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パラドックス13 の商品レビュー

3.6

471件のお客様レビュー

  1. 5つ

    84

  2. 4つ

    149

  3. 3つ

    156

  4. 2つ

    31

  5. 1つ

    10

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2009/10/04

設定は特異な近未来小説。当然あるはずの世界が崩壊したら。 リーダーの冷静な判断力と行動に脱帽する。 キャリアって実際にもそうなの? 中盤以降は次第にはまった。映像化されそうだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

東野圭吾初のSF作品。 SFというにはちょっぴり、いや、物足りない作品でした。 ただ、東野圭吾らしい文章構成ではありました。 でもね、最後がちょっと微妙でした・・・。

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2009/10/04

これは好き。 個人的に東野圭吾って ストーリーは 確かに面白いけれど 文体が暗くて ちょっと苦手なんだけど でもこれは好き。

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2011/09/07

東野圭吾でなければ4★だけど...結末が気になって一気に読んでしまった。おもしろかったけど、ちょっと強引な結末?

Posted byブクログ

2009/10/04

個人的に、東野の作品ってものすごく当たり外れが多いような気がします。コレは僕的には「ハズレ」。まず、設定が安っぽい、登場人物がいかにものステレオタイプ、結末がありきたり。SFでもなく、サバイバルものでもなく、パニックものでもない、なんとも中途半端な仕上がりです。ま、これでも売れる...

個人的に、東野の作品ってものすごく当たり外れが多いような気がします。コレは僕的には「ハズレ」。まず、設定が安っぽい、登場人物がいかにものステレオタイプ、結末がありきたり。SFでもなく、サバイバルものでもなく、パニックものでもない、なんとも中途半端な仕上がりです。ま、これでも売れるんでしょうけどね、きっと。

Posted byブクログ

2009/10/04

内容紹介 「世界が変われば善悪も変わる。 人殺しが善になることもある。 これはそういうお話です」東野圭吾 運命の13秒。人々はどこへ消えたのか? 13 時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残...

内容紹介 「世界が変われば善悪も変わる。 人殺しが善になることもある。 これはそういうお話です」東野圭吾 運命の13秒。人々はどこへ消えたのか? 13 時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか 13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。生き延びていくために、今、この世界の数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない! 張りめぐらされた壮大なトリック。論理と倫理の狭間でくり広げられる、究極の人間ドラマ。“奇跡”のラストまで1秒も目が離せない、東野圭吾エンターテインメントの最高傑作! 内容(「BOOK」データベースより) 13時13分からの13秒間、地球は“P‐13現象”に襲われるという。何が起こるか、論理数学的に予測不可能。その瞬間―目前に想像を絶する過酷な世界が出現した。なぜ我々だけがここにいるのか。生き延びるにはどうしたらいいのか。いまこの世界の数学的矛盾を読み解かなければならない。

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2009/10/04

3月13日13時13分からの13秒間、 地球は謎の“P−13現象”に襲われるという。 何が起こるか、論理数学的に予測不可能。 P-13現象はともかく、 主人公達の置かれる設定はどこかで見たような… それでもありきたりで終わらないのは さすが東野圭吾というところです。 ハラハラ...

3月13日13時13分からの13秒間、 地球は謎の“P−13現象”に襲われるという。 何が起こるか、論理数学的に予測不可能。 P-13現象はともかく、 主人公達の置かれる設定はどこかで見たような… それでもありきたりで終わらないのは さすが東野圭吾というところです。 ハラハラドキドキだけじゃなくて、 一見便利な文明社会の脆さとか 善悪の見極めの難しさとか いろーんなことを考えさせられます。 本屋さんのPOPに東野圭吾さんから 「世界が変われば善悪も変わる。人殺しが善になることもある。これはそういうお話です」 ってコメントが載ってたけど、本当その通り。 P-13現象そのものじゃなくて、 そこに取り残された13人の心模様や人間関係が 本当の主題なのかなぁと思いました。 自分が14人目だったら… そんな風に思いながら読むと ますます面白い1冊だと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

「世界が変われば善悪も変わる。人殺しが善になることもある。これはそういうお話です」東野圭吾 運命の13秒。人々はどこへ消えたのか? 13時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか...

