八朔の雪 の商品レビュー
あらゆる困難にも負けず料理人として真っ当に立ち向かっていく澪。 それを支える個性豊かな人々も魅力的だし、大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも自分の舌と努力で立ち向かっていく姿にグッときました。 あとシンプルに食べてみたくなります笑 素晴らしいシリーズに出会えた気がしました。
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どなたかの「食事の美味しそうなブックリスト」に挙げられていた本の一冊です。 類稀なる味覚の持ち主澪が、波乱に満ちた人生に翻弄されながら江戸の料理屋で身を立てるお話。スリルがあり、秘密があり、登場人物の皆に魅力があってとても良かった。お料理も手際よく丁寧に作っていて、自分でも作っ...
どなたかの「食事の美味しそうなブックリスト」に挙げられていた本の一冊です。 類稀なる味覚の持ち主澪が、波乱に満ちた人生に翻弄されながら江戸の料理屋で身を立てるお話。スリルがあり、秘密があり、登場人物の皆に魅力があってとても良かった。お料理も手際よく丁寧に作っていて、自分でも作ってみたくなる。 終わりに差し掛かって、読み終わるのが勿体無い…それに本筋が解決してないのでは?と思ったらこれ10作も続くシリーズものでした。嬉しい。じっくり読みます。
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ドラマ澪つくし料理帖の原作第一巻。最後の巻の「花だより」から読んだので良かった。二人の少女の悲しい別れ。一巻から読んでいたら、これでもかとくる澪への試練に耐えられなかったかもしれない。それでも、ひたむきに努力していく澪のこれからに目が離せない。
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面白い!江戸とか食べ物系が好きなので読んでみました。感動ものではないけど、3回目頭が熱くなりました。楽しみが増えました。なんで、鰹飯のレシピないんだろう・・・
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高校生の時、勉強に追われていた時に出会いました。この本に出会って、毎日続きが読みたくなって学校にいき、勉強するモチベーションをたかめていました。ストーリー展開がとても面白く、 どうなるんだろう!!と好奇心をかき立てられる作品でした。時には恋愛要素もあってとてもときめいたのを覚えて...
高校生の時、勉強に追われていた時に出会いました。この本に出会って、毎日続きが読みたくなって学校にいき、勉強するモチベーションをたかめていました。ストーリー展開がとても面白く、 どうなるんだろう!!と好奇心をかき立てられる作品でした。時には恋愛要素もあってとてもときめいたのを覚えています。
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かつて大坂の天満一兆庵で働いていた澪。大坂の店が火事に遭い、東京店の佐兵衛を頼って東京に来たが、佐兵衛は行方不明で店は潰れていた。澪は蕎麦屋のつる屋で働いて、天満一兆庵を再建することを目標とするが、大坂と東京の味の違いに戸惑い… ぴりから鰹田麩、ひんやり心太、とろとろ茶碗蒸し、...
かつて大坂の天満一兆庵で働いていた澪。大坂の店が火事に遭い、東京店の佐兵衛を頼って東京に来たが、佐兵衛は行方不明で店は潰れていた。澪は蕎麦屋のつる屋で働いて、天満一兆庵を再建することを目標とするが、大坂と東京の味の違いに戸惑い… ぴりから鰹田麩、ひんやり心太、とろとろ茶碗蒸し、ほっこり酒粕汁。全部美味しそう、いや、美味しいに決まってるでしょう。 佐兵衛はどこにいるの? 小松原さまは、何者? 幼馴染の野江ちゃん、生きてるような気がする… そう思いながら読んでいくと、ちゃんと第1巻として感動の終わり方をしつつ、 「ああぁぁ!ずるい、次の巻を読みたくなるヤツやん!」 という絶妙な物語になっています。 下がり眉の澪の眉が更に下がることによって、嬉しさ、悲しさ、すべての感情がダイレクトに伝わってきます。『雲外蒼天』な澪の姿が気持ちがよかった。そして優しくてかっこいいご寮さん、野江ちゃん、周りの人たち、みんなステキだった。 最後の1行に涙です。
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すごく良かった〜。 さらりと読みやすくて、かと言って淡白な訳ではなくてしっかりとしたストーリー。 シリーズものだからこのあとも楽しみ。 澪の周りの人達、良い人ばかり。
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高田郁、銀二貫に次にみおつくしシリーズを読み始める。NHKのドラマが強く印象に残っているため、澪は黒木華、つる屋の種市は小日向文世の容貌が脳裏に浮かぶ。読みやすい文体で、登場人物の混乱もなく最後にグッとくる展開は手腕あり。冒頭に撒いたエサをきちんと回収し読者に無用なストレスを与え...
高田郁、銀二貫に次にみおつくしシリーズを読み始める。NHKのドラマが強く印象に残っているため、澪は黒木華、つる屋の種市は小日向文世の容貌が脳裏に浮かぶ。読みやすい文体で、登場人物の混乱もなく最後にグッとくる展開は手腕あり。冒頭に撒いたエサをきちんと回収し読者に無用なストレスを与えない。性格のよい作者なのだろう。
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関西人の視点だから、出汁の良さとか粕汁とか舌でわかる共感がたくさんあったのがより良かった。 とにかく、読んでるとお腹が空く。 戻り鰹の握り飯、食べたい。しかも俵型。 読んでて元気が出る一冊!
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テレビドラマで観て夢中になり、数年。 やっと読めた小説。登場人物一人ひとりに感情移入して、切ない気持ちになる(阿漕なあの店と主人は除く)。 続きが楽しみ。 愛おしい。つる屋に通いたい。
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