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グローバルリーダーの条件 の商品レビュー

3.6

44件のお客様レビュー

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2012/03/06
  • ネタバレ

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グローバルリーダーになるために必要なことについて、大前氏、船川氏が語り合った書籍。口語調で読みやすい。 以下気になった内容 グローバル人材として活躍するために必要なこと 1.自分の頭でしっかり考え、 2.それを相手に伝わるように明確に伝え、 3.今度は相手の言うことを全身全霊で聞き取り、 4.コラボレーション、共同作業をする 最大公約数を強調して、そこを重視する方が、最小公倍数で分かれるという割り算の論理よりもいい 「私としてはこういう疑問がある」ということを喧嘩腰にならないで言えることが非常に重要。 英語がうまくなる人は遠慮をしない性格。曖昧なことを言わず、明確にストレートに言うことが大事。 自分の英語にとことん挫折を経験したものこそ、英語道の黒帯になれる資格がある。 何よりも大切なのは新しいことを学ぶ心、人の心がわかること、人の上に立てるリーダーシップ、自分の考えをまとめて表現できる能力、多様な価値観を受け入れる力など、普遍的適応性のある人間としての能力を身につけること IQLを鍛えることが大事。双方向のやり取り(Interactive)、素早い反応(Quick)、論理的に話す(Logic)ことで、英語を使うときに必要な態度。 英語の環境では「聞き上手は確認上手」であり「質問上手」でもある。確認作業をしっかり行なっている人は、英語が使えるようになる。 今躊躇することよりも、三年後、五年後、そして二十年後に後悔する方が嫌だ!そういう意識を明確に持てば、行動を起こすことができる。行動を起こせば、うまくいくこともいかないことも含めて、新たな体験が得られる。行動を持続していれば、振り返ると遠くに来ていることがある。

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2012/01/03

後輩、おススメの本。先日、読んだ「この国を出よ」と同じような感じの内容だった。基本的には強烈に危機意識を喚起させてくれる。このままではダメだと。この国も自分も。ただし、対談者の船川氏が「この国を出よ」の柳井さんと比べるとイマイチだったんので、読むなら「この国を出よ」の方がいい。ど...

後輩、おススメの本。先日、読んだ「この国を出よ」と同じような感じの内容だった。基本的には強烈に危機意識を喚起させてくれる。このままではダメだと。この国も自分も。ただし、対談者の船川氏が「この国を出よ」の柳井さんと比べるとイマイチだったんので、読むなら「この国を出よ」の方がいい。どちらにしても前向けにはなれる本。

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2011/12/24
  • ネタバレ

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日本の英語力はアジアの中でも乏しい。 日本は世界に共通するものづくりができ、それを販売できたがために今の経済力を持てている。そこで課題となるのが、グローバル企業として様々な文化を持つ人たちを引っ張っていくリーダー。 こうした役割を持つ人材が少ないのをチャンスととらえ、英語力を身につけることが必要。2020年には日本はアジアの中で四苦八苦しているだろうから。

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2011/11/27
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大前研一の本2冊目。グローバルインパクトという会社代表の船川さん対談形式の本。世界で戦ってきた大前研一はどのようなグローバルリーダー像を持っているのかと思って手に取った本。 内容的には部分部分Inspireされる内容がありよかったと思う(ちょっと大前さんの自慢っぽい内容が入るところ、船川さんが大前さんの発言に取り入りすぎなのが若干鼻についたりするけど)。あとは対談形式はビジネス書よりもお互いの言いたいこと論点が飛ぶので少し要点が整理しにくいかなーと思った。 以下要旨。 これからのグローバル化はInternetの発達により、知識がコモディティ化され易くなり、価値観も近づいていく。世界のまとまりがモザイクのようになって1つで大きな絵を描きながらそれぞれの地域が独自の色を飾り、国家という枠組みが弱くなっていく。この環境では共通点にFocusしてリーダシップを取っていける人が必要になっている。 日本企業のボトルネックは「どうして」と思わなくなってきているところ。誰が言ったかじゃなくて、何が正しいか優れた判断力が求められている。自分に限界を作ってはいけない。考える力が何より大事である。 考える力を伸ばすにはリニアだけでなく、飛ぶ(突飛な右脳による発想)ことの組み合わせが必要。時には人の脳を使うことも有効。大事なビジネスパートナーは左脳型と右脳型がお互いを補っていたりする。 英語はたかが英語されど英語。微妙なニュアンスが分かるような人になれとのこと。大切なのは社会性。新しいことを学ぶ心、人の心がわかること、人の上に立てるリーダーシップ、自分の考えをまとめて表現できる能力、太陽な価値観を受け入れられる力。それに加えて世界の主要な地理、歴史、文化、宗教などの一般教養と自然科学的な考え方、若干の法知識、母国語と英語ができること、と船川さんは言っています。それに加えてIntegrity、有言実行、模範となる行動が大事であると大前さんは加えています。

