心にナイフをしのばせて の商品レビュー
108円で購入本。 こちらサカキバラ君ばりの連続殺人者の被害者の遺族の家族のルポタージュでした。 加害者の家族の話や、犯人のその後の話などはよくフィクションでもあったりするけど、被害者遺族のその後はなかなかないなと読んでて思う。 プラス、ものすごい大変なんだなと。残された人...
108円で購入本。 こちらサカキバラ君ばりの連続殺人者の被害者の遺族の家族のルポタージュでした。 加害者の家族の話や、犯人のその後の話などはよくフィクションでもあったりするけど、被害者遺族のその後はなかなかないなと読んでて思う。 プラス、ものすごい大変なんだなと。残された人間のその後。すごい傷を負って生活してる。むしろそんなことした連続殺人者が14歳だったことで、更生施設で更生したうえで弁護士になって金儲けしてる。ってことにもびっくりした。 しかも、殺した相手に払う慰謝料?なども滞納したりとか。。。。金じゃないだろうけど、だけど、だけど、最低限の約束は果たすべきだよね。 帰ってこないけど、なんだかとてもとても腑に落ちない法律ばかりなんだな。と改めて思う一冊でした。ノンフィクションです。
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被害者家族の本を前に読んだことがあるのだが、加害者の更生へ予算を割くだけでなく、心のケアも含めて被害者家族への予算投入もあるべきだ、と思う。
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「28年前の酒鬼薔薇」サレジオ高校生首切り殺人事件を追ったノンフィクション。 加害少年の更生が優先された時代、遺族達は捨て置かれ、家族を惨殺された傷を癒す術もなく自分達でお互いを支え合わなければいけなかった。 読むのが苦しくて、苦しくて。家族が殺されるって事がどれだけのものを壊...
「28年前の酒鬼薔薇」サレジオ高校生首切り殺人事件を追ったノンフィクション。 加害少年の更生が優先された時代、遺族達は捨て置かれ、家族を惨殺された傷を癒す術もなく自分達でお互いを支え合わなければいけなかった。 読むのが苦しくて、苦しくて。家族が殺されるって事がどれだけのものを壊すのか。感情を殺して、犯人への憎悪に苦しんで…遺族は死ぬまで苦しめられるんですね。犯人少年は慰謝料を踏み倒し、弁護士になり、事務所前には殺人現場と同じツツジが植えられていたって…ぞっとした。 装画:Akiko
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死人には人権がないと考えさせられる。被害者家族が被る痛みに寄り添うルポ。更生とは何か、少年法(16歳未満の少年が少年院で矯正教育と治療を受ける期間は最長でも三年未満)とは何かを考えさせられる。2004年度で日本政府が犯罪加害者の更生にかける支出は年間466億円。これでも他の先進諸...
死人には人権がないと考えさせられる。被害者家族が被る痛みに寄り添うルポ。更生とは何か、少年法(16歳未満の少年が少年院で矯正教育と治療を受ける期間は最長でも三年未満)とは何かを考えさせられる。2004年度で日本政府が犯罪加害者の更生にかける支出は年間466億円。これでも他の先進諸国にくらべたら少ないといわれるが、被害者のための予算が、年間わずか11億円という。やられ損かい?という感じがする。こういった価格を具体的数字に直すと命をバカにするなと言いたくなった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今から46年前に起きた酒鬼薔薇事件的な内容の事件のルポタージュ。残忍な手口で同級生である被害者を切りつけ、首を切断。そして、自らも傷を負うという偽装工作までやってのけ、反省の色が現在も無い。そんな、元少年Aが弁護士をしているという事実に驚きを隠せない。人を残忍な手口で殺めた人間が弁護士とは我が国の少年法の甘さに憤りを感じる。被害者1人の人生だけでなく、被害者家族の人生をも狂わせておきながら、のうのうと暮らす、元少年Aは畜生以下である。
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加害者人権ばかりが重視され被害者の人権を蔑ろにされてきた現在。少年法の元に保護され「更正」し、犯した罪を無かったことにし生活を取り戻した加害者と、40年近く事件に悩まされ終わりのない怒り、悲しみを背負い続けた被害者家族の筆舌に尽くし難い生活。 今一度考える少年法
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先日、川崎市で起きた中学生殺人事件の犯人は18歳の少年。彼は少年法によってプライバシーを保護され、国家による無償教育を受けて、数年後に社会復帰する。そして、どんな償いをしたのか、どのように復帰するのかは、社会にも被害者遺族にも明らかにされることがない。 少年による凶悪犯罪が起こ...
先日、川崎市で起きた中学生殺人事件の犯人は18歳の少年。彼は少年法によってプライバシーを保護され、国家による無償教育を受けて、数年後に社会復帰する。そして、どんな償いをしたのか、どのように復帰するのかは、社会にも被害者遺族にも明らかにされることがない。 少年による凶悪犯罪が起こるたび、日本の少年法が被害者側の救済と加害者の更生に役に立っているのかが議論される。その参考となるのが、1969年に起きた高校生による同級生殺人事件の被害者、加害者側の30年後を追った本書。 結論を言えば、加害者少年から遺族への謝罪はなく、少年の親も金銭的賠償を途中で放棄する。そして、少年は社会復帰し、結婚し、弁護士となる。著者と被害者遺族はその弁護士と連絡をとるが、謝罪の言葉どころか暴言を浴びせられる。 殺人を犯した少年が、「更生」し、弁護士になる。これこそ、まさに少年法の目的を充分に達成したケースなのか。「更生」には罪の意識を持つことは含まれないらしい。
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神戸の「酒鬼薔薇」事件の28年前に同様の事件があり、遺族に焦点を当てて書かれたルポルタージュ。 事件は犯人を憎む余裕さえなくす破壊力がある、犯人は少年法によって3年程度で漂白されやり直せる、といったところが印象に残った。 犯人は更生によって弁護士になっており、国としてはこれ...
神戸の「酒鬼薔薇」事件の28年前に同様の事件があり、遺族に焦点を当てて書かれたルポルタージュ。 事件は犯人を憎む余裕さえなくす破壊力がある、犯人は少年法によって3年程度で漂白されやり直せる、といったところが印象に残った。 犯人は更生によって弁護士になっており、国としてはこれ以上ない成功例だろうが、その後のやりとりからは更生どころか反省すらしてないことがわかる。 著者の言うように、異常心理は異常でないと理解できないのかもしれない。 遺族側の証言のみに偏っている理由の一つとして、表面上だとしても犯人が更生して生活しており、過去を追うことによって、過去を知らない周囲を含む生活を壊すことはしてはならない、ということが法律にあるらしい。 解説によると、従来の法廷は被疑者の人権を守るためにあったようで、犯罪被害者の人権について意識するようになったのはこの本がきっかけだったと解説されている。 犯人でなくても破壊者になりうる報道関係者にもぜひ読んでもらいたいと思う。 前述の理由で追えなかったのかもしれないが、加害者が実際いじめにあっていたのかどうか、当時の加害者の立場ぐらいは知りたかった。
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最後まで読み、怒りを憶えました。 少年法が以前と変わったといえ、いまだに被害者より加害者の更生のために、たくさんのお金が使われています。名前も報道されず、時期がくれば名前を変え、社会に戻ってきます。 被害者家族のやりきれない気持ちはどこにいけばよいのでしょうか。 この本の中では、...
最後まで読み、怒りを憶えました。 少年法が以前と変わったといえ、いまだに被害者より加害者の更生のために、たくさんのお金が使われています。名前も報道されず、時期がくれば名前を変え、社会に戻ってきます。 被害者家族のやりきれない気持ちはどこにいけばよいのでしょうか。 この本の中では、被害者家族達はこの事件の後に崩れていきます。 その保障も支援もされないのが現実なんですね。 偉い人達には、少年Aは更生したと思われているんでしょうね。被害者側からの目線ですがもし更生していたらあの言葉は出てこないですよね。
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