました。10人の中に絆が生まれてい...

すっっっごく良いお話でした…!! まさに純度100%の青春小説でした。後半の箱根駅伝が始まってからは、もう一区から泣きっぱなしで読みました。竹青荘のみんなは心がきれいで純粋で、応援したくなる人たちばかりで、まるで自分も沿道にいるような気持ちになりました。10人の中に絆が生まれていくのもまぶしかったし、清瀬さんの人柄もとても素晴らしかったです。 走くんと清瀬さんが出逢えた奇跡を思わずにはいられないです。ユキの新しい家族が駆けつけてくれていたのもじーんとしました。 読み終わるのがもったいなくて、いつまででも読んでいたい作品でした。

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2024/04/27

『舟を編む』に続き、しをん作品三作目。この感動を表す言葉を、わたしは知らない——。毎年(×2)つまんねぇ「箱根駅伝」なんか放送しやがって(好きな方ゴメンナサイ…)——と、いつも苦々しく思っていたのですが・・ "走る"ってこんなにも美しいものだったのですね。初めて知りました…。まだ...

『舟を編む』に続き、しをん作品三作目。この感動を表す言葉を、わたしは知らない——。毎年(×2)つまんねぇ「箱根駅伝」なんか放送しやがって(好きな方ゴメンナサイ…)——と、いつも苦々しく思っていたのですが・・ "走る"ってこんなにも美しいものだったのですね。初めて知りました…。まだ読んだことない貴方が羨ましい、そんな作品です(^^) excellent.

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2024/04/20

アニメの方を見たことがあったと思うけど、多分アニメの100倍くらい原作が良かった。箱根本番が始まった後からは、一気に読んでしまいたくて、結局数日で読み切ってしまったし、ところどころ泣いてしまった。小説でも漫画でも、こういう直向きに向き合ってそこに向けて全力の努力をし、きらきらと輝...

アニメの方を見たことがあったと思うけど、多分アニメの100倍くらい原作が良かった。箱根本番が始まった後からは、一気に読んでしまいたくて、結局数日で読み切ってしまったし、ところどころ泣いてしまった。小説でも漫画でも、こういう直向きに向き合ってそこに向けて全力の努力をし、きらきらと輝くような話に弱い。全部自分に無いものだから。 もっと寛政大のチームの走りを見てたかったな。 毎年放送だけはついている箱根駅伝の面白さは、私には今まで全然わからなかったけど、長距離の奥深さや、そこに打ち込んで走る人たちの努力や葛藤や挫折をこの本で感じて、次の箱根駅伝はちゃんと見てみようかなと思った。

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2024/04/15

自分も走っている気分になって、すいすいと読んでいきました。 特に箱根駅伝本番の1区から10区までは手に汗を握りながら(本がしわしわになりました…笑)、ドキドキしながら読むことが止められなかったです。 毎年箱根駅伝を観ているけど、それぞれの区間の特徴なども初めて知ることが多かった...

自分も走っている気分になって、すいすいと読んでいきました。 特に箱根駅伝本番の1区から10区までは手に汗を握りながら(本がしわしわになりました…笑)、ドキドキしながら読むことが止められなかったです。 毎年箱根駅伝を観ているけど、それぞれの区間の特徴なども初めて知ることが多かった。 来年の箱根駅伝の前にもう一度読みたいです! レースが終わって「やったー!」という気持ちと、終わってしまったさみしさ… その後の彼らの話をもっと読みたいと思いました。 キングは就職できたのかな? ニコチャン先輩は卒業できたのかな? 次の年はどんなメンバーで出場したんだろう? 走と双子はどの区間を走ったのかな?

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2024/04/06

ただ走るというシンプルな競技がこれほど奥深いものとは…箱根の知識が詰まっている名著。寄せ集め集団で箱根を目指す青春疾走物語。 生きてきた環境や考えが違う竹青荘のメンバーがそれぞれの想いを持って襷を繋ぐ場面は迫力満点。三浦しをんさんの筆力をありありと感じ、見せつけられた。 でき...

