絶望ノート の商品レビュー
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やっと読み終わった。最初の方がなかなか乗り切らなくて読まなくなって、また最初から読み直しの繰り返しで4度目でやっと越えた。そこを越えても是永が死ぬまでが長くて長くて、後半になってやっと乗った。後半はもう畳み掛ける感じのストーリーで良かった。 いやぁ長かった。 2018.4.8.(日)
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読了日2009/11 かなーりネガティブな題名に内容。。。 日記形式になっていて毎日毎日クラスメートから受けるいじめについて書かれている 最後まで読めるかな・・・って最初のほう思ったけど、なぜかスラスラ読めちゃう これって、作者の技量なのかな。 しかし、いじめについて毎日黙々と日...
読了日2009/11 かなーりネガティブな題名に内容。。。 日記形式になっていて毎日毎日クラスメートから受けるいじめについて書かれている 最後まで読めるかな・・・って最初のほう思ったけど、なぜかスラスラ読めちゃう これって、作者の技量なのかな。 しかし、いじめについて毎日黙々と日記に書かれ、コレどんな終わり方になるんだろうって思ってたら 最後にびっくりするどんでん返しというか、唖然・・・・ ほぉほぉ~!すごいなぁ~!!そういう風にもってくるのね~!!!と感心! 歌野氏の代表作『葉桜の季節に君を想うということ』も是非読まねば!!
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*いじめに遭っている中学2年の太刀川照音は、その苦しみ、両親への不満を「絶望ノート」と名づけた日記帳に書き連ねていたが、その日々に耐えきれず、「オイネプギプト」と名付けた「石」を神様と崇め、いじめグループの殺人を依頼する。名前を書かれた級友たちが次々に死んでいく中、意外な真相が明らかにー* 怖いです!真っ黒です!悪意と歪みと救いようのない悲惨さに満ち満ちています!そして・・・すっかり騙されました! 唸るしかありません。
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ある男子中学生が、自分が受けている悲惨ないじめの記録を、一冊のノートに書きつけ始める。 それを境に、彼の身の回りでは様々な運命の輪が回り始めて… 結末は仄めかされているので大きな衝撃はなくゆっくりとそのエンディングに向かっていく感じですが、その過程となる様々な視点の物語がどれ...
ある男子中学生が、自分が受けている悲惨ないじめの記録を、一冊のノートに書きつけ始める。 それを境に、彼の身の回りでは様々な運命の輪が回り始めて… 結末は仄めかされているので大きな衝撃はなくゆっくりとそのエンディングに向かっていく感じですが、その過程となる様々な視点の物語がどれも読み応え抜群で、面白かったです。 流石に極端なお話ですが、それにしても人間って怖い。 ペンの力を信じた、作家らしい作品なのかも。 ラストが微妙だったり、正直必要性が疑問なエピソードがあったりしましたが、全体としてとても面白かったです。
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なんだこれ。。。。 最初のほうこそ面白い構成だなと思ったものの、読み進めるうちに主人公とその日記の内容があまりにも馬鹿馬鹿しくてすっかり冷めてしまった。ときおりはさまる客観的な描写がわざと真相をはぐらかすので、つい読み進めてしまう、というのはうまい手だな、とは思った。 が、なんせ...
なんだこれ。。。。 最初のほうこそ面白い構成だなと思ったものの、読み進めるうちに主人公とその日記の内容があまりにも馬鹿馬鹿しくてすっかり冷めてしまった。ときおりはさまる客観的な描写がわざと真相をはぐらかすので、つい読み進めてしまう、というのはうまい手だな、とは思った。 が、なんせ出てくる人間が馬鹿ばっかりなので、読んでいても読み終わっても嫌悪感しか残らない。最後に明らかになる真相もくだらない。 しかし、あれだ。 これは小説ではなく、言葉パズル遊びのようなものだな。こういうのは小説を名乗らないでほしい。
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予想が外れた、と思いきや当たってた。 ミステリとしておもしろいのだけれど全体的に違和感を覚えた箇所が多かったので★3。 文庫版にはデスノートを意識した帯が付いているけれどまったくの別物。ラストはとても良かったと思う。
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『絶望ノート』 -歌野晶午- ○ 絶望と名づけたノートに毎日のいじめの内容を書き綴っている少年。 ある日拾った石を神様と崇拝し、願い事をしていく。 が、その願い事を叶えているのは全て少年の両親だった。 しかも実際に少年はいじめられてなどなく、両親の自分への愛情を確かめるため...
『絶望ノート』 -歌野晶午- ○ 絶望と名づけたノートに毎日のいじめの内容を書き綴っている少年。 ある日拾った石を神様と崇拝し、願い事をしていく。 が、その願い事を叶えているのは全て少年の両親だった。 しかも実際に少年はいじめられてなどなく、両親の自分への愛情を確かめるために絶望ノートを書いていただけだった。 というオチ。 まさか、先生と少年が兄弟とは…。
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前半はいじめと主人公のうじうじした様子が綴られ、飛ばし飛ばし読んでいました。正直あまり面白くないと感じました。 いじめっ子たちが事件に合うようになってからは展開が速く、事件がどんどん起こり面白くなりました。そして歌野氏お得意の叙述トリックで、後半びっくりさせられ、読み終わりには「...
前半はいじめと主人公のうじうじした様子が綴られ、飛ばし飛ばし読んでいました。正直あまり面白くないと感じました。 いじめっ子たちが事件に合うようになってからは展開が速く、事件がどんどん起こり面白くなりました。そして歌野氏お得意の叙述トリックで、後半びっくりさせられ、読み終わりには「うわ~!!」と唸ってしまいました。 確かに明るい要素がまったく無い、多くの不幸が入り混じる話ですが、ぐんぐん引き込まれ読む手が止まらないのは、さすが歌野氏という印象でした。
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全部作り話だったんだ・・・ 読んでると気持ちが暗くなる。もう少し明るい話題が混じってる話の方が好きだな。 確かに、盗み見た日記に書いてあることは本当のことだと思っちゃうと思う。そしたらこんな風に人を操るのも現実に可能な気がして怖い。 ----内容紹介---- いじめに遭っている中学2年の太刀川照音は、その苦しみ、両親への不満を「絶望ノート」と名づけた日記帳に書き連ねていた。そんな彼はある日、校庭で人間の頭部大の石を見つけて持ち帰り、それを自分にとっての“神”だと信じた。神の名はオイネプギプト。エスカレートするいじめに耐えきれず、彼は自らの血をもって祈りを捧げ、いじめグループ中心人物の殺人を神に依頼した。「オイネプギプト様、是永雄一郎を殺してください」―はたして是永はあっけなく死んだ。しかし、いじめはなお収まらない。照音は次々に名前を日記帳に書きつけ神に祈り、そして級友は死んでいった。不審に思った警察は両親と照音本人を取り調べるが、さらに殺人は続く―。
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胸糞悪いし後味も悪い作品。 日記型式にしてたのはこういう意味なんだと思ったけど種明かしがストレートすぎ。オイネプギプトをベヘリットと脳内変換してた笑
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