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日銀を知れば経済がわかる の商品レビュー

3.8

67件のお客様レビュー

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2023/08/05

分かったつもりになっていた日銀とその波及効果について、歴史的な出来事も踏まえながら分かりやすく書かれていました。

Posted byブクログ

2022/07/11

自分の金融リテラシーが低過ぎて、このレベルの本でもスッキリ感がない。逆に噛み砕かれ過ぎていて、本質がぼやけている印象も少なからずある。 めげることなく触れ続けるしかない。

Posted byブクログ

2020/07/17

ジャーナリスト池上彰氏が2009年に発表した著作。日本の中央銀行である日本銀行について解説しています。2007年のサブプライム住宅ローン危機を発端としたリーマン・ショックの渦中に発表されたため、日銀との絡みが説明されています。そもそも日銀とは?という人は一読する価値があります。な...

ジャーナリスト池上彰氏が2009年に発表した著作。日本の中央銀行である日本銀行について解説しています。2007年のサブプライム住宅ローン危機を発端としたリーマン・ショックの渦中に発表されたため、日銀との絡みが説明されています。そもそも日銀とは?という人は一読する価値があります。なお、現在は改訂新版が出ています。

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2019/09/28

池上彰氏が経済の仕組みをわかりやすーく解説する。 1900年代はじめ、戦争資金獲得のために日本政府が紙幣を刷りまくってインフレが起きた事例には驚いた。 ここ100年で経済はだいぶ進歩したことを実感。というか、そんなことさえ予想できんかったんかい、と思った笑 逆にいうと、未曽...

池上彰氏が経済の仕組みをわかりやすーく解説する。 1900年代はじめ、戦争資金獲得のために日本政府が紙幣を刷りまくってインフレが起きた事例には驚いた。 ここ100年で経済はだいぶ進歩したことを実感。というか、そんなことさえ予想できんかったんかい、と思った笑 逆にいうと、未曽有の緩和政策を続ける日銀は、今後、未曾有の副作用と向き合うことになる。 経済にはまだ未知なことが多い分、今後を注視しなくてはいけない。 ヘッジファンドの動きによって引き起こされたアジア通貨危機や、なんとなく理解した気になっていた経済ニュースがより深く理解できそうだ。 池上さん、ありがとうございます!

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2017/06/18

 日本の中央銀行である日銀つまり日本銀行の仕事と歴史、そして今後の課題について解説している。さすがは池上彰、とてもわかりやすい。  経済に関する本は多々あるが、企業会計や家計を運用するという視点のものや、経済システムを所与のものとして解説したものが大半であり、経済システムを設計...

 日本の中央銀行である日銀つまり日本銀行の仕事と歴史、そして今後の課題について解説している。さすがは池上彰、とてもわかりやすい。  経済に関する本は多々あるが、企業会計や家計を運用するという視点のものや、経済システムを所与のものとして解説したものが大半であり、経済システムを設計しコントロールするという視点の解説は少ないと思われる。  なぜなら、それを実行するのは政府と中央銀行しかないからだ。普通の人は日銀と直接取引することもないし、投資家でなければあまり注意を払う必要もない。むしろ注意を払わなくてもいいような状態を維持することこそが日銀の役割でもある。  しかし、そうは言っても日頃から日本銀行券を使っている以上、その位置づけや活動内容を理解しておく意味はあるだろう。すぐ何かの役に立つとは思えないし、役に立つ状況が起きてもらっても困るが、読んで損はない一冊だ。

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2016/05/21

いやはや、日銀のお仕事って大変なんですね。個人的には、1%未満の金利の違いなど実感としては全くに取るに足らない違いなんですけど、こだわらないと経済が上手く回っていかないんですね。 知ってるようで、知らなかった日銀の役割。金利政策の他にもいろいろある事が分かりましたが、面白かった...

いやはや、日銀のお仕事って大変なんですね。個人的には、1%未満の金利の違いなど実感としては全くに取るに足らない違いなんですけど、こだわらないと経済が上手く回っていかないんですね。 知ってるようで、知らなかった日銀の役割。金利政策の他にもいろいろある事が分かりましたが、面白かったのが、日銀考査。金融庁の検査との違いに関する、ある地銀幹部の感想が端的で正直で実感に訴えてきた。うちの会社も監督官庁には逆らえんもんな。 もうちょっと裏話的な話題があるともっとよかったかな。

Posted byブクログ

2016/04/17

なんとか読み切ったけど、さらさらと指の間からこぼれ落ちて何も残らなかった…。池上さんを持ってしても私の経済への苦手意識は払拭されなかった…。無念…。またレベルアップしてから読みたいです…。

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2015/03/08

金融の説明から日銀の役割(銀行の銀行、政府の銀行、発券銀行)、金利の調整、ゼロ金利政策はほぼ=量的緩和、日銀短観、三つのリスク(信用リスク、市場リスク、流動性リスク)など普段聞くけど意味はわかってないところを丁寧に説明してくれます。さすが池上さん。

Posted byブクログ

2015/01/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

①金融とは:私達は預金で銀行にお金を貸している・ ②日銀は銀行の銀行:最後の貸し手・ ③政府の銀行:国債の発行・ ④発券銀行:紙幣を発行する・ ⑤紙幣はいくらでも発行を出来る:紙幣の歴史「モノ→金・銀→紙幣」 ⑥日銀の誕生:政府紙幣・銀行券の発行を統制するため・ ⑦公定歩合はなくなった:金利調整をおこなう・国債を売買する・ ⑧政府委員会とは:審議委員会(総裁・副総裁・外部から6人=計9人)の常勤・金利政策決定会合(毎週火・金=多数決で決定)・中央銀行は独立性が大切(政治と日銀の独立性=パーティーが盛り上がっている最中にパンチボウルを取り上げる)・新日銀法で独立性が高まった・ ⑨ゼロ金利政策で悪戦苦闘:量的緩和(国債を日銀が買い込み→銀行の日銀当座に振り込む→銀行預金の増加)・ゼロ金利=銀行貸出の利子がつかない(手数料や送金で-の可能性も) ⑩景気の動向を監視:日銀短観(年4回発行=企業のアンケート結果)・金融経済月報(毎月)・展望レポート(年2回=日銀からの経済展望)・桜レポート(地方の現場の声を収録) 日銀の資料=マクロ視点(短観・経済月報)ミクロ視点(桜レポート)

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2014/06/27

金融危機に挑む中央銀行「日本銀行」。日銀を知れば、金融ひいては経済を鳥瞰して理解できるようになる! グローバル金融危機の時代に不可欠な知識を、池上彰がやさしく解説する。 「100年に一度」といわれる未曾有の金融危機に、私たち個人の生活までが脅かされている。この難局を乗り切ろうと、...

金融危機に挑む中央銀行「日本銀行」。日銀を知れば、金融ひいては経済を鳥瞰して理解できるようになる! グローバル金融危機の時代に不可欠な知識を、池上彰がやさしく解説する。 「100年に一度」といわれる未曾有の金融危機に、私たち個人の生活までが脅かされている。この難局を乗り切ろうと、日本の中央銀行「日本銀行」は悪戦苦闘。はたして、日銀の金融政策は日本経済を救うのか? ――日銀の仕事を知れば、金融ひいては経済を、鳥瞰して理解することができる! 金融グローバル化時代に不可欠な知識を、池上彰がわかりやすく解説する。

Posted byブクログ