1,800円以上の注文で送料無料

絶望ノート の商品レビュー

3.4

89件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    27

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2010/08/24

いじめを受けている少年が綴る絶望の日記。 誰も味方がいない。誰もわかってくれない。親も先生も・・。 読んでると確かにつらい日常です。イヤな気持ちになります。 そしてラストは歌野さんらしい仕掛けがありますが・・ どんでん返しは好きだけど読後の後味が悪い作品だったので★3つで(汗...

いじめを受けている少年が綴る絶望の日記。 誰も味方がいない。誰もわかってくれない。親も先生も・・。 読んでると確かにつらい日常です。イヤな気持ちになります。 そしてラストは歌野さんらしい仕掛けがありますが・・ どんでん返しは好きだけど読後の後味が悪い作品だったので★3つで(汗)

Posted byブクログ

2010/07/27

重苦しい話や後味の悪い話は大好物ですが、こう言う救いの無さは…皮肉が効いていると言うべきか。 どんでん返しに関してだけ言えばイマイチ。正直、途中で予想していた通りの展開で驚きがなかったので普通のミステリーにカテゴライズしました。 ------ 以下、ネタバレ含 ------ ...

重苦しい話や後味の悪い話は大好物ですが、こう言う救いの無さは…皮肉が効いていると言うべきか。 どんでん返しに関してだけ言えばイマイチ。正直、途中で予想していた通りの展開で驚きがなかったので普通のミステリーにカテゴライズしました。 ------ 以下、ネタバレ含 ------ 個人的には照音がペンで操ろうとした事実より、(父親没後に母親に対して呟く箇所で)お金にしか執着できない思考が、ある意味、本当に絶望だと思った。

Posted byブクログ

2010/07/03

ジョン・レノンの息子、ショーンにあやかり命名された主人公、大刀川照音(たちかわしょおん)。綽名はタチション 彼の心が押し込められたパンドラの箱。凄惨ないじめが記されたそのノートのタイトルは、「絶望」 様々な角度から徐々に明らかになっていく真実。 最後に残るのは希望か、それとも・...

ジョン・レノンの息子、ショーンにあやかり命名された主人公、大刀川照音(たちかわしょおん)。綽名はタチション 彼の心が押し込められたパンドラの箱。凄惨ないじめが記されたそのノートのタイトルは、「絶望」 様々な角度から徐々に明らかになっていく真実。 最後に残るのは希望か、それとも・・・

Posted byブクログ

2010/04/13

タイトルからも、表紙からも、 そして暫く続く本書の内容からも、 まさに絶望的なムードが漂っており、 作者のを知らない方などのいわゆる『一見さん』であれば、恐らく相当の確率で読破に 挫折してしまうのではないかと思われる。 というのも、初っ端から暫くの間、 いじめ被害に遭う中学生の絶...

タイトルからも、表紙からも、 そして暫く続く本書の内容からも、 まさに絶望的なムードが漂っており、 作者のを知らない方などのいわゆる『一見さん』であれば、恐らく相当の確率で読破に 挫折してしまうのではないかと思われる。 というのも、初っ端から暫くの間、 いじめ被害に遭う中学生の絶望的な独白が ずーっと続いていく。 いじめは巧妙で救いはなく、 これが最後まで続くのかと思うと、 まさに絶望して、読み続ける意欲がなくなる。 しかし、ご存知でない方のために断っておくと、 歌野晶午という作家は教育問題研究家でもなければ、 新手のブロガーでもない。 ミステリー作家であり、 本書もまた、正真正銘のミステリーである。 ということで、話は少しずつ動いていく。 人がいじめに遭った場合、 『加害者がいなくなれば(死んでくれたら)良いのに』と 思うものだが、実際にはそんなことはなかなか起こらない。 がしかし、本書では起きてしまう。 ただし、実際に手を下したのは被害者本人ではない… こんなことを書いても、 大して面白そうには聞こえないかもしれないが、 実際読んでみると、 非常に面白い仕掛けが施されており、 それがこの作者の持ち味であることを再認識する。 かなりお奨めできる作品だ。

Posted byブクログ

2010/04/13

そんないじめあり?!ひどすぎると思っていましたが、最後のどんでん返しで納得です。すごい面白かったです。

Posted byブクログ

2010/08/04

1ページ2段で結構長かったが一気読み。 歌野氏はいつもちょっとくどいな~と思いながらも、先が気になってやめられなかった。 大場つぐみの「デスノート」のような?話。ま、ちょっと違うけど。 ほぼネタばらしが終わったかと思ったころ、さらなる驚きが最後に隠されていて、あそういうことね、ふ...

1ページ2段で結構長かったが一気読み。 歌野氏はいつもちょっとくどいな~と思いながらも、先が気になってやめられなかった。 大場つぐみの「デスノート」のような?話。ま、ちょっと違うけど。 ほぼネタばらしが終わったかと思ったころ、さらなる驚きが最後に隠されていて、あそういうことね、ふんふん。でも、そんならあれはどう説明するの?と思うところもいくつかあったし、少々無理があるとも思ったが、単純に話に引き込まれて面白かった。但し、読後感は悪い。

Posted byブクログ

2010/01/24

イジメを受けた少年がノートにイジメの加害者を呪う旨を書いたら実際に天誅下っちゃったよ、でもその後…という内容。魔太郎とかデスノを連想する方が多そう。 伏線が張ってあったんだなって終盤で気付く歌野トリックに何度も(ry 違和感に気付いてはいるんだけどそれがどういうものか核心にたどり...

イジメを受けた少年がノートにイジメの加害者を呪う旨を書いたら実際に天誅下っちゃったよ、でもその後…という内容。魔太郎とかデスノを連想する方が多そう。 伏線が張ってあったんだなって終盤で気付く歌野トリックに何度も(ry 違和感に気付いてはいるんだけどそれがどういうものか核心にたどり着けないのが悔しくて好き。 最終的に”彼”は絶望したんでしょうね。

Posted byブクログ

2010/01/08

デスノかよ!と思ったけれど別物でした… 人が生み出す見せ掛けの奇跡と絶望 以下ネタバレ 主人公頭良すぎだろう…ペンでここまで人を動かせるのはある種の才能 終盤のどんでん返しはとても見事、仕事遅刻寸前になるまで読みふけりました ただ結末は正直「?」 自業自得ってことか ち...

デスノかよ!と思ったけれど別物でした… 人が生み出す見せ掛けの奇跡と絶望 以下ネタバレ 主人公頭良すぎだろう…ペンでここまで人を動かせるのはある種の才能 終盤のどんでん返しはとても見事、仕事遅刻寸前になるまで読みふけりました ただ結末は正直「?」 自業自得ってことか ちょっとお安いラストかも 主人公の愛されたい欲求が純粋であるが故に、毒に変わったとき強烈な効果をもってしまったのかなぁ 切ない終わり方でした。

Posted byブクログ

2010/01/04

基本は中学におけるいじめ問題。ただ、作者が歌野だったら疑って読むのが正当になる(笑)今までの作品で、盲点をつくトリックによく騙されてきたが、ミステリーとしては期待はずれで弱くなっている。無駄や不自然さが残り、読後感はあまり良くない。

Posted byブクログ

2009/12/30

後半になるに従って、読むペースが上がりました。歌野さんの本は久しぶりに読みましたが、ミステリーの面白さを実感しました。最後の20頁、圧巻です。 .

Posted byブクログ