学ばない探偵たちの学園 の商品レビュー
東川篤哉の長篇ミステリ作品『学ばない探偵たちの学園』を読みました。 東川篤哉の作品は、今年1月に読んだ『ここに死体を捨てないでください!』以来なので、約半年振りですね。 -----story------------- 私立鯉ヶ窪学園に転校した赤坂通は、文芸部に入るつもりが、何故...
東川篤哉の長篇ミステリ作品『学ばない探偵たちの学園』を読みました。 東川篤哉の作品は、今年1月に読んだ『ここに死体を捨てないでください!』以来なので、約半年振りですね。 -----story------------- 私立鯉ヶ窪学園に転校した赤坂通は、文芸部に入るつもりが、何故か探偵部に入部してしまう。 部長の多摩川と部員・八橋とともに部活動に励むなか、学園で密室殺人事件が発生! 被害者は、アイドルを盗撮しようとしたカメラマン。 妙な名前の刑事コンビや、個性派揃いの教師たちが事件をかき回すなか、芸能クラスのアイドルも失踪! 学園が誇る探偵部の推理は!? ----------------------- 2004年(平成16年)に刊行された、恋ヶ窪のはずれにある架空の高校「鯉ヶ窪学園」探偵部の面々が中心となって活躍する鯉ヶ窪学園探偵部シリーズの第1作です。 ■プロローグ ■第一章 密室の一日目 ■第二章 混沌の二日目 ■第三章 冒険の三日目 ■第四章 解決の四日目 ■エピローグ 「だんしがしんだいでしんだ」 回文もどきの第一声で始まった足跡なき密室殺人… 呑気な私立鯉ヶ窪学園で密室殺人事件が発生、、、 被害者は学園の芸能クラス在籍のアイドルを狙う盗撮カメラマンだった… 続けて起きるアイドル高校生の失踪騒ぎ。 学園探偵部のとぼけた三人組高校生と顧問の生物教師が解決に乗り出した… てんでんばらばらな推理を述べる刑事コンビを前に、我らが探偵部員は謎に迫れるのか? テンポよく展開する学園モノのユーモラスな本格ミステリ… 2つの密室トリックは、やや強引な印象は残りますが、なかなか独創的で面白かったし、探偵部三人組高校生・多摩川、八橋、赤坂と顧問の生物教師・石崎のドタバタ喜劇や祖師ヶ谷大蔵と烏山千歳の刑事コンビとの掛け合いも愉しめました、、、 烏賊川市シリーズに比べ、やや若者向けっぽさもありますが、気楽の読めるので、これはこれで好きですね… 機会があれば、他のシリーズ作品も読んでみたいですね。
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東川篤哉の学園モノシリーズ。 周到にちりばめられたギャグと、本格派推理のセンスのバランスが絶妙で面白かった。
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ラノベ的な読み味の軽さとは裏腹にわりと人が殺される。 殺人が起きる推理小説は普段手に取らないので、このジャンルの本はこんなに登場人物が殺されるものなのかと驚いた記憶がある。メインキャラクターの陽気なノリが私には少ししんどかったけど本格的なトリックには舌を巻いた。この作者さんに限らず推理作家さんはよく考えつくよなぁ。 人からいただいた本。
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鯉ヶ窪学園シリーズ1作目。 「探偵部」を舞台にしたユーモラス学園ミステリー。 メイントリックは大分自由でユーモアミステリだから許される範囲です。 細かな謎解きは身近で楽しい。 最大の欠点は女の子が足りない!! 東川篤哉氏の作品にはやはり女性キャラは欲しい。 それにしても広島...
鯉ヶ窪学園シリーズ1作目。 「探偵部」を舞台にしたユーモラス学園ミステリー。 メイントリックは大分自由でユーモアミステリだから許される範囲です。 細かな謎解きは身近で楽しい。 最大の欠点は女の子が足りない!! 東川篤哉氏の作品にはやはり女性キャラは欲しい。 それにしても広島カープ強くなったなぁ。
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「事件一日目」 記入した部の名前は。 あと少しだけと思う気持ちはあるだろうが、施錠時間を統一した方がいいのではないか。 「事件二日目」 事件は終幕へと向う。 密室となると答えは絞られるが、本当に密室だったのか考え試行錯誤を重ねるべきでは。 「事件三日目」 振り子とは何の事か。...
「事件一日目」 記入した部の名前は。 あと少しだけと思う気持ちはあるだろうが、施錠時間を統一した方がいいのではないか。 「事件二日目」 事件は終幕へと向う。 密室となると答えは絞られるが、本当に密室だったのか考え試行錯誤を重ねるべきでは。 「事件三日目」 振り子とは何の事か。 居なくなって丸二日も経っているのに、捜索願いや学内の確認などは行わなかったのか。 「事件四日目」 知らなかった事実が。 どんな状況であろうと人を殺めた者を相手に、一人で向き合うのは無謀なのではないか。
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多摩川・八橋・赤坂といった探偵部と顧問の石崎が謎を解いて行く学園ミステリー。 事件のトリックは今ひとつ現実味に欠けるものであり、よくあるミステリー漫画のような展開であった。 探偵部3人のやりとりは非常にくだらない話であるが、そういったものだと思って読んでいけばそれなりに楽しめる作品。
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恋ヶ窪学園シリーズ第一作目。 赤坂・八橋・多摩川の3人が起こすコントのような会話の展開と鋭い推理のテンポは東川作品らしくとても面白い。本格推理ものであるにもかかわらず、青春も同時に楽しめるこの作品を、ミステリー小説の一歩目として読むことをお勧めします。 もし、アニメ化したらと言う体で自分なりのキャスティングをしてみましたので、読むときの参考にどうぞ(敬称略)。 多摩川:山口勝平 八橋:遊佐浩二 赤坂:小野賢章 祖師ヶ谷:高木渉 烏山:湯谷敦子 石崎:三木眞一郎
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私立高校で起こる事件を探偵部が解決を目指すお話。 高校生の一人称で書かれており、文章はやや冗長なところあり。 謎解き感はそんなに強くは無かった印象。
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簡単に言うと、男子高校生3人がわちゃわちゃしながら事件を解いていく話 登場人物が個性的で、想像しやすかった 赤坂通視点で物語が進むので、展開がわかりやすかった ただ、探偵部3人ではなく顧問の先生が大半の謎を解いていたので、期待外れだった… 顧問の先生のキャラ、好きですがそこは3人に解かせて欲しかった…
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