新しい資本主義 の商品レビュー
エルサルバドルでの考古学発掘調査資金を稼ぐためにスタンフォードMBAに進学し、考古学調査で使用していた光ファイバーを用いた起業を思い立ち、スタンフォードの工学部大学院に再入学。光ケーブルを用いた当時としては最新型のディスプレイ装置を各社に提案するも、62回のプレゼン落選を経て、ウ...
エルサルバドルでの考古学発掘調査資金を稼ぐためにスタンフォードMBAに進学し、考古学調査で使用していた光ファイバーを用いた起業を思い立ち、スタンフォードの工学部大学院に再入学。光ケーブルを用いた当時としては最新型のディスプレイ装置を各社に提案するも、62回のプレゼン落選を経て、ウォルト・ディズニー・コ−ポレーションが最初の顧客となり事業を拡大。同事業での収益をもとにベンチャー・キャピタルを創業し、80年代〜90年代のシリコン・バレーで幾多のテクノロジー・ベンチャーを発掘してきた著者。彼が現在マルチに取り組んでいる営利事業・公益事業について説明している本。面白い。素晴らしい理念。 邪推かもしれないが、ここまで八面六臂に活躍している彼に家庭の時間があるのかは疑問。家族に関する記述としては、彼の祖父がかつて障害者を雇用していたことが触れられているのみ。
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なぜ、この本が★3つ半なんだ。内容としてはもっと高評価でもおかしくないのに。 ただ、前作の「21世紀の国富論」と重複箇所が多いため、仕方ないか。 著者の原さん(George)は、アメリカ・シリコンバレーで大きな成功を収めた、数少ない日本人の一人です。 ポスト・コンピュータ産業、...
なぜ、この本が★3つ半なんだ。内容としてはもっと高評価でもおかしくないのに。 ただ、前作の「21世紀の国富論」と重複箇所が多いため、仕方ないか。 著者の原さん(George)は、アメリカ・シリコンバレーで大きな成功を収めた、数少ない日本人の一人です。 ポスト・コンピュータ産業、公益資本主義の考えは本書にもよーく書いてあるので、なにそれ?って人は必読でしょう。 世界中から尊敬される国、日本を創る。素晴らしいじゃないですか。 あと1年社会に出るのが遅ければ、Georgeのプロジェクト国連旗の下での民間による途上国支援」に参加できたのに!残念で仕方がない。 また、昨年10月に参加したワールドアライアンスフォーラムについても、当日の内容が一言書いてあったのはなんとなく嬉しかった。その場に居合わせていた、というのはモチベーション上がります。 Georgeを心から尊敬し、応援しています。
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国富論のじょーじ・はらの本。 相変わらず素晴らしい。 現在の資本主義の行き過ぎに警鐘を鳴らしており、 終盤で公共資本主義という新たなモデル提案をしている。 ※グラミン銀行のマイクロクレジットが例 特にホストコンピュータとなる産業を生み出す必要性について論じている。 コンピュ...
国富論のじょーじ・はらの本。 相変わらず素晴らしい。 現在の資本主義の行き過ぎに警鐘を鳴らしており、 終盤で公共資本主義という新たなモデル提案をしている。 ※グラミン銀行のマイクロクレジットが例 特にホストコンピュータとなる産業を生み出す必要性について論じている。 コンピュータはそもそも構造化されたものを整理したり、問題解決するのは得意だが、 そうでないものに対してはきわめて非効率だと。 アメリカはテロ以降、規制を強化し、非オープン化しているので、 優秀な人材が活躍できる機会が減っていると。シリコンバレーでさえ。 また、VCによる投資が行き過ぎ、 新たなものを生み出していくよりは、既存のサービスの延長線上のサービスを提供し、 リターンを得るという流れになっていると。 自分自身で公共資本主義なるものを実践もされており、 あいかわらずスーパーマンぶりが伝わってきます。 僕みたいなペーペーはまず、 それなりの経営者→公共資本主義プレーヤー という流れを経る必要があると思いますね。 現在バリバリの経営者の人は是非公共資本主義に参画してほしいものっす。ってひとごとだなー。
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前著「21世紀の国富論」に続き、購入。内容は「Voice」で読んでいたものが多かったので、さほど衝撃は受けなかった。 著者は学者や評論家ではなく、事業家だ。今後も事業を通じて、自らの掲げる「公益資本主義」を体現していってほしい。 難を言えば、主張に対する確信度が強すぎて、時に...
前著「21世紀の国富論」に続き、購入。内容は「Voice」で読んでいたものが多かったので、さほど衝撃は受けなかった。 著者は学者や評論家ではなく、事業家だ。今後も事業を通じて、自らの掲げる「公益資本主義」を体現していってほしい。 難を言えば、主張に対する確信度が強すぎて、時に独断的になる傾向が見られること。読んでいて「そうかなぁ」と感じる部分も、少なくなかった。
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