「世界が変われば善悪も変わる。人殺しが善になることもある。これはそういうお話です」東野圭吾 運命の13秒。人々はどこへ消えたのか? 13時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。生き延びていくために、今、この世界の数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない! 張りめぐらされた壮大なトリック。論理と倫理の狭間でくり広げられる、究極の人間ドラマ。“奇跡”のラストまで1秒も目が離せない、東野圭吾エンターテインメントの最高傑作! * さすが東野さん。その一言に尽きる作品。 3月13日13時13分から13秒が失われるという、なんて安直な設定なんだと最初は思った(しかも13日金曜日という設定だしw)。が、そんな思いの束の間。決して起こるはずのない世界のはずなのに、筆者の類稀な想像力と創造力で、ドンドン本の世界に引き込まれる。しかも、ただのSF小説にとどまらず、リアルな人間ドラマ、ひいては社会や人の生き方についての問いも描き出しているので、読み応えたっぷり。 細部の描きだしはもちろん、作品全体を通じてのストーリーも見事としかいえず、抜群のセンスを改めて感じた。 500ページ近い長編だが全然間延びしない。オススメの一作です。 ※印象的だった箇所 p.164-p.165 「日本の福祉政策は大したことないといわれたが、それでもいろいろとやってくれた。(中略)だけど、それがなくなってしまった時のことは、誰も責任を取ってくれない。だから、地震や台風なんかの時、まっさきに年寄りが死んでいく」 (中略) 「私は今、どうにかこうにかここまで来た。年寄りで体力がないうえに怪我をしている。それなのに来られた。理由はほかでもない。皆さんのおかげだ。身体を支えてもらったり、手を貸してもらったりしなければ、到底無理だった。それで思うんだよ。真の老人福祉とは、手すりをつけたりバリアフリーにすることではないとね。足腰の弱った老人に必要なのは、そんなものではなく、手を貸してくれる人なんだよ。それが家族であれば理想的だ。近所の人でもいい。ところが国は、家族がばらばらに生きていかざるをえないような国づくりをしてしまった。その結果、ひとりで生きていかねばならない老人が増えたわけだが、その事態を国は文明の利器で対応しようとした。で、老人はそれらに頼り、ひとりでも生きていけると錯覚する、私も錯覚していた一人だ」

Posted byブクログ

2011/05/20

★4.6。 ボストン旅行の成田で衝動買い。ハードカバーで買っちゃったけど後悔なし。文句なしに一気読みできた。 テンポの良さ、テーマの深さ、深いけど設定がすごいことになってるので そこまで暗くならずに読める。臨場感文句なし。 どうやって終わらせんの?!と危惧しながら読んだ通り、ラス...

★4.6。 ボストン旅行の成田で衝動買い。ハードカバーで買っちゃったけど後悔なし。文句なしに一気読みできた。 テンポの良さ、テーマの深さ、深いけど設定がすごいことになってるので そこまで暗くならずに読める。臨場感文句なし。 どうやって終わらせんの?!と危惧しながら読んだ通り、ラストがもう一歩。 でも設定上あれ以上の終わり方はないか・・。 最近の東野さんの中ではヒットです。

Posted byブクログ

2009/10/04

異質な感じがした。テーマの大きさに対して、書き手が持て余しているような印象を受ける。発想の転換を着眼点にもってくるあたりはさすが。わかりやすいキャラと展開で、あっと言う間にレールに乗って進んで行く。 何らかの大きな決断をしないことには、話が終わらない。そしてその決断を読者に納得さ...

異質な感じがした。テーマの大きさに対して、書き手が持て余しているような印象を受ける。発想の転換を着眼点にもってくるあたりはさすが。わかりやすいキャラと展開で、あっと言う間にレールに乗って進んで行く。 何らかの大きな決断をしないことには、話が終わらない。そしてその決断を読者に納得させるには、それに至るプロセスが必要不可欠。このプロセスの部分が一番重要ではないかと思う。非日常的な経験の中で消耗し、それでも成長していくキャラたち。しかしその過程が、タイプの違うエピソードを焼き増ししてるだけにしか見えないのだ。この中盤の単調さに飽きがきて、東野作品には珍しく読書が停滞してしまった。崩壊していく東京の様子も淡々としており、作中と読み手の温度差は広がるばかり。好きな要素であるシンプルな筆致も、本作品においては説明不足に拍車をかけるだけ。 しかし何だかんだ言っても、この時期にこのテーマを持ってきたことは大きいと思う。荒唐無稽な設定だが、自分だったらどうするかどうなるか、とにかくいろいろ考えさせられた。

Posted byブクログ