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2011/10/06

本書は大前研一氏と船川淳志氏との対談形式で進む。 グローバル化に対して、彼らが日頃感じていることについて、 種々の問題提起と提案がなされている。 その根幹がタイトルにある通りリーダーつまり人という意見だ。 グローバルリーダーに必要とさせる素養やスキルがなんであるかは本書に譲る...

本書は大前研一氏と船川淳志氏との対談形式で進む。 グローバル化に対して、彼らが日頃感じていることについて、 種々の問題提起と提案がなされている。 その根幹がタイトルにある通りリーダーつまり人という意見だ。 グローバルリーダーに必要とさせる素養やスキルがなんであるかは本書に譲るが、 読めば誰しもが日本企業、そして自分自身に対して危機感を抱くであろう。 特に、英語力についてはその重要性は読まずとも分かっているつもりであすが、 本書も多くのページを割いており、改めて勉強する必要性を痛感した。 テーマが多岐に亘るため、それぞれの内容はやや薄いと感じるが、 英語を勉強しようと考えつつも、なかなか手を付けられない人が読めば、 十分にそのきっかけたり得る内容。

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2011/10/04

読み終えた後、「この国を出よ」の読了後に似た感覚。どちらかと言えば危機感の再燃。考える力、伝えるための言語どちらも大切。もっとやらなきゃいかん。

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2011/09/02

「世界で通用する人材になりたい」という抽象的な願望に対して、背中を押してくれた一冊。グローバルに活躍できる日本人はもともと出来る人だから…と自分の限界を定めないこと。今日本ではグローバルリーダーがむちゃくちゃ足りないので、チャンスであること。行動を起こして失敗しても必ず活かす道が...

「世界で通用する人材になりたい」という抽象的な願望に対して、背中を押してくれた一冊。グローバルに活躍できる日本人はもともと出来る人だから…と自分の限界を定めないこと。今日本ではグローバルリーダーがむちゃくちゃ足りないので、チャンスであること。行動を起こして失敗しても必ず活かす道があること。主にこれらを肝に銘じたい。他の収穫として、グローバルリーダーになるためにはこういう資質が必要、ということは分かったが、具体的にどういうキャリア構築の道筋があるか、という点にまでは踏み込まれていなかったので、引き続き情報&勉強&思索の蓄積が必要。

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2011/06/29

グローバル化に関する参考のために読む。書いてある事はこの手の本や記事、コラムに書かれている事とさほど変わらないかも。まずはやってみな!行動しなはれ、という事。ただ、こういう人たちがスタンスを変えずに発言し続ける意味を考えると、本質はここにあるのだろう。

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2011/03/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

海外への見識があるお二方の対談本。 戦後まもない頃の素晴らしい経営者達はみな自分に限界がないと思って行動してきた。しかし今の世の中は偏差値など色々なものさしによって自分の力が大体これくらいだろうとみな限界値を決めてしまいがちである。そういった作られた枠組みを取り払うことがまずは大事であると述べられていたが、確かにその通りだと思う。 またこれから先はEUの時代であるとも述べられていた。日本にはとかくグローバルリーダーが欠けていることを憂いていた。そもそもグローバル人材の育成に本気で取り組んでいる会社は見られないということだった。この二人はこれからの日本を心底憂いているのがよくわかる。それにしても大前氏はグローバル過ぎるというかすごすぎる人だと思う。

Posted byブクログ

2011/03/03

海外でもご活躍された実績のあるお二方の談義・指南書。 グローバルリーダーというよりは、まずはリーダー、さらには人間・ビジネスパーソンとしての基本的な気持ちの持ち方に関する部分が多い。 実際、そのような「基本」が、様々な価値観が交差するタフなグローバルシーンにおいても重要なのだと思...

海外でもご活躍された実績のあるお二方の談義・指南書。 グローバルリーダーというよりは、まずはリーダー、さらには人間・ビジネスパーソンとしての基本的な気持ちの持ち方に関する部分が多い。 実際、そのような「基本」が、様々な価値観が交差するタフなグローバルシーンにおいても重要なのだと思う。これは実感するところ。 大前氏のキャリアの源泉となっている数々の経験談は、身近なものも多く、自分にも参考になる点が多いと感じる。

Posted byブクログ