ただ走るというシンプルな競技がこれほど奥深いものとは…箱根の知識が詰まっている名著。寄せ集め集団で箱根を目指す青春疾走物語。 生きてきた環境や考えが違う竹青荘のメンバーがそれぞれの想いを持って襷を繋ぐ場面は迫力満点。三浦しをんさんの筆力をありありと感じ、見せつけられた。 できるできないの基準ではないなにかを築けるか、がこの作品のテーマであるそうだが、これから生きてゆく人達への指針ともなる小説であろう。 因みに私は清瀬推しです。

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2024/04/02

疾走感あるお話で面白く、とても感動した。 現実的なことかどうかなどは色々議論があると思うが、それよりも、清瀬の言う、「強く」という意味を考えながら読むのが面白かった。 陸上競技は、個人でやるものというイメージがあるが、駅伝やリレーのお話を読むたびに、仲間と共に走っているんだという...

疾走感あるお話で面白く、とても感動した。 現実的なことかどうかなどは色々議論があると思うが、それよりも、清瀬の言う、「強く」という意味を考えながら読むのが面白かった。 陸上競技は、個人でやるものというイメージがあるが、駅伝やリレーのお話を読むたびに、仲間と共に走っているんだという感覚にとても暖かさを感じる。 清瀬のような、指導者と巡り合えたら素敵だなとも思った。

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2024/04/01

流石に長距離の適性があるとはいえ、この短期間で箱根はムリだろ〜〜とは思いますが、それでもとにかく面白かった!! アオタケの住民がみんなキャラがたっていて、これが今注目の多様性ってやつだなあと思いながら、個性的な面々のチームがまとまっていくのをワクワクしながら読み進めました。 最後...

流石に長距離の適性があるとはいえ、この短期間で箱根はムリだろ〜〜とは思いますが、それでもとにかく面白かった!! アオタケの住民がみんなキャラがたっていて、これが今注目の多様性ってやつだなあと思いながら、個性的な面々のチームがまとまっていくのをワクワクしながら読み進めました。 最後はとにかく盛り上がって、最高のエンタメでした! 続きが出ることはないんだろうけど、読んでみたいなあ…

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2024/03/29

「走る」とは。 ほとんど陸上素人のメンバーが箱根駅伝出場目をざし一念発起! 時には喧嘩したり、励ましあったりしながら箱根を目指す。そんな青春が詰まったお話。 「走る」とは苦しい。 「走る」とは自分との戦い。 「走る」とは美しい。。。 「走る」ってなんだろう。 その問いを求めて、...

「走る」とは。 ほとんど陸上素人のメンバーが箱根駅伝出場目をざし一念発起! 時には喧嘩したり、励ましあったりしながら箱根を目指す。そんな青春が詰まったお話。 「走る」とは苦しい。 「走る」とは自分との戦い。 「走る」とは美しい。。。 「走る」ってなんだろう。 その問いを求めて、なんだか走り出したくなるような素敵な作品でした。

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2024/03/27

襷を繋ぐって、何か他とは違う魂を感じる。 びっくりするくらいありえないシチュエーションなのに、本当に可能なんじゃないかって、感情移入させられまくった物語。 三浦さんってやっぱり凄い。 今年も箱根駅伝に魅せられる。

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2024/03/20

箱根駅伝が好きで毎年楽しみにしている分、途中、若干のご都合主義っぽさも感じたが面白かった。選手の努力というのは本当に想像を絶するものだと思う。 題材は野球であるが「仙台育英 日本一からの招待」という本に、『部活と思うな人生と思え』という言葉があり、それを思い出した。この小説では「...

箱根駅伝が好きで毎年楽しみにしている分、途中、若干のご都合主義っぽさも感じたが面白かった。選手の努力というのは本当に想像を絶するものだと思う。 題材は野球であるが「仙台育英 日本一からの招待」という本に、『部活と思うな人生と思え』という言葉があり、それを思い出した。この小説では「走る」は競技ではなく、それぞれの人生の一部で、物理的に同じ場所を走ってもたどり着く場所が違うというのはまさにそうなのだと思う。 アニメ化もされてるみたいなので、いずれ観たい。

Posted byブクログ