贖罪 の商品レビュー
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空気のきれいな田舎町。小学校で遊んでいたうちの1人が殺害される事件が起こる。 犯人は捕まらないまま15年が経ち、一緒に遊んでいた少女たちもそれぞれ大人になっていた。 それぞれに残された事件の禍根と真実。 湊かなえさんの小説は、おもしろくないわけじゃにないし、読みにくいわけでもない。けど、読み終わった後のやり切れなさや、割り切れない想いや、どうして⁉︎と思ってしまう終わり方、独特の読後感の悪さ。なのに文章の巧さか、ついつい引き込まれ、読んでしまいます。
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いや~な気分のままなんかわからんことが多くってだから読み返そうという気も起きない、もう二度と湊さんのは借りないだろう。
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やはり湊かなえはうまい。 グイグイ引き込まれる。 決して後味のいい終わり方ではないが、 それほど嫌な感じはない。
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安定のイヤミス。久々に再読。でもこの話は意外と終わり方は明るいかも。女同士の嫌な張り合って牽制しあってる感じがみごとに描かれている。
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読了日2011/03 映画化にもなった「告白」とかぶってるような感じはすごくするけど、 どちらかというと、こっちの方が私は面白かった。 すごく読みやすくてあっという間に読み終われる。
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田舎の町で起きた少女の強姦致死事件。目撃した4人の少女に残る心の傷と不幸と殺人の連鎖。登場人物が事件とその後の人生を語る口調で、物語が進む。湊かなえはこの手の書き方が好きだなあ。気分が悪くなるくらい全編暗く、出てくるのが救いようのない嫌な人間ばかりなので星2つ。
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一回サーっと読んで 二回目人物を確認しながら読んで 三回目遠くから見つめて で 困ってしまって鳴く、ていう
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苦しくて重いお話に感じる人はいると思うけれど、個人的には心情もじっとり読めて、引き込まれていく作品。
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【あらすじ】 とある田舎町で起こった女児殺害事件。被害者の少女と事件直前まで一緒に遊んでいた4人の少女は、犯人と一度会話をしていたにもかかわらず、どうしても顔を思い出すことが出来なかった。被害者の母親は、犯人への糸口が途絶えた怒りから、4人の少女に贖罪を求める強い言葉を投げつけた。結局事件は迷宮入りとなり、真相は謎のまま15年が経った。幼い頃に友人の母親に言われた言葉が、彼女たち4人の人生を大きく狂わせていた。 【感想】
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償いなさい!っていう言葉を全員が真に受け、幸せな人生を送れないように暗示をかけられたかのように進みます。…ってかおばちゃん(名前伏せます)、最初から犯人分かってて子供たち追い込んだのかい!!でもおばちゃん、「元恋人と教職という仕事」を奪ったと思われるほどかな?秋恵が身をひいたのはお前のせいだ!と恨まれたの?子どもを殺されるほど??なのかなと。そこがよく分かりませんでした。
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