ひかりをすくう の商品レビュー
この小説には喜怒哀楽という言葉が合う気がする。 登場人物の感情がよく伝わってきた。 橋本紡さんの本は2冊目だけど、今回も美味しそうな料理がところどころで出てくる。 ほのぼのとした雰囲気の小説だけどそれだけではない。仕事とか生活とか人との関わり方とか接するものに対して逃げず、真剣に...
この小説には喜怒哀楽という言葉が合う気がする。 登場人物の感情がよく伝わってきた。 橋本紡さんの本は2冊目だけど、今回も美味しそうな料理がところどころで出てくる。 ほのぼのとした雰囲気の小説だけどそれだけではない。仕事とか生活とか人との関わり方とか接するものに対して逃げず、真剣に考えている主人公に見習いたくなる。
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ゆっくりとしたペースで進む日常。都会から離れ、少し静かな田舎。そこで新しい生活を始める智子と哲ちゃん。2人を包むやさしい時間が読んでいて心地よい。智子の姉の言う、がんばりすぎないようにがんばる、それって結構重要なことかもね。肩ひじ張らずに力を抜いて私もゆったりしてみるか、そう感じ...
ゆっくりとしたペースで進む日常。都会から離れ、少し静かな田舎。そこで新しい生活を始める智子と哲ちゃん。2人を包むやさしい時間が読んでいて心地よい。智子の姉の言う、がんばりすぎないようにがんばる、それって結構重要なことかもね。肩ひじ張らずに力を抜いて私もゆったりしてみるか、そう感じた。
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疲れていませんか?必死になっていませんか? 「ふと、立ち止まってごらん―。何気ない日常のシーンが、「疲れた心」に染みわたる。優しいかわいい物語。 「女」を武器にして、要領よく立ち回る人もいれば、「男」のようにがむしゃらに働いてしまう人もいる。どちらも、その人が選んだ生き方だけ...
疲れていませんか?必死になっていませんか? 「ふと、立ち止まってごらん―。何気ない日常のシーンが、「疲れた心」に染みわたる。優しいかわいい物語。 「女」を武器にして、要領よく立ち回る人もいれば、「男」のようにがむしゃらに働いてしまう人もいる。どちらも、その人が選んだ生き方だけど…。 女を武器にできたらどんなに楽だろう。でも、男のようにがむしゃらに、必死に仕事を覚え、まかされ、面白くなったら、やっぱりこの生き方も悪くない。と、思う。 ただし、心の健康と体の健康を損なわなければの話。 どこか、身につまされるようで、でも、そこまでまだ必死でもなく。智子の姿は明日のわが身かもしれない。
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橋本氏の他の作品を読んで良かったので、 本作品も手に取ったが、また読みたい作品ではなかった。 心に傷を負った主人公が傷を癒しながら前向きに生きていく姿は、 応援したくなるが、個人的には一度読めば十分であった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
会話が作り物っぽく違和感がある。なんなんだろう、この違和感は。ストーリーも大きな起伏がなく単調。人生についてがテーマなんだろうけどメッセージが普通すぎて響かない。全体としても「普通の小説」という感じがした。小説の中で違和感がない会話は現実とは違うのかも。
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橋本紡さんのひかりをすくう読了。この方の作品を読むとすごくあたたかい気持ちになる。柔らかい優しさ。あぁ、嬉しいな。
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読み易い。 優しい空気。 結局、哲っちゃんが何者なのかわからない。 久保さんは智子が追い込まれていることに気付けなかったのかと思ってしまう。 社会性を含んでいるようで、特にそうでもない。そこを意識した作品ではないと思うから問題ないけど。 特に後に何も残らない作品。
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まともじゃなくても、病気になっても、 智子には哲ちゃんがいて いいなあ、羨ましいなあって思った。 頑張り過ぎて病気になってしまった人は、 力の抜き方とか、自分の丁度いい所を知れる。 これからも色々な出来事が起こるだろうけれど、 智子なら、きっと大丈夫。
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ひたむきで一生懸命な一冊。というわけで読んでみました。 タイトルになっている、ひかりをすくう。小さな命とか営みを壊さないように大切に拾いあげるという風に解釈しました。 色々な障害に巻き込まれつつも、少しずつ前に進んで行く主人公。 そんな優しさにあふれる何気ない暮らしにぐっとき...
ひたむきで一生懸命な一冊。というわけで読んでみました。 タイトルになっている、ひかりをすくう。小さな命とか営みを壊さないように大切に拾いあげるという風に解釈しました。 色々な障害に巻き込まれつつも、少しずつ前に進んで行く主人公。 そんな優しさにあふれる何気ない暮らしにぐっときました。
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ミラクルに、底抜けに救われる話じゃなくて、 主人公自身がきちんと向き合っていこうという姿勢になってゆく描写がすてき。 そして哲ちゃんがすてき